
↑手作り感のあるハチマキ
この日のお客さんは3万5千人以上。ドロンパを初めて見る人も多かったはずです。コンコースで記念撮影に応じるドロンパを遠目で見て、「何あれ、かわいい!」とおっしゃってくださる方を何人も見かけました。
ハーフタイムは、小道具やコントもなく、シンプルに場内一周だけでしたが、逆に「ダービー」という緊張感を盛り上げるためにもよかったかな(「テディベア・デー」というコンセプトから見れば、以前登場してくれた「青赤クマーズ」に登場してもらいたかったところですが)。

↑ハーフタイム
ひとつ残念だったのは、試合後にドロンパが出てこなかったこと。前回の引分け時にも出てこなかったので、「引分けと負けたときは試合後は出ない」というルールがあるのかもしれません。でも、それではマスコットの役割が果たせるとは思えません。
勝ったときだけ尻尾をプラプラさせながら出てくるようでは、ドロンパが「好調なときだけ出てくる軟弱なヤツ」だと誤解されかねません。喜びを分かち合うのももちろん重要なお仕事ですが、クラブマスコットたるもの、苦しみや悲しみを分かち合い、癒すことにこそ本領を発揮するのではないでしょうか。
よそさまの例ですが、ふろん太君やパルちゃんは敗戦時にも出てきて、傷心のサポーターをなぐさめています(某リスのカップルは、チームが負けても手をつないで幸せそうでしたが(笑))。
ドロンパだって、選手と喜びのハイタッチをするだけがお仕事ではありません。ガッカリしているファンやお客さんの気持ちが、ドロンパがいることで少しはやわらぐかもしれません。もしかしたら、気持ちがすさんでブーイングや野次を飛ばしたくなる気持ちを、ドロンパが抑えてくれるかもしれないんです。
「病めるときも健やかなるときも」という誓いがあります。クラブとマスコットは、永遠に離れない絆で結ばれているのです。だから、好調なときも苦しいときも、連勝でも連敗でも、昇格でも優勝でも降格でも、クラブが経験するすべての瞬間に、マスコットは立ち会う権利があります。
だから……ドロンパをぜひ、どんなときもいっしょに戦わせてください。
もしもご賛同くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ「FC東京ご意見箱」へメッセージを送ってください! ドロンパ愛好家の気持ちを、クラブに届けましょう!

↑この日もドロンパショップが出店!

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