
↑燃えるような夕焼け(メインスタンドは工事中)
今夏は例年にも増してものすごい暑さが続いています。1週間たって思い返すと、この川崎戦が暑さのピークだったのではないかと思えてなりません。昼の日差しと高温はもちろんですが、夜になっても温度も湿度も下がらず、観戦するだけでも大変でした。
そんなわけで、毎年アウェイの川崎戦といえば自転車で行くことが定番でしたが、今回は晴れているにもかかわらず電車で。しかも、タクシーまで動員する軟弱仕様でした^^; 電車だからビールが飲めるぞー!と喜んでいましたが、アルコールってよけい暑くなるんですよね^^; 結局、ろくに飲むこともなく、しかもスタジアム内で買った水はおそるべきぬるさで、何というか、我慢比べみたいな感じでした。
お世辞にも「サッカー向きのコンディション」とはいえない環境の中でしたが、選手たちは驚くほどに動いていました。ホント、それだけでビックリ。ふだんの東京だったら、もっと気温が低くても足が止まってるよ……^^; これも「多摩川クラシコ」という舞台のおかげなのでしょうか。川崎主導の企画だの何だの言われてきましたが、川崎戦は得点が入るし、おもしろい試合になる……というイメージができれば、それだけでも「クラシコ」と銘打っただけのことはあると思います。
結果は、このカードには珍しい「引分け」でした。もしかしたら、いちばんの勝者は「猛暑」だったのかもしれませんが……。どうか誰も倒れませんように!と思いながら見ていましたが、とりあえず無事に終わって、本当によかったです(川崎側にはけが人が出てしまったようなので、そうともいえませんが……)。

↑ゴール裏
もうひとつ、覚えておきたいのは、この試合の審判団。ポーランドから来られた、シモン・マルチニアクさん(主審)、ラドスラフ・ジャイカさん(副審)、パベル・ソコルニッキさん(副審)。この週に開催されたウルグアイとの親善試合を担当するために来日されたようで、JFAのサイトによれば来日期間は16日まで。ということは、唯一担当されたJの試合がこの川崎戦だったのですね。
すばらしい審判に試合を担当していただくことができて、本当によかったです。試合を見ていて、審判に関するストレスを感じなかったのは久しぶり。ポーランドの人にとっては驚くほどの暑さだったと思いますが、彼のおかげで選手たちも力いっぱいプレーすることができたのではないか?という気さえしてきます。
(ミッドウィークのウルグアイ戦は、東京ファンにとっては不満の残る試合ではありました……が、優秀な審判に加えて、B代表ではなくホントのA代表で、しかもきっちり仕事をしてくれたウルグアイの選手の皆さんには本当に感謝したいと思います)
試合内容については、わたしが書くまでもないので……。後半開始直後の失点は、「相変わらずだなー」というものでした。入り方って本当に重要ですね

↑ハーフタイムの悪狸と海豚
さて、「多摩川クラシコ」と銘打ってよかったことは、互いのマスコットが敵地に行くようになったこと。これも、マスコットに理解のある川崎フロンターレのおかげだと思います。東京主体だったら、(特に以前の体制では)ありえないことだったでしょう。
今回は、ドロちゃんとふろん太が取っ組み合っている写真のポスターがよかったなあ。結局、写真を撮ってくることができなくてガッカリです……。で、そのポスターの再現になったのがハーフタイムで、これもなかなか楽しませてくれました。
試合前には、ゴール裏に合わせて踊ったり、直立不動でユルネバを聞いたりと、相変わらず「わかってるなー」というドロンパの仕草の数々にシビれました^^; 敵地で、しかも相手はイルカと蕪ともうひとりは何だ!?の3人!?もいるのに、実に毅然としていましたね~。あの暑さの中、たいへんだったと思います。ホント、ウチのマスコットは誇らしいわ!

↑ユルネバ中。子狸誇らしい
暑くてパソコンの前に座るのがイヤで更新をサボっているうちに、もうマリノス戦の日になってしまいました。今年の東京はすごくわかりやすくて、前半は上位チームにきれいに負けています。後半、ここを何とかしないと上位進出は難しいでしょう。選手たちも充分わかっているようなので、今日はぜひ勝ってもらいたいですね。
個人的には、ACL圏内に行けたらいいな~と思ってます。現状の順位と勝ち点数では、不可能ではない数字。でも、今日勝てなかったら……いやいや、そういうネガティブなことは考えず、頑張りましょう! ……今日も暑いけど……^^;

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