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天皇杯3回戦~J1予行練習!?

天皇杯3回戦 東京VS神戸は延長戦の上、2-1で東京。

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↑久しぶりの対戦


今季見た中では、ベストゲーム。見ていてドキドキワクワクし、手に汗握り、絶対勝ちたい!と強く願い、それがかなえられた、何とも形容しがたい試合になりました。

対戦相手は、ヴィッセル神戸。直接対決の結果ではありませんでしたが、昨年、東京は神戸との残留争いに負けてJ2に転落したのです。昨年の借りを返すためにも、来年からのためにも、何が何でも勝ちたい試合でした。それに、今季は味スタ無敗です。その記録も破られたくない!

この試合は、今季見てきた東京の試合とはまったく別物に見えました。それが何だったのかははっきりとはわかりませんが、東京が「挑戦者」として格上のチームに挑んだ最初の試合だったからかもしれません。普段のJ2リーグでの試合では、対戦相手のチームが「挑戦者」として全力で東京に向かってきていますが、今回はこちらがその立場になったのです。

そのせいか、試合は最初から緊張感にあふれていました。「やっぱりJ1は違う」「でも相手は神戸だし」「J1でも戦える」「でも二度と残留争いはイヤだ」などなど、雑念に支配されながら見た前半戦。神戸の選手に厳しくプレスに行く東京は、まさにJ2で戦ってきたチームの姿でありました。

いちばん注目したのは、田邉選手と高橋選手。今年、J2の東京で花開いた若い2人には、来年も頑張ってもらわなくてはなりませんから。きっと新たな課題を見つけて、さらに取り組んでくれることでしょう。


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↑延長ですよ!


後半の後半あたりからは、東京が攻めまくる展開に。週末にも試合がありますし、できれば90分で終わってほしかったのですが、延長戦に突入。J2ではリーグ戦しか戦ってこなかったので、「決着がつくまで戦う」トーナメントは今季初めて。そんな試合を、ホームの味スタで見られることに感謝しつつ、「絶対勝って帰る」という気持ちを新たにしたのでした。

シュートを撃っても撃っても決まらない延長戦。東京の精度が悪いというよりは、神戸のGKが神がかりだったというほうが当たっているかな。時間は刻々とすぎて、延長後半のアディショナルタイム。それでも不思議なことに、PK戦になるとは思っていませんでした。そんなスタジアムの雰囲気が、あの決勝ゴールを呼び込んだのかも。


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↑いつものようにFWが得点しない東京


例によって、まったりとメインスタンドで観戦していましたが、知らない人とハイタッチしたのは今季初。信じていたけれど、それでも驚きがあったし、もう無茶苦茶うれしかった! 今季最高のゲームでした。

試合後の権田選手が泣いていたようで気になっていましたが、本人のツイートで知ったところによれば、神戸の選手を負傷させたことによるものだったようです。劇的な勝利ではありましたが、喜びを爆発させて浮かれるという雰囲気ではなく、やはり緊張感を保ったままの終幕でした。


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↑ホームゲームなのにリアルドロンパがいないなんて!


ゴール裏からの「♪J1なんてララーラーララララーラー」と「♪とっとりーとっとりー東京からクルマで10時間」を聞きながら、スタジアムを後に。

次はガンバ大阪と対戦するのかと思っていたら、なんとビックリ水戸ちゃんと。最後の元日決勝を戦ってほしい気持ちもありますが、チームとして疲弊してしまうのも困るし……な~んて考えるのも毎年のことですね。

それにしても、ゴール裏に広告看板が何もなく、J1との対戦なのに6000人も入らない閑散とした「国内最高のカップ戦」にはやはりテコ入れが必要でしょう。試合はおもしろいのにまったくもってもったいなさすぎる! 来年からの天皇杯がどう改善されるのか、期待をもって見守りたいところです。
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