東京の得点はPKのみで、逆転負け。
出先で結果を知ってしまったので、ハイライトしか見なかった。
きっと、「いつもの東京」だったのだろう。
高松選手まで負傷してしまったとか。お祓いが必要かな。
一応10年目なので、今までの「よくない東京」もずっと見てきた。
「ガーロヤメロ」のときは、実はもっと続けてほしいと思っていたし、
第2次ヒロミ政権のときは、あきらめながらもガマンして見ていた。
ヒロシ末期もかなりヒドかったが、
昨年のくまも、引き継いだのだから仕方がないと思っていた。
でも、今年はどうにもダメ。
つまらない試合はこの10年のあいだにたくさんあったけど、
それでも「スタジアムへ行くのも試合を見るのも苦痛」にはならなかった。
この違いは何なんだろう。
J2だから、というのではないんだけど。
大熊監督がピッチサイドでがなっているのに、
選手たちが何も聞いていないふう(無視しているようにすら見える)なのがイヤだ。
選手たちはそれぞれ危機感をもっているらしいのに、
そのベクトルがズレまくっているためにバラバラのまま。
「1年ガマンしてさっさと出ていこう」と思っているようにすら感じてしまう。
もっと予算が少なく、環境的にも恵まれない他チームのほうが
ずっとチームとして機能しているのに、東京はこの体たらくだ。
J2を牽引していかなくてはならないはずなのに足を引っ張っている。
情けなくみっともなく、悲しいことだ。
一時期は、監督を替えればいいのだろうと思っていたが、
たぶんそれだけでは根本的には変わらない。
選手たちそれぞれが変わらないとダメだ。
今年のテーマは「自立」だったのだが、
みんな勝手な方向に、思い思いに自立してしまったような感じ。
それらをまとめるはずだった監督は、
選手からリスペクトされていないような気がする。
けが人の続出は何なんだろう。
これも決して偶然ではないはず。
けが人を発生させる原因が必ずひそんでいるはずだ。
「東京を出ていくと活躍できる」選手が多いように感じるのは気のせいなのだろうか。
逆をいえば、「東京に来るとダメになる」ということだ。
こんなチームではなかったはずなのだが……。
TVを見れば、東北を地元とするチームの活躍が報じられている。
放送用のコメントかもしれないけど、
「元気をもらいました」とお客さんが語っている。
今の東京の試合を見ると、元気をもらえるどころか、
気力と体力を奪われてしまう。これではお客さんは来ない。
一介のファンですらこう思うのだから、
クラブ内の皆さんはもっと危機感をもっていることだろう。
でも、具体的にどうしたらいいのかがわからないでいるのかも。
こうした葛藤と苦しみに中から、新生東京が誕生することを望む。
長い(長くなるはずの)クラブの歴史からすれば、
これも一瞬のことだったと、後で振り返られることを信じて。
◆
とまぁそれはともかくとして、精神衛生上よくないので、
ちょっと観戦数減らすかも(アウェイとかも)。
自分にとっての最優先は何だろうとよく考えてみると、
見るだけで気分が落ち込むサッカーの試合を見ることじゃないよな、と
思ってしまって。

にほんブログ村