
↑スタジアム通りの桜はほとんど散ってしまった
ポジティブに書けばいいのか、ネガティブにグチればいいのか、非常に迷ってしまう試合内容だった。しばし考えたのだけど、やっぱり最初はポジティブにいこう。これでも一応、東京ファンの端くれだからね。
まずは、今季いちばん「見ていて楽しい」サッカーだったということ。少なくとも、前節の山形戦やナビスコの神戸戦のような「時間がたつのが遅くて、意識を失いそうなほど眠い」試合ではなかった。負けてはしまったけれど、惜しい場面もたくさんあったし、これなら一見さんでも「東京ってなかなかやるじゃない!」と思ってくれるんじゃないかな。
失点を2点で食い止めたのもよかった。前半15分までに2失点した時点では、大量失点も覚悟していた。開幕戦ではそうやってガラガラと崩れてしまったのだが、危ういながらも踏ん張って前半のうちに1点を返すことができた。これはたいした進歩だと思う。
惜しいシュートがいくつもあったことも、見ていて楽しかった理由のひとつ。「もしかしたら決まるかも」「追いつけるかも」というドキドキ感は、観客の気持ちを高揚させてくれる。特に後半は東京のペースの時間帯が長かったので、「互角な戦いでおもしろかった」という錯覚に陥りそうにもなった。
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