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「Jリーグ 」カテゴリ記事一覧


2ステージ制決定で思うこと。

2ステージ制、決まってしまいました。

不思議なのは、新しいシステムを決めた側も「理想は1ステージ制」と言い切っていることです。つまり、理想をかなぐり捨ててでも、2ステージ制にしなければいけなかったということなのでしょう……その理由は、要するに「金」です。

それも、1枚数千円のチケットの売上を増やしていこうというのではなく、もっと手っ取り早く大きな金額が得られる「放映権料」「スポンサー」によって収入を増やそうというのです。

本来であれば、地道に「体質改善」していかなくてはならないところを、こうした「ドーピング」で乗り切ろうというのは、それだけ危機感が強かったことの証でしょう。でも、ドーピングでの改善は一時的なもの。それだけに頼らず、やはり全体的に、じっくりと努力していかなくてはならないでしょう。



ところで、このニュース、われわれにとってはものすごく重要な「事件」でしたが、世間ではまったくそうは思っていないようでした。

昨夜、23時すぎのNHKのスポーツニュースをつけていたところ、10分ほどの枠で報道されたのはカーリングと大相撲とプロ野球と大リーグの青木。サッカーの話題はまったく出ませんでした。NHKは天皇杯を共催し、地上波でJリーグ中継をすることもある、今どき奇特な局ではありますが、それでもこの扱いです。

現在でも、Jリーグの結果にはたいしてニュースバリューはありません。毎週、J1の結果が「スコア一覧」という名のテロップ1枚で知らされる程度です。時間を割いて報道されるのは、優勝が決まったときと、カズさんが最年長ゴールの記録を更新したときくらいかな。毎日の結果が詳細に報道されるプロ野球とは雲泥の差です。

Jリーグの試合自体の地上波放送を増やすよりも、地上波のスポーツニュース内でもっと時間をとってもらえるように努力するほうが、結果的にはアピールにつながるんじゃないかな。もっともさ来年以降は、優勝が決まる回数が増えるので、30秒くらいは露出が長くなるかもしれませんが^^;

今回のことは改めて、Jリーグが「井の中の蛙」でしかないことを思い知らされてしまった事件でもありました。



さて、新たなチャンピオンシップ(名称知らない)にはスポンサーがついて、地上波での中継が行なわれることになるのでしょう。でも、はたしてそのスポンサーは「費用対効果」を実感できるでしょうか。

たぶん、地上波での視聴率はそれほどとれず、NHKはもちろんスポンサー名を抜いて報道し(ナビスコ杯だって「リーグカップ」ですからねえ)、昔からのJリーグのファンはこの新たなスポンサーにはよいイメージをもたないでしょう(「ナビスコ」のように愛着をもつことはなく、むしろ敬遠しそう)。

(試合の開催時期が12月で、ゴールデンタイム放送を狙ってのナイトゲーム、しかもチケットもいつもより高額……になりそうだと考えると、当該チームのファン以外はあまり行かないんじゃないかな~。まして、日本でクラブワールドカップが開催されたりしたら、ますます注目度が下がるだけ^^;)

だとすると、このスポンサーがつくのも、せいぜい契約期間内で終わりでしょう(5年という噂です)。Jリーグは、ドーピング的な収入がある5年のあいだで、大幅に体質改善しなくてはなりません。



ここからは、「どうしたらJリーグに関心が集まり、お客さんが増えるか?」を考えてみます。

アプローチのひとつは「日本代表」。代表の試合は親善試合でもプラチナチケットなのに、Jリーグではそうはなりません。一方で、J2のガンバ大阪のアウェイゲームのチケットが完売になるのは、遠藤選手や今野選手を見てみたいと思う人が多いからでしょう。

でも現実には、代表選手の所属チームの大半は海外のクラブで、J所属選手の代表組は、呼ばれても試合に出ることもままならない状態です。それならば、J所属の代表選手をもっと増やしてほしい!と思うのです。

先日の東アジアカップでは、J所属の代表選手が主力で登場しましたが、それなりに視聴率を取ることができました。同じように、大会によってはもっとJリーグの選手を活用してもらいたいと思うのです。「B代表」というか「J代表」ですね。うまくいけば、選手の裾野も広がるし、もっと一般の人の注目も集められるのではないでしょうか。



