「なぜだ! 前半は我が軍が圧倒して2点をリードしていたのに、なぜ逆転負けを喫してしまうのだ!?」
「……坊やだからさ」
……と、赤い人に言われちゃいそうな試合。いや、赤いチームに負けたのですが。
選手だけではなく、ポポさんだって鹿島の監督に比べればまだまだ「坊や」かもしれません。あんな懲罰交代やってるようでは。
ただ、前半の東京は本当にすばらしかったです。今年は鹿島に勝てる!と思わせてくれました。ラインを高く上げてパスを回し、ダヴィをイライラさせて何もさせなかった。後半は鹿島に疲れも出るでしょうから、さらに圧倒することができるだろう……そんなふうにも思わせてしまうほどに。
でも、後半の入り方が悪く、それをずっと修正できないまま。鹿島の3得点は、またもや東京がプレゼントしたようなものです。それでもしっかり勝つのが鹿島で、あたふたして負けてしまうのが東京。成熟度の差が、試合を決定づけました。
昨年、故障者が多いことを問題視した東京は、今年は「コンディショニングダイレクター」という役職を設け、新たな人材を雇い入れました。さらに必要なのは「メンタルコンディショニングダイレクター」かな。こうまで自滅パターンが多いと、ちょっと考えたほうがいいかと思います。「自立」を求める方向性は間違ってはいませんが、いかんせん結果に結びつかなくて……。
後半も前半のような戦いができれば、東京は優勝を狙えるチームになるでしょう。でも、サッカーは45分ではなく90分のゲームです。中断前に、やっぱり課題がたくさん見つかってしまいました……でも、修正点が明らかになっただけでもよかったのかな(って、これは前々からわかっていたことなのに)。
ただ、前半戦のこのメンバーで戦う試合は、これが最後でした。約ひと月後、スタメンとして出場するのはたぶん違うメンバーになるでしょう。誰が残るのか、誰が来るのか……どうであろうと、われわれは応援するだけなのですが……。
ああ、前半だけなら何度でも繰り返して見たいほどなんだけどな~。鹿島まで遠征された皆さま、お疲れさまでした。あ~、あとひと月、週末は何して過ごそうかな~(自転車に乗れ!^^;)。

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