
↑大型ビジョンも画質がよくなって、デジカメ撮影しやすくなった
本当に本当に楽しみだった、味スタ開幕戦。チームにとっては早くも4試合目ですが、われわれにとってはこれがホームでの最初のリーグ戦です。
肌寒く、小雨が降る中でのナイトゲームとあって、残念ながら観客数はあまり伸びませんでした(21757人。昨年、J2開幕戦は21408人)。晴れた日のデーゲームだったらなあ!と思わずにはいられません。でも、この試合を見た人であれば「また東京の試合を見たい!」と思ってくれるのではないでしょうか……そんなゲームでありました。
ゼロックス杯では負けたものの、失点はいずれも事故みたいなもの。ここまで「やられた感」が皆無だったため、ホーム開幕戦という多幸感に包まれて見はじめた試合。でも、そんなふわふわした気分はあっという間に打ち砕かれてしまいました。何といっても、相手は2年前の覇者で、今年も優勝候補の名古屋様。天皇杯王者とはいえ、東京はただの「J2昇格組」にすぎません。
パスがほとんどつなげられず、まったく思うようにさせてもらえない前半。名古屋の守備が速すぎて、本当に何もできていませんでした。ミスも多かったですね。なんとか無失点で終われば、きっとハーフタイムにポポさんが活を入れてくれるはず……と思った矢先に、あっけなく失点……。
後半はポポマジックが炸裂か!?と思いきや、最初の10分くらいはあまり様子は変わりませんでした。大宮戦では功を奏したけど、毎回後半に調子を上げるなんてムリかもね~と思いはじめたあたりから、東京の動きがよくなってきたのか、はたまた名古屋の足が止まったのか……。
東京の得点は、何と3点! 石川、アーリア、石川! ゴールのあと、まっすぐ控え選手たちのところへ走っていって、喜びを分かち合っていたのが印象的でした。こんな場面、今まではあまり見たことがなかったなあ。
以前は、得点直後に失点するのではないかとヒヤヒヤしたものですが、今年の東京は違います! 今までは年に一度くらいしかできなかった「逆転勝利」を、早くも第2節でやってのけ、適度に時間稼ぎをしながら、勝利でゲームを終わらせることができました!
勝利だけでももちろん最高にうれしいのですが、監督は終盤にさらにうれしいサプライズを用意してくれていました。米本選手、そして平山選手の投入です。後で録画を見ると、交替要員として用意していたのは、最初は渡辺千真選手だったみたい。試合の行方が決定的であることを確信して、平山選手を投入したのでしょうね。
時間が短すぎて、平山選手は「入っただけ」でしたが、短い時間ながらもヨネはしっかりとヨネらしいプレーを見せてくれました。試合の後の涙の「シャー」と、深々と頭を下げる米本選手の姿に、もらい泣きした人は多かったんじゃないかな(私もです!)。
よくわからないいざこざや退場もありましたが(審判の判断がよくないような!? でも、ビハインドにもかかわらずわざわざ時間を使ってくださる名古屋には感謝しそうになりましたよ~)、試合は3-2で終了。合わせて5得点が乱れ飛ぶスペクタクルな試合となりました。
*追記*
このときの判定については、ゲキサカの「No Referee, No Football」に。いちいち納得。これは必読です!
「攻撃的なサッカーで魅了する」というポポ監督は、まさに有言実行。彼とともに歩んでいく未来が楽しみでなりません。

↑ヨネ!
それにしても、J1はやっぱり楽しい! 東京はチャレンジャーの立場だから思い切って戦うだけだし、相手はどこも強い。そして、(権ちゃんも言ってたけど)メディアの露出が多い! 昨日は、NHK-BS、スカパー、MX-TVの3局が同時生中継で、どこもそれぞれの局の個性を出した放送をしてくれました。
観客数が思ったより伸びなかったことだけが残念でしたが、この試合、この雰囲気、このスタジアムがあれば、もっともっとお客さんが増えていくはず。そんな希望を抱いたホーム開幕戦の夜でした。
盛りだくさんすぎて、書き忘れていることもたくさんありそうですが、とりあえずはここまで。開幕ゲストやフードコート、愛しのドロちゃんについては別記事にて。

↑降格した日を忘れない
それにしても、♪はせがわアーリアジャスールー♪ は強烈ですね。本人に関係なく、ひたすらいつまでも歌いたくなる魔のチャント(笑)。しかも、歌っているとなぜか笑顔になってきてしまいます。昨夜も、試合終了後のコンコースあたりで歌声が響いていました~(笑)。
*メモ*
得点:石川 長谷川 石川
交替:羽生→谷澤 梶山→米本 石川→平山

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