いきなり個人的な話ですが、わたしの叔母夫婦は宇都宮に住んでいます。先日、雑談の途中、話題がサッカーのことになりました。すると、叔父は「俺も券もらって行ったことあるのよ、栃木の試合。でも、弱いからねー。それに、俺でも下手だってわかるよ。やっぱり代表とは違うよねー」と言うのです。

代表レベルを求めてJ2の試合に行くのはちょっと違うのでは!?とは思いますが、同じ「サッカー」だからそう思ってしまうんだろうなー。これが「孫が出る試合」であれば、子供サッカーだろうと何だろうと全力で応援するのでしょうが……。地域にサッカーが根付くかどうかの基準は、その地域の人が地元チームの選手を「家族」のように思えるかどうかによるのかもしれません。

一方で、宇都宮を代表するスポーツイベントといえば、毎年秋に開催される自転車レース「ジャパンカップ」。こちらについては、叔母が楽しそうに話してくれました。「そのへんの店先に、すごくカッコいい外人さんがいて、フツーに買い物してるのよ! スラっとして俳優みたいなの! それで、お父さんに頼んでレースに連れてってもらったの!」……なんなんだこの差は……(笑)。

フツーの日本人サイクリストだとちょっと気恥ずかしいジャージ姿も、外国人選手だとすごく決まっていて「キラキラして王子様のよう」なのだそうです。おまけに、声をかけると気軽にサインでも何でも応じてくれるそうで、60代の叔母でも目がハートになってしまうというわけです。かくして、叔母はすっかり自転車レースファンになり、毎年、レース結果が大々的に報道された「下野新聞」を送ってくれるようになりました。

……というわけで、Jリーグにも、実力のあるキラキラした外国人選手に来てほしいですね! プロ野球でも、最下位のヤクルトの試合が完売になるのは新記録がかかったスター選手がいるからでしょう。今の日本には地震や原発リスクがあるので、なかなか来てくれる人はいないのかもしれませんが、2ステージ制にすることで得られたお金を、「スターを呼ぶ」というところに投資してもいいのではないでしょうか。



直接、観客増に結びつくかどうかはわかりませんが、ネットの活用についてももっと考えてもらいたいと思います。

だって、最近の若者はそもそもあまりTVを見ないそうじゃありませんか。TVを持たない人も増えているとかで、そんな時代に「地上波で放送!」といっても、放映権料以外のメリットがあるとは思えません。

もちろん、全試合放送してくださるスカパーさんには最大限の配慮をしつつ(現実問題として、J全試合を放送してくれる局なんてスカパー以外にはありえないから)、ダイジェストや試合映像を利用した自由なネットプログラムが作れるようになるといいな~なんて考えてます。

個人的に見てみたいのは、「判定の検証番組」。この手の番組、海外では日常的に放送されているようですが、日本ではタブーにあたるらしくて(笑)、まったく放送されません。一時期のスカパーのハイライト番組では審判のジャッジの正当性について考察するコーナーがありましたが、これも圧力(?)か何かでなくなってしまいました。

審判を糾弾することを目的とするのではなく、判定をいろいろな角度から楽しむプログラムってアリだと思うのです。とあるPKだって、片方のチームファンから見れば「まったくPKじゃないのにヒドい判定だ!」ということになるのに、もう片方のファンからは「まったくPKじゃないのにもらえてラッキーだ!」になるのですから。ネットでは盛り上がりそうだけどな~。

試合映像の二次利用をやりやすくして、自由なプログラムを作らせることで魅力を発信し、それを来場につなげていくこともアリだと思います。ハイライトでは試合映像しか見られませんが、スタジアムでは試合前にさまざまなイベントが行なわれていて、それらをおもしろおかしく見せることも有効でしょう。

マスコットたちはゆるキャラではありませんが、もっとマスコットイベントを多くしてもいいですよね~(←結局これか!^^;)



あと、Jの観客を増やす最大の策といえば……

「ワールドカップ招致!」!

これしかありません。

カタールの代わりに立候補しません? で、今度こそ専用スタジアムをちゃんと作りましょう。今なら、東京五輪と費用を折半できるからおトク!かも!?


