若干間違えていたらごめんなさい。でも意味は合っていると思います。
一年間、選手、チームに声援をいただきましてありがとうございます。
このメンバーで戦えるのも、あと90分となりました。我々は悔いのない準備をして、悔いのない戦いを新潟でしてきます。残りの90分、また声援をよろしくお願いします。
今シーズンはシオの入院、カボレの一時帰国から始まりました。思い返せば本当にいろいろなことがありました。選手の遭遇したアクシデント、チームが直面した現実、クラブの事情、おのおのに簡単なものはありませんでした。どれも受け入れるのが非常に難しい、そういう現実でした。ただ選手は、そのたびに努力をゆるめず、必死で取り組んでくれました。そして、ファンとサポーターの皆さんの応援が、このチームの支えになりました。
選手には、生まれてから今まで、さまざまなバックボーンがあります、さまざまな歴史があります。今年、2009年に23歳になるヤツであろうが、28歳になるヤツであろうが、36歳だろうが、二度と来ない36歳、二度と来ない23歳、そういうシーズンを過ごしました。そして彼らには未来があります。彼らにはストーリーがあります。彼らおのおのに、ストーリーがありました。そしてみなさんの熱い思いと、彼らおのおののストーリーが、チームひとつのストーリーとなった出来事がありました。それは、11月3日の国立競技場です。
彼らの人生のストーリーの中でも、ファイナルに向かうあのストーリーだけは、彼らが主人公ではないです。誰も主人公がいない、誰もが主人公の、そういうストーリーが彼らの中に刻み込まれました。目の前の現実と戦いながら取り組む選手と、支えてくれる皆さんがいる限り、このチームのストーリーも続きます。
最後に2つ。このチームの歴史を築いてくれた藤山と浅利、両選手に感謝の意を表したいと思います。彼らが築いてくれた青赤魂という財産をもって、我々はさらに大きなクラブにならなければならないと思います。
そして最後に、今年一年、我々とともにストーリーを描いてくれた皆さんにお礼を言いたいと思います。
本当に一年、ありがとうございました。

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