東京はアジアの舞台で初試合で初勝利を飾りました!
リアルタイムTV観戦ができず、結果を知った上での録画観戦。それでも、言葉では表わせないような感動……というか、いろいろな気持ちが押し寄せてきた試合でありました。
ACLというのは、今まではまったくもって対岸の火事。移動も準備も費用的にも大変だし、半分「罰ゲーム」みたいなものなんじゃないの!?みたいに思っていた時期もありましたが、いざ、わがチームが出場することになったら、そんな偏見は吹き飛んでしまいました。
赤道をはさんで反対側の南半球で、ACL用の青赤ストライプユニフォームを着て、ピッチに入場する選手たち。そして、その背後に聞こえてくる「いつもの応援」。ああ、今までいろいろあったけど、東京はついにここまで来たんだ! 試合が始まる前の映像にもかかわらず、もうこの時点で涙腺決壊です。
試合の結果とスコアは知っていましたが、まさかこんなにも圧倒的に強かったとは! ほんの数日前にゼロックス杯で柏と接戦をくりひろげ、その直後に旅立って20時間をかけてオーストラリアに到着、その翌日の試合とは思えないほど、全員がよく動いていました。前半の前半なんて、某カタルーニャの超有名クラブみたいでしたよ!
選手たちは皆はつらつとしていて、アジアの大舞台に立てた喜びをパフォーマンスで表現しているかのように見えました。特に、ナオは楽しそうだったな~。あんなにキレキレのナオを見たのは久しぶりです。オフサイドが多いのも、裏をとろうとしている証だしね~。
得点したのは、谷澤選手とアーリア選手。やっぱりFWが得点しないところが、東京らしいのかな……って、そのFWの得点力のなさがやっぱり心配になってしまうわけですが……。
内容的にも完勝していたのがうれしいですし、けが人が出なかったことも喜ばしいことです。韓国や中国のチームは荒っぽいというイメージがあるので、初戦がオーストラリアだったのもよかったのかな。この結果をもって、アジアでの戦いにはずみをつけてもらいたいものです。
ルーカスと梶山選手を日本に置いて、メンバーを入れ替えての試合でしたが、ゼロックス杯のときとはまったく遜色のなかったわが東京。それでもまだ試合に出られない選手もいるのですから、チーム内の競争は激しく、これからもいろいろな選手たちが切磋琢磨したうえで試合に出てくることでしょう。これからが本当に楽しみです。
試合終了直前には、TV画面からも「眠らない街」が聞こえてきました。オーストラリアでも、みんなが歌っている! この日はツイッター上でさまざまなオーストラリアからの実況&写真が流れてきていて、自分もまるで現地に行っているような楽しさを味わうことができました。それにしても、J2アウェイへ行っても、南半球へ行っても、東京サポのやることにブレがないのは、まったくもって誇らしい(笑)!
「ポポトーキョー」はまだ始まったばかりなのに、こんなに絶好調で大丈夫なんでしょうか……心配性で悲観的なたちのワタクシでさえ、なんだか浮かれたくなってしまいます。「浮かれないでください」なんて言う人はもういませんしね~。
というわけで、週末までは録画を見直しながら、思い切り浮かれたいと思います! ありがとう、東京!
(同じくACLを戦ったガンバ大阪の結果も知っているので、ちょっと複雑)
備忘録:出場選手(赤字はゼロックス杯のスタメンでなかった選手)
権田、徳永、森重、加賀、太田、アーリア、高橋、羽生、石川、谷澤、渡邉
得点:谷澤 長谷川
交代出場:羽生→田邉 加賀→チャン・ヒョンス 石川→河野
東京は警告&退場ゼロ。キャプテンマークは森重
日本でお休み:ルーカス、梶山

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