何を隠そう、わたし自身、02年W杯をきっかけにスタジアムに通い始めたクチですから。



1ステージ制の復活と、Jリーグの繁栄を願いつつ……。
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2ステージ制には反対です。

昨日の試合の後、浦和のゴール裏は2ステージ制に反対する横断幕で埋め尽くされました。

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2ステージ制はもちろん大反対。試合の後、順位表を見ながら今後東京の順位がどうなっていくのかを考えてみたりもしましたが、もし2ステージ制になったら、試合観戦の前提条件が根本的に変わってしまいます。

プロ野球が「クライマックスシリーズ」なるものを始めたと知ったときは、「1シーズン頑張って戦って首位になってもイミないシステムじゃん。あほくさ~」と思ったものです。まさか、Jリーグがプロ野球の後追いをするようになるとは。時代逆行もはなはだしい。

この「改革」は、主にJ1リーグの観客数が減っていることに危機感を抱いて……というためだそうですが、2ステージ制になって新たなお客さんが増えるとも思えません。

観客増を見込んでというよりは、2ステージ制やチャンピオンシップ(?)にそれぞれスポンサーを付けることによるJリーグの収入増を狙っての「改革」なのでしょう。そして、スポンサーの目星もある程度はついているのかもしれません。でも、これだけ多くのサッカーファンが反対していると知ったら、企業側もスポンサードするのを躊躇するかも!?

FC東京ファンとしては、いつもファンの声を熱心に聞こうとする阿久根社長がどう思っておられるのか知りたいところ。現場からも疑問の声が上がる中、Jリーグのクラブの各社長が反対の声を上げれば、こんな改革は進まないはずなのです。

それでも2ステージ制になってしまうのだとすれば、2ステージ制による収入増が確約されているとか、危機感が強すぎてどんな改革であれとりあえずやるしかないと思ってしまっているとか……。守秘義務とやらで、公開できないこともあるのかもしれませんが……。

2ステージ制になったら、1シーズンのプランがそもそも変わってくるはずです。今までは2クールのアニメ作品だったのに、分割2クールになるというか(違うけど、ちょっと似ているような気がする^^;)。選手たちのコンディショニングも違ってくるでしょう。1ステージで戦う欧州リーグを目指すには不利になるかもしれませんし、ひいては日本代表の強化にも悪影響が及ぶ気がします。

また、日本独自のシステムは、Jリーグというコンテンツを海外に売る際にも支障になるでしょう。今年、Jリーグの放送がアジアの数カ国で決まりましたが、ガラパゴス化したレギュレーションではわかりにくくて、コンテンツとして買ってもらいにくくなるのでは?

エルゴラのインタビューでは、Jリーグの中西大介Jリーグ競技・事務統括本部長は「将来的には、Jリーグも王道で勝負したい」と語っています(4ページ目)。すでに今、王道で戦っているのに、どうして逆戻りしなくてはならないのか……まったくよくわかりません。

ついこの間まで、欧州を真似て「秋春制」にしようとしておきながら、今回はあっさり欧州とは違う「2ステージ制」にしたいなんて、まったくもって矛盾しまくっています。フットボールの本場を目指したいのであれば、ちゃんと意識を統一してほしいものですよね^^;

2ステージ制にしたとしても、たいして効果がなくて数年後には1ステージ制に戻すような気もしちゃうんですよね。で、結局、自分の首を締める結果になってしまうような……。


ファンの声が届いて、Jリーグが思いとどまってくれるように祈るばかりです。
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Jリーグ20周年!

本日2013年5月15日は、Jリーグが誕生して20年目の誕生日だそうです。

1993年5月15日って、何してたんだろう!?

なぜか、自宅で家族と開幕のニュースを見たような気がしますが、そのときはもう配偶者がいたはずなのでそれは偽の記憶^^; たぶん、たまたま実家に帰ったときにTVでJリーグの試合が流れていたのでしょう。父が「サッカーってのはよくわかんねえな。なかなか点が入らないし」と言っていたのを思い出します。

わたし自身はもともとスポーツとは縁遠い生活をしていましたので、「Jリーグ? 何それ」という印象でした。変な色とデザインのユニフォームはカッコ悪いし、「ガンバ」とか「サンフレッチェ」とかいうダジャレみたいなネーミングもダサいし、カズダンスなんて恥ずかしくて見ていられないし……。何でそんなに騒ぐんだろう!?とシニカルに見ていたので、数年後に凋落が囁かれるようになると、溜飲を下げたような気持ちになったものです^^;

ツイッターで「#J開幕当時の自分に言っても信じられない事」というタグ付きでいろいろつぶやかれています。まったくもって、当時の自分に今の状況を伝えても信じてくれないだろうなあ。そもそも当時は「FC東京」はありませんでしたしね。

