久しぶりのJリーグ観戦、蘇我駅に着いたわれわれを迎えてくれたのは千葉の兄弟マスコットでした。

↑かわいいのぉ
初めてフクアリに行ったときにはいなかったはずなんだけどな~。ジェフ千葉はそもそもJR東日本がスポンサーだということもありますが、蘇我駅はジェフ一色で実にいい雰囲気でした。飛田給の駅前がちょっとだけ青赤になっていたりもしますが、そこにドロンパがいるなんて夢のまた夢ですもんね。

↑ジェフィ焼きもうまかったです
フクアリの外では「ジェフィ焼き」屋台が。中身はカスタードとつぶあんの「人形焼」ですね。近いのは「ペコちゃん焼き」かな。さっそく「犬め!食ってやる!」とばかりに購入していただいたのですが、逆に食われてしまいました。

↑味スタではめったに見られない光景
そしてあたりまえのように、試合前・ハーフタイム・試合後に姿を現わすマスコット。これも、東京にはないものです。ジェフィ&ユニティはくるんと巻いた尻尾がものすごくかわいいのでお気に入り。もうちょっと東京がまともな試合をしてくれていたら、小さなぬいぐるみを買って帰ろうかと思っていたのですが、あまりの内容にガッカリして手ぶらで帰ってきてしまいました。

↑2台のバス
考えてみれば、3月11日の大震災以降、東京ドロンパの姿を見たことがありません。
チャリティマッチや募金活動など、選手たちがあちこちで頑張っていましたが、そこにもドロンパの姿は一切見られませんでした。
もちろん、事情はわかります。ドロンパには餌代という名の出演料が必要なのです。
彼の性格付けやパフォーマンスを考えれば、「今日はただの募金活動だから、お前が着ぐるみの中に入れよ」というような「よくあるマスコットキャラ」的な「やりくり」もできません……というか、ドロンパは出勤してくるので、そういうマスコットではないのです。
そして、大口スポンサーが撤退してしまう今、マスコットに払う金などないのかもしれません。それは理解しているつもりです。
それでも。と、思うのです。今、必要なのはマスコットの力だと。
正確にはわかりませんが、Jのマスコットの中で震災後に最初に活動を始めたのはベガッ太くんだと思います。仙台の愛すべきマスコットは今もなお精力的な活動を続けており、表情がないはずの彼の表情と姿勢に感銘を受けた人は少なくなかったはず。
そして、先ごろは川崎フロンターレの
ふろん太くんがサポーターとともに陸前高田を訪問しました。それは「川崎フロンターレをよろしく&試合を見に来てね」というプロモーション活動というよりは、被災地支援のためのもの。こういう活動が、なぜ東京はできないのだろうと悲しい気持ちでした。
マスコットの支援活動といえば、再開まもない東京ディズニーランドからは、ミッキーマウスたちが被災地を訪問しています。「知名度が違う」と思われることでしょう。でも、あの「ひこにゃん」だって、当初は期間限定のイベント用のキャラだったのです。ドロンパも大事に育てていけば全国区のマスコットになれる逸材ですし、その由来やキャラ名を知らない人でもすぐに虜になってしまうような魅力を備えています。
FC東京のスタッフさんは、きっとマスコットの力を知らないのだろうと思います。ただの「着ぐるみ」だと思っていらっしゃるのでしょう。でも今は、有名なご当地キャラが決まったり、ゆるキャライベントが開催されればNHKの全国のニュースで放送されるご時世です。
それに、東京よりももっと予算が少ないかに思われる他のJ2クラブでも、東京よりもマスコット活動に力を入れているところがたくさんあるように思います。マスコットは集客のための大切なツールでもあり、マスコットイベントは毎回「J'sGOAL」で大々的に取り上げられています。せっかくドロンパが誕生したのに、なぜ有効に利用しないのでしょうか。
あー、FC東京で「クラブサポートメンバー」ならぬ「ドロンパサポートメンバー」を立ち上げてくれないかな。「会費はドロンパの餌代(出演料)として活用されます」という主旨の。「予算がない」をいいわけにさせたくない、ドロンパの餌はわれわれドロンパサポーターが払うぞ!というくらい、そろそろ業を煮やしております。
ドロンパに活動の場を!
SAVE TOKYO DORONPA!
……な~んちゃってね。
社長さま、スタッフさま、どうぞご一考をお願いします。
今年は昇格のためには何でもやるんじゃなかったの~!
ドロンパはいろいろ役立ってくれるはずですよ~!
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