
↑飛田給駅のメッセージは3箇所に
京王線に乗って飛田給駅へ行くのは久しぶり。どのくらい久しぶりかといえば、もしかしたら前回のナビスコ優勝時の報告会以来ではないかというくらい。味スタの最寄り駅は京王線の「飛田給」駅ですが、自分にとっては自転車、そうでなければバスで行くところなのですね。
駅にはさっそく優勝おめでとうメッセージがありました。私が利用した後の京王線では、飛田給駅臨時停車もあったみたい。京王電鉄さん、偉い~!

↑ホントどうでもいい写真
今回は、味スタが工事中のためか、会場はアミノバイタルフィールドへ。「青赤横丁」の時のように、ケータリングカーもすでにスタンバイ、お約束の長蛇の列。年明けから、青赤蝗軍団も絶好調のようです。
報告会自体は、とても簡素なものでした。スタンドで見ていたため、暗くて遠くて音も小さくて、ちょっと寂しかったかな。味スタでの報告会のときのように、ピッチに選手たちがいてくれたほうがよかったような気がします。でも、試合で疲れていたでしょうに、報告会に来てくれた選手たちには本当に感謝。そして、ケータリングを含めて、いろいろ準備をしてくださった皆さまにも。
今ちゃんはやっぱり何も話してはくれませんでしたが、ルーカスの隣で笑顔を見せてくれていたのが映し出されて安心しました。せっかく優勝したのですもの、この日くらいは笑顔を見せてほしかったですから。無骨で寡黙で、挨拶のことばすら言えない今野選手ですが、そういうところを含めた「東京の6番」を、われわれはずっと愛してきたのです。今までありがとう、今ちゃん。
今野選手のみならず、この場でお別れになる選手は何人もいるはず……。そう思って、お別れの気持ちを抱いて、さっぱり見えないイベントの場に立ち会っていました。でも、最後の場内一周のときに、大熊監督にも「ありがとう」と手を振ることができて、なんだかいろいろスッキリしました。

↑こんなATMがあるなんて!(飛田給駅)
天皇杯が終わればオフ期間ということになりますが、のんびり休んでいるヒマはありません。すぐに、過酷なシーズンがスタートするからです。
3月3日には柏とゼロックススーパーカップを戦い、6日にはオーストラリアでACL、10日にはJリーグ開幕! 今年の東京はJ2では層が厚いといわれてきましたが、来季はそれどころではなく、2チーム分組める陣容が必要になりそうです。今野選手が去り、ノースもいなくなるDF陣の補強は必須でしょう。
幸いにして、東京には天皇杯の賞金や今野選手の移籍金などでかなりのお金が入るはず。資金をうまく使って、いい補強を期待したいところです。
正直いって、東京にはまだACLはムリ……という気持ちもありました。でも、せっかく獲った天皇杯とACL出場のチャンス。どういう結果が出ようと、クラブにとっては大きな経験と財産になるはずです。われわれはただ前へ進のみ!
一昨年のリーグ最終戦で、西京極で体験した降格の瞬間……。あれから1年と少しで、昇格だけでなく天皇杯優勝まで勝ち取るなんて、誰が想像したことでしょうか。人生(?)って、本当にわからないものです。
ですから、来年の今ごろはどうなっているかなんて誰にもわかりません。新監督のもと、さらに成長してリーグとアジアを席巻するかもしれませんし、新監督になじめず、アジアでタコ殴りにされ、疲弊してリーグでも結果を残せないかもしれません。どう転ぶにせよ、昨年の降格が財産になったように、今年の経験も財産になります。そしてい、われわれにできることは、ただ応援することだけ。
さて、誰も見たことのない、知らない未来へ向かって船出することにしましょうか。

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