そういえば、ずっと前、日本代表の試合を見に行ったこともありました。何とW杯の予選で、対戦相手はUAEだったと思います。チケットは会社の同僚にもらったもの(!)で、タダでした。当日は間違ってゴール裏みたいなところに入っちゃったのか、観客の背中とチャントしか印象に残っていません^^; 今やプラチナチケットの代表戦も、ほんの少し前までは「タダでもらえる」こともあったんだな~。

その後、何となく時流に乗って、「ドーハ」や「ジョホールバル」をTVで見てはパソコン通信でブツブツつぶやいたりしていましたが、それだけの話。やがて98年には、体調が悪くて不眠だったせいでW杯をほぼ全試合リアルタイムで見てしまい、少しずつ気持ちがサッカーに傾いていったのでした……といっても、やっぱり「Jリーグってダサい」という気持ちはあまり変わらず、いわゆる「海外厨」になっていったのですが^^;

前にもブログには書いたと思いますが、FC東京を見るようになったきっかけは「原博実」と「02年W杯」。お気に入りの解説者の原さんが解説業をやめてしまい「Jリーグなんかの」監督をするというのと、実際にW杯の試合をスタジアムで見る前に、Jリーグの試合で予行練習しておこうと思ったためでした。あとは「読売は大嫌い」ね^^;

初めて東京スタジアムに行ったときの印象は鮮烈でした。とにかく、ピッチがきれい!ということ。もっと寂れているかと思っていたのに、ゴール裏がすごく賑やかで、応援を聞いているのが楽しかったですね。初めて行った試合はナビスコでした(←リーグ戦とナビスコの区別がついていなかった)。試合は、たぶん勝ったような気がしますが、試合の記憶はあやふやです。

02年W杯では、晴れやかな祝祭のような試合を5試合も見て(宮城で日本が敗退した試合や、決勝戦も見ました)、お祭りが終わった後は、なぜかあたりまえのように東京スタジアムに足を運んでいました。

初めて見たリーグ戦では「戸田」という選手がハットトリックを決めてものすごく盛り上がったことと(こんなにスゴいFWなら得点王にもなれるな!と単純に感心したものです)、右サイドにすばらしく脚の速い選手がいることが印象的でした。当時ハマっていたスペインリーグの中継でもこんな感じの選手がお気に入りで、それからはこの背番号36の選手ばかり見ていたなあ……。

やっぱり、石川直宏選手は特別でした。彼はマリノスからの期限付き移籍中で、その後数年はシーズンオフになるたびに「ナオは帰ってしまうのではないか」と気が気でなかったものです。今は誰がどこに行こうとほとんど動じることはないのですが、当時はかなり気にしていましたね。だから、もしも1年でナオが帰ってしまっていたら、あるいは……かもしれません。



そんなこんなで、Jリーグは20年。観客数の減少を何とかすべくいろいろ模索中のようですが、今さら2リーグ制はないでしょ!と思ってしまいます。今年2リーグ制だったら、前期優勝はもう数チームに絞られてしまうのでは? 長いシーズン山あり谷ありなところがおもしろいのに……。何でも欧州基準じゃなかったのかよ!

盛り上げるためにも、外国人のスター選手は必要かもしれません。それなら、日本サッカー全体を盛り上げるためにも、お金持ちのJFAも一緒になって、高年俸に補助金でも何でも出して獲得させてほしいものです。Jリーグの魅力は時間をかけてつくられてきたものですが、短期的に何とかしたいならやっぱり「金」。ACLで勝てなくなったのも、中国をはじめとする各国が「お金をかけたチームづくり」ができるようになったからでしょう。

もうひとつ、お金をかけてほしいのは「スタジアム」。「ボロは着てても心は錦」という気持ちは大事ですが、結局のところ「箱」は大事です。すばらしいスタジアムがあってこそ、よりお客さんも集まります。この舞台に立ちたい!という気持ちが、選手の士気を高めることもあるでしょう。スタジアムがしょぼくてスキャンダルまみれのセリエAの人気が落ちて、満員の観客で賑わうブンデスリーガの2チームがCLで決勝を戦うのも、時代の流れ。ああ、でも改修される国立競技場には、確か陸上トラックがあるのですよね。

文句を言いつつも、応援するチームがある日々は楽しいものです。わたしがスタジアムに通えるうちに、リーグ優勝してほしいな~という夢を抱きつつ、今日もスタジアムへ行くことにいたしましょう(おっと今日はナビスコだ!)。
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