
↑そんなにいたかな?と思うほど淋しい雰囲気だった
試合を見ているときはいろいろ文句も言っていたのだけど、丸一日たった今はなんだかどうでもよくなってしまった。
まだ秋分の日前なのに肌寒いほどの気温で(ダンナはさっそく「ドロンパーカー」を購入してましたよ)、それと同じように試合もどこか寒かった。一応ちゃんと見ていたつもりなんだけど、ゲームを見ているうちに「帰りはどこに寄って帰ろうかな~」と関係ないことを考えはじめる始末で、内容にもちょっと乏しかったかも……。
さらに、毎年どんどんパワーダウンする「ブラジルデー」が、うら寂しさを助長してくれるというオマケつき。この日、いちばんブラジルっぽかったのは、黄色いピカチュウお面くらいだったかな~。そもそも両チームあわせて2人しかブラジル人がいないし、しかもガンバのブラジル人はルーカスだし(別にルーカスが悪いというわけではないのですが)。
観客数が何とか2万人を超えたのは、大阪からたくさん駆けつけてくれたガンバサポのおかげだろう。私が東京を見はじめたころに比べると、アウェイ観戦に来るガンバサポはずいぶん増えたように感じる。やっぱりチームが強くなれば、見に来るお客さんは増えるものなんだよね~。
試合のほうは、両チームともあまりリスクを侵さないゲームを志向していたように見えた。ただ、後半35分あたりからのガンバのスイッチの入りようはスゴかった。あそこで失点しなかったのは何より(サンキュー、権ちゃん)。ルーカスがいつものルーカスで助かった(笑)。今の東京には、ガンバのようなギアチェンジすらできないのだ……。
試合後の監督インタビューは、「収入が減ってしまって家計のやりくりに苦労している奥さんの愚痴」のようだ。気持ちはわかるけど、世の中には楽しみながら節約をしている人だっている。ここはなんとか切り替えてもらって、もっとポジティブな気持ちで試合に臨んでほしい。外国人選手は足りないけれど、優秀な日本人選手は多いのだし、やりようによっては、まだまだ戦えると思うから。
それにしても、秋風とともになんともせつない試合だったな~。スタジアムは夢を与える場であってほしいけれど、なんだかどんどん悲しくなってきてしまったのだった。監督も選手たちも、みんなが頑張っているのがわかるだけに、よりせつないんだよね。でも、きっかけがあれば切り替えられるはずなので、もっとポジティブにならないと!

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