東京は惜しくも勝ち点を逃してしまいました。

↑マリノスといえばこのマスコット席^^;
後半終了間際。あのまま終わっていれば勝ち点1。たった「1」ではあるけれど、その差はものすごく大きかったのかも……。でも、この敗戦は糧となって、必ず未来へとつながっていくはず。そう思わせてくれる「負け」でありました。
アウェイのマリノス戦といえば、昨年が思い出されます。昨年のワーストゲームボトム3のうちに必ず入ってくるあの試合。失点はわずか「1」でしたが、なすすべもなく……というか、何もすることができずに負けた試合でした。
あれから1年。東京はそれなりに経験を積み重ね、対する横浜は開幕以来連勝中。マルキーニョスが出場停止ということは、東京にとってはプラスとなるはず……ではありましたが、なぜかマルキーニョスに代わって初スタメンとなった選手に2得点を決められて負けてしまいました。
試合そのものは、点の取り合い。まず東京が先取点をあげ、つづいて横浜が逆転し、東京が追いつく……ここで終われればよかったのですが、後半終了間際に再び失点。悔やんでも悔やみきれない敗戦で、確かに悔しいことこの上なかったのに、なぜか後味はさわやかでした。それは、もしかしたら昨年の敗戦と比較してしまったせいなのかもしれませんが。
基本的に東京の選手を中心に見ていて、対戦相手についてはさほど興味も何ももたないユルい観戦者なのですが、そんなわたしでも、この試合でいちばん目立っていたのは、横浜の背番号25だったと断言できます。中村俊輔。代表の花型選手だったころからさほど好きではなかったせいもあって、できれば「もう衰えたねー」と言いたかったのに^^;、この日の彼は他の選手たちを圧倒するほどに光り輝いていました。
ミスター・マリノス。まさに彼はそうなのでしょう。東京にはそういう選手はいなかった。それが、明暗を分けた理由だったのかもしれません。生え抜きの選手かどうかはともかくとして、心技ともにチームを引っ張っていくような存在がいれば、東京にもチャンスがあったのかも……。
でも、そういう選手はずっといなかったし(わたしにはそう思えます)、きっとそれが東京のスタイルなのだと思います。そして今の東京は、選手たち全員で頑張って得点を獲って勝とうとするチーム。ときどきゴール裏に出現する「VIVA東京 たとえ敗れようとも」という文言、ずっと好きではなかったのですが、この試合に関していえば、まさにこういう気分でした。
そういえば、ゴール裏の応援もよかったなあ。バックスタンドのほぼ中央あたりの席でしたが、東京側の声ばかりがよく聞こえました。東京ゴール裏はあふれんばかりの人。陸上トラックに遮られていても、その声は選手たちを大いに後押ししたはずです。
本当にいい試合で、これを現地で見られたのはよかったと思っています。マリノスは本当に強かったし、そのマリノスを相手に互角な戦いをすることができました。でも、横浜がこのまま12月まで強いままだとは思えませんし、東京はもっとよくなるでしょう……というか、何が起こるかわからないJリーグ、東京は上をめざして努力を続けるしかありません。
いい試合でよかったなんて言ってる一方で、現実としては東京は連敗です。それに、ホームで負けてはいけません。次のリーグ戦は、なぜかシーズン序盤から快進撃中の大宮との試合。寒かったり暑かったりしたせいで、季節感をなくしたリスが、シーズン終盤と勘違いしちゃったのかもしれません^^; 東選手の恩返し弾を期待したいですね。

↑いちばん目立った人。東京は、後半からだけどヨネだと思う
しかしこの日は寒かったー! まだ3月のナイトゲームなので、本来の3月にはよくある寒さだったのかもしれませんが、このところ季節外れの暖かさが続いていたので、寒さが身にこたえました。真冬の装備をしていったので、体調を崩すことはありませんでしたが……。
席は、バックスタンドのSC指定席。写真を見直すと、昨年も同じような位置から見ていたようです。こうして記録を残しておかないと忘れちゃうからなー^^; 試合の2日前にチケットを買って、かなり前の列。指定でもまったく屋根がないというのはアレですが、何とか天気がもってくれて助かりました。
さすがにビールを飲みたくなる気温ではないので、新横浜の駅ビルでツマミと携帯サイズのワインをゲットして会場入り。たまたま見つけた紙パックワイン、なかなかスグレモノでした。紙なのでそのまま会場に持ち込めるし、手で封を開けられるのもお手軽。店頭で小さなプラカップを付けてもらいましたが、そのままラッパ飲みでもよさそうです^^; 100mlはちょっと少ないけどね^^; 家に常備しておいて、自転車観戦でない日に持っていってもいいかな……。
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