
↑駒沢なので近くから見ることができました
早い時間に着くことはもともとムリなので(笑)、入場したのはギリギリ「マスコット劇場」の途中。でも、しっかり一平くんの担架芸を見ることができました。最初はたぶん偶然だったはずの「担架」ですが、今ではすっかり定番中の定番に。それでも笑わせてくれるのですから、まったくたいしたものです。
愛媛のマスコットはフットワークが軽く、何度もアウェイ遠征をしています。中には、関係ないはずのJ1の試合にまで登場したことも。今さら東京の試合に来ても「またか」という感じはしないでもなかったのですが、それでもウチのドロンパとコントを繰り広げてくれるとなるとやっぱり特別。
カエルのお面(?)を付けたドロンパは愛らしく、ドロンパがいるからこそのコントのなりゆきを堪能させていただきました。3柑とカエルは基本的にはあまり芸がないので(笑)、ここにドロンパの一輪車などが加わると、よりコントに面白みが出るんですね~。さすが、ウチの子は出来が違う!(笑)
ハーフタイムには、ドロンパがローラースケートを履いて登場。徒歩でのピッチ一周は時間的な制約があるので大変ですが、ローラースケートなら楽々。しかも今回は、アウェイ側を含めてピッチ一周をしてくれました。愛媛サポさんも何人か手を振っていてくださったのでうれしかったな~。たとえ敵チームであっても、マスコットを愛する人々は必ずいらっしゃるのですよ。

↑ハーフタイムのドロンパ
それにしても、こうして毎週ドロンパをピッチで見られるのは何とうれしいことでしょうか。おまけに、愛媛から4人ものマスコットを迎えて、コントまで楽しめるとは。昨年までの東京だったらありえないような気がします。
もちろん欲を言い出せばきりがなく、フェアプレーフラッグはマスコットたちに持ってきてもらいたかったとか、試合の前と後にもドロンパに登場してほしいとかいろいろありますが、昔を思えばずっとずっと改善されています。
お客さんたちの反応も悪くないんじゃないかな~。少なくとも、「マスコットウザいから引っ込め」みたいなクレームはあまり来ていないのではないかと思います。ドロンパがピッチを一周すれば、観客席のあちこちからお子さんの「どろんぱー!」という声が聞こえますから。
公式携帯サイトの情報から考えるに、どうやらマスコット担当さんが代わったみたい……。これがドロンパをめぐる状況が一変した理由なのかもしれません。われわれマスコット愛好家にとっては、これは千歳一遇のチャンス! この流れを推し進めるために協力し、応援するのみです。今後もドロンパが活躍できる場が増えていくように、何もできませんが、ブログやら何やらでエールを送りたいと思います。
マスコットはもちろんですが、「愛媛物産展」のようなアウェイチームの故郷を紹介するイベントはとてもいいですね。わたくし、すでに愛媛へ行くつもりでおりますもの(実は、試合日程が決まったときからそう思っていたんですが)。「イナゴ」の異名をとる東京サポのことですから、物産展でアウェイ遠征の情報を得ようという人も少なくないはずです。

↑物産展は大盛況でした
でもね……。
イベントにもマスコットにも何の罪もないのですが、基本的にこれらはサッカーの試合のオマケなのです。いくらオマケが楽しくても、メインがダメダメでは楽しみも半減です。
アウェイの物産展にしても、「楽しめるのは今年だけ」だと思うから意味があるのです。来年も同じような地方の物産展を企画するようでは困ってしまいます。
昨年から、「オマケしか楽しめない試合」ばかり続いている東京。本来の楽しみを味わえるのはいつのことでしょうか。

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