ランコ・
ポポヴィッチ監督の、今シーズンいっぱいでの退任が決まりました。
このたびFC東京では、ランコ ポポヴィッチ監督との来季契約を更新しないことで合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、今季の公式戦終了まではランコ ポポヴィッチ監督が引き続き指揮を執ります。後任につきましては、決まり次第あらためてお知らせいたします。
(FC東京公式)
意外でした。
てっきり、3年は指揮するものと思っていたので。
でも、考えてみたら「なぜ3年?」とも思いますよね。城福監督のときには、3年目に見事(笑)降格したわけですし。
今年の「ポポナイト」では、観客の質問に答えて「もちろん、アーセナルのようなサッカーをやりたいとは思っているが、すぐにはできないことで、時間が必要だ」と答えていました。わたし自身、ポポサッカーが結実するのは来シーズンだろうと思っていたのです。
試合を見ていて、常に不満がなかったわけではありません。昨年同様、3歩進んでは3歩戻るような成績、肝腎なときに勝ち切れないメンタル、時には遅すぎる選手交代。審判にやたらとつっかかっていくところを、時には見苦しいと感じたこともありました。
でも、昨年よりも確実に進歩していることもあります。それは、「得点がとれるようになったこと」。12年間SOCIOを続けてきて、かつてこんなにも得点がとれた東京を見たことがありません。しかも、日本人選手が得点王争いをしているなんて……!
昨年は多かったけが人も、今年は「コンディショニング・ダイレクター」の就任によって改善されました。来年はメンタル面のコーチみたいな人を招聘すれば、ひ弱な都会派サッカーも改善されるはず!……そう思っていたんですけどねえ。ああ残念。
◆
東京にとっても、まだ10月という時期にこういう発表をするのは珍しいのではないでしょうか(マスコミにリークされたからという説もあり)。トーチュウによれば、社長は「新しい風を入れたほうがいい」と語ったとか。
阿久根さんが社長になってから、ずっと掲げられてきた「自立」というテーマ。でも、これが達成されたとは、今の段階では思えません。もっと上の順位に行くために、大きな決断をしたということなのかもしれません。
Jリーグは身近すぎるリーグなので、なかなか冷静には見られませんが、海外サッカーを見ていると、監督には2つのタイプがあるように思えます。
それは、「優勝を請け負うタイプ」と「育てる(あるいは残留させる)タイプ」。
ポポさんはすばらしい監督ですが、タイプでいえば後者なのかもしれません。
7年後にはオリンピックが開催されます。FC東京としては、それまでに優勝は経験していたいものです。本来であれば、もっと強くなっていてもいいはずなのに、ずっと中位だったり、降格しちゃったりと、足踏みばかり続けてきました。今度こそ
「ホップ・ステップ・チャンプ」、大きく前進しなくてはなりません。
そのための、お別れなのかな……。
現・甲府監督の城福さんが
ぐだぐだ言っている(今季味スタでの試合で吹っ切れなかったのかな~でも次も勝つよ!)のを見ると、別れが惜しいな~と思える段階にサヨナラするのがいいのかもしれないと思うようになりました(笑)。ヒロミとだって、2度目がなければもっといい思い出でしたからね^^;
だからこそ、次期監督選びは重要です。優勝させてくれる監督って誰だろう?と考えると、限られてくると思うのですが、どうなるのかな!?
ポポさんを慕って東京に来てくれた選手もいることですし、選手へのケアも必要ですね。
もっとも、過去にはルーカスが電撃復帰!しちゃったこともありますし、もしかしたらポポさんとまた歩むことになるかもしれませんよ~(笑)。3位以内だってまだわからないし、天皇杯も残っていますから!

↑ドロちゃんお誕生日で
結局のところ、わたしがポポさんのことを大好きだった理由は、ドロンパをかわいがってくれたせいかもしれません(笑)。こんなにマスコットを大事にしてくれた監督は、ポポさんが初めてでしたから。本当にありがとう~!
ポポTシャツ持って、シーズン中に小平でサインをもらってこなくちゃ!
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