2011年6月19日に東京・味の素スタジアムで開催された、J2リーグ第17節 東京VS徳島戦は、東京ドロンパ史上、特筆すべき出来事があった日でございました。

↑試合後のご挨拶
なんとなんと、試合後の選手の場内挨拶に、ドロンパがご一緒できたのであります!
実は、ドロンパが合流した瞬間は見ていませんでした。試合が終わり、選手たちが整列して一礼して、バックスタンド方面へ向かっていったところまでは見ていたのですが、その後は梶山選手のインタビューに集中してしまったので……。
でも気がつくと、ゴール裏へ向かう選手たちの中に青赤子狸の姿が! こ、これは予想だにしていなかった展開! 勝利もうれしいけど、正直いってもっとうれしかったかなあ。何せドロンパがスタジアムに登場するようになったときから、ずっと待っていたのですから。
やんちゃで目立ちたがりのドロンパではありますが、仕事に対する姿勢はものすごくきちんとしています。主役はあくまで選手たちですから、「三歩下がって」というスタンスは崩しません。
塩田選手が「シャー!」をする際も盛り上げ役に徹底。整列して一斉に礼をするときも、後から来た選手を中に入れて、ドロンパは端っこに位置するのです。本当によくできた子狸だなあ。ふだん、ピッチレベルから退場する際にピッチに一礼する態度も、本当にすばらしいと思います。すべてのマスコットがこれだけ礼儀正しいわけではありませんからね~!
わたしらのような「絶対ドロンパ主義者」は数年越しでこうなることを夢に見て、文句を言ったり、「ご意見箱」に意見したり、飲み会でグチグチ言ったり、ブログに書き散らかしたりしてきましたが、実際にこうして実現するまでには、ドロンパ好きなスタッフの皆さんが本当に頑張ってくださったのだと思います。ありがとうございます。マスコット不要!と言いながらも、ドロンパを受け入れるようになってくれたゴール裏の皆さんにも感謝です。
しかし、重要なのは「継続」です。次のホームゲームが終わったとき、ドロンパは出てくることを許されるのでしょうか。勝ったら出てこられるのでしょうか。引分けなら? あるいはもしも負けたら? そして、いつかは試合前にいっしょに出てきたりもするのでしょうか。ドロンパの今後を、われわれはこれからもサポートしていかなくてはなりません。

↑コラボグッズももちろん購入
この日は、徳島の狸をお迎えしての「狸ダービー」でした。動画で見ましたが、試合前には例によって楽しい寸劇があったのですね~。こうしたマスコットの交流もとてもいいことだと思います。ドロンパは餌代が高いのでなかなか地方遠征はできないと思いますが、いつかはアウェイ遠征もできるようになるといいな~とも思います。

↑「ドクター中松シューズ」?
この日のハーフタイムでは、ジャンピングシューズを履いて登場。アウェイゴール裏もちゃんとまわってくれました。アウェイのお客さんの反応はイマイチ(笑)でしたが、喜んでいる人もいたはず。地道な努力ではありますが、これからも続けてほしいですね~!
◆
それにしても、今シーズンに入ってからの「ドロンパ状況」は目覚ましく改善されてきております。ハーフタイムや試合後に登場してくれて、ゲストマスコットとも交流を見せてくれるなんて、誰が予想できたことでしょうか。
いきなりデカいことを書きますが、「日本はキャラクターの国」なのです。「キャラ立国」といっても過言ではありません。「ハローキティ」やらポケモンやら、外貨を稼いでいる日本生まれのキャラクターはたくさんいます(02年W杯の公式マスコットを日本でデザインできなかったのは痛恨の極みでした)。
FC東京が首都東京のクラブとして成長したいのであれば、マスコット面でもアピールすることが必要。いずれ、ドロンパが「つば九郎」や「ドアラ」、さらには「ひこにゃん」のような全国区キャラになるころには、FC東京もJ1で優勝できるようになるかもしれません。その日を目指して、がんばろうドロンパ!
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