
↑キックオフ1時間前、奥から見た駐輪場
今まで使っていた「西側駐輪場」が閉鎖されて、新たに「北側駐輪場」がオープン。しかし、駐輪場スペースは以前の3分の1以下になってしまい、出入口も狭く、使い勝手のよくないラック式。場合によっては、別の駐輪場所を考える必要もあるかもしれません。
(ちなみに新駐輪場情報は、3月5日に「2014シーズン試合運営に関する変更点について」というニュースでようやく言及されましたが、トップページから飛べる「味の素スタジアム」情報は、3月12日現在はまだ昨年のままです^^;)
キックオフ約1時間前に駐輪場に到着。すでに自転車があふれているかと思いきや、いちばん奥に空きがあったのでそちらに駐輪。あたりまえですが、出口に近いところから埋まっていくのですね。でもこの時点で、空いているラックは50くらい。空きを求めてうろうろする人も見ました。
「あふれちゃったらどうするんですか?」
現場のバイトさんに聞いてみたところ、「バイクの駐車スペースにとめます」とのこと。それでもあふれる場合は、北側駐車場のスペースの一部を使うそうです(この日もそのつもりで駐車場にパイロンを置いていたそうですが、いつのまにか駐車されちゃったらしい^^;)。
というわけなので、駐輪スペースについては臨機応変に対応してくれそうなので、少し安心です。過去の西側駐輪場での記憶によれば、アウェイから自転車でやってくる人が少なくない川崎戦、そもそも客が多い浦和戦、または昨年後半のセレッソ戦などの「動員がかかった試合」の場合はあふれる確率が高くなると思われます。
この日の観客数は22398人。個人的にも「思ったより入ってないな」という試合だったので、駐輪スペースにはあまり問題が発生しなかったのかもしれません。ちなみに、試合が終わってから駐輪場に戻ってみると、バイク駐車スペースの一部が駐輪スペースになっていました。バイクスペースについては、問題はなさそうです。

↑後に駐輪場として使われたバイクスペース
駐輪スペースについては、危惧していたほどのことにはなりませんでした(あくまで「今回は」ということですが)。
でも試合後の混雑については、想像以上……。こっちのほうが問題かも。
試合が終わると、西門から出たお客さんたちが一斉に北へ向かって歩道を歩いていきます。今までは、その人の流れを止めるのは、シャトルバスやタクシーの出入りだけでした。でも、今度はここに自転車とバイクとクルマが加わったのです。
駐輪場の出口は一箇所しかなく、しかも非常に狭いため、自転車とバイクが列を作って順番待ち。少し歩いては停止させられる歩行者もイライラするし、いつまでたっても出ていけない自転車とバイクもイライラするし、さらにその先には北側駐車場から出ていくクルマもいるので、混雑に拍車がかかります。
しかも駐輪場を出た自転車は歩行者と合流、すぐに道路を渡ることもできないので、横断歩道のあるところまでしばらく押し歩きしなくてはなりません。あー、実にカオス!
昨年までは、自転車とバイクとクルマは道路を渡った反対側に駐車・駐輪ができていたので、歩行者の流れには影響しませんでした。でも、今年からはダメですね。初めてのことで、交通整理の手際がよくなかったのも問題かもしれません。経験を積むにつれて、少しずつ改善されるのではないでしょうか(期待)。

↑いざとなったら駐車場の一部も自転車用になるらしい
(追記:試合後は自転車はここから出ていくように変更されました)
これは構造上の問題なので、FC東京にできることはたぶん「もっと手際よく交通整理をする」という程度でしょう。味スタにとっては、他に駐輪場をつくる場所もないので「仕方ない」レベルかも。でも、駐輪場奥の植え込みを撤去して、奥からも出入りできるようにすれば、歩行者とバッティングせずに出ていけるようになるのですが……。
味スタで行なわれるさまざまなイベントの中で、もっとも客の「自転車率」が高いのは東京の試合だと思います。ライブだと遠方から来る客が多い分、自転車利用率は減少するでしょうし、J2チームの試合ではそもそも数が少ないでしょう。こんなに混乱するとは、味スタ側も思っていなかったんじゃないかな。
わたし自身はのんびりと帰るタイプなので、混雑の影響はあまり受けなくてすみそうです。でも、ひととおり混雑が引くまで待っているのにも限度がありますし、昨年までに比べると快適度がかなり下がったので、駐輪スペースの引っ越しを考えてみようかな……。
次に自転車観戦しそうなのは「多摩川クラシコ」かな~。次回は南側駐輪場にトライしてみようかと思います。報告はまた改めて。
追記:試合後の導線があまりにひどかったため、現在は改善されております。

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