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絶好調。

J1リーグ第14節 柏VS東京は0-3で東京が完勝。
カボレ&平山がリーグ初得点。ナオは引き続き絶好調のリーグ7点目を決めた。

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↑高所恐怖症にはツラそうなカメラの位置


今シーズン初の完璧な試合。これだけ楽しかったのは本当に久しぶりだ。東京は3得点を決めたが、どれもゴラッソ~!なゴールだったし、久々に無失点だったのもよかった。

はるばる柏から帰宅した後、さっそく録画をチェック。TV画面で見るからこそわかることは、どの選手の表情もイキイキと楽しそうなこと。「充実している」というのはこういうことをいうのかな?と思ってしまうほどだった。こんな表情を見せる選手たちであれば、そうそう負けることはないだろう。

1点目は、J日本人得点王の石川のもの。携帯サイトのコメントがまたすばらしかった。ゴールシーンについては、「いろいろ考えられる時間も余裕もあった。前監督の原さんの言葉も浮かんできて(笑)」というのだもの。NHKの特集でも言っていたけど、ゴールへの道筋が本当に見えるんだろうね。

ブルーノとのワンツーでシュートをネットに突き刺すまではほんの数秒のことなのに、ナオにとっては周囲が止まっているように思えるのだろう(まるで特撮映画かアニメのように)。で、そのわずか数秒のあいだに、じっくりボールをさわって打つ目標を決めて、さらにはヒロミの言葉まで思い浮かべてしまう余裕ができちゃうわけだ。なんというか、スゴすぎる!


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↑座席に置かれていた「紙吹雪の素」。使わなくてすみません


そしてこの試合では、東京の本来のFW陣に待望のリーグ初得点が生まれた! カボレのゴールはナビスコを入れれば3試合連続。そして、高校時代の時のようなスゴさを取り戻しつつある平山。両者のゴールは、互いのアシストで生まれているのもすばらしい。

平山のゴールは、特にうれしい。今シーズンの当初から「今年の平山は違う」とこっそり言い続けてきただけに(笑)。ここ数試合の充実ぶりはすばらしく、ゴールが決まるのは時間の問題だと思っていた。

以前よりも首が太くなって体型も変わったし、前は何かとファウルばかり取られていたけれど、持ち前の身体の強さを(ファウルをとられることなく)生かせるようにもなった。代表からも遠ざかり、揶揄するような記事を書く取材から解放されたのもよかったのだろう。

そんな平山に対して、「Jリーグアフターゲームショー」の野々村さんは「彼がいればオーストラリア戦は違ったはず」と代表選出へのエールを送っていた。今の平山なら、「日本がW杯仕様のサッカーができる」というのは最大級の誉め言葉。再放送、ぜひ見てみてください(今ちゃんのインタビューもおもしろい!)

交代は、羽生→そーたん、カボレ→赤嶺、平山→達也。交替選手による追加点はなかったけれど、フレッシュなメンバーを投入することで、一時期停滞していたチームが再び動き出すことができた。羽生さんの交代でキャプテンマークを受け継いだのはナオ。こうでなくちゃいかんでしょう。

この日はどの選手もすばらしかったけれど、米本は今回もとてもよかった。栗澤との28番対決にもしっかり勝っていたし。最高のスタジアムで見せてもらった最高の試合。本当にありがとうございました。



で、東京は暫定9位となった。でもまだまだこれからだ。

順位はひとつの試合の結果でたやすく上下するけれど、重要視しなければならないのは得失点差。東京はとにかく失点が多すぎるのだ。前節の段階で、得失点差はマイナス7。上位を狙うのであれば、これをプラスに転じるのが最低限の条件となる。

今節、無失点で終わり、3得点したことで、得失点差はマイナス4となった。この調子でコツコツ借金を返して、上に行かなくては。

次の対戦相手の清水は、勝ち点21で得失点差は2。東京の勝ち点は19。ぜひ連勝して、勝ち点で上回り、得失点差を一気に縮めたい(そのためにも無失点で!)。スタートラインに立つのは、これからだと思う。

つい浮かれてしまいそうになるけれど、チームの調子にはもちろん波があり、ひとりの選手がシーズン通して好調を維持できないのもわかっている。東京が毎年苦手としている猛暑もまもなくやってくる。わかっているけれど、今は浮かれたいなあ。せめて、今日までは浮かれさせてください。ね、今ちゃん。


自転車系姉妹ブログの最新記事は……「輪行マナーポスター」。
最近駅で見かけるようになったポスターについて書いてます。よろしければご覧くださいませ。

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コメント

何事もコツコツが大事だねぇ・・・・
みいこさん、正直驚いている。
うちのチームがこんなに強かったのねぇ・・・
迂闊にもいつの間にかチームが進化しているのに気がついた感じかなぁ・・・・
昨日はチケット争奪戦に敗れていつものリヴリで見ようと思っていたらとても親切な人がいてチケットを格安で譲っていただいたので現地観戦できた。
まったく普段から応援していた甲斐があったなぁ・・・・
その彼とはよくスポーツバーやG裏で顔を合わす。
不思議なもので会うとなんとなくご挨拶をするようになりお話もよくするようになった。
僕のような一人観戦者は試合開始前までは孤独な感じでキックオフの瞬間から周りと一体となるようなものである。
共通の思いが一体感を生むのだろう。
スタジアムでは、まったくの他人の中にいるわけだが、毎回顔を見ているうちに親近感がでてくるような気もする。
普段恋人同士や友達同士で来ていた人がポツンと独りでいると「もしかして仲間と喧嘩したのかなぁ・・・・」とか「あの二人は別れてしまったのかなぁ・・・・」とか心配になることもある。
たまにゴール裏でサポーター同士が喧嘩するときもあり、そういう時は周りの雰囲気が緊張と淋しさが入り混じった空気が流れる。
日立台のG裏のセンター真正面に僕と彼は一緒にいたわけだが、試合前から緊張していた。
その席はよくボールが飛び込んでくるので以前も僕のお隣にいた女性がボールを顔で受けて鼻血をだしたことがあった。
おしゃべりに夢中になれるような席ではないのだが、この緊張感が実はたまらない。
我がホーム味スタは安全で快適ではあるんだが、危険な席だからこその楽しさもあるような気がする。たまのアウェイもいいもんなのねぇ・・・・(まぁ勝ったから言えるんだろうが・・・)
まさかね、前半で2点も獲るとは思わなかった。
後半も含めれば5対0でもあり得たなぁ・・という感じ。
まったく天狗になりやすいのは重々承知なんだが、G裏ではお祭り騒ぎだったなぁ・・・
試合後は相手のホーム側スタンドに潜んでいた東京ファンが拍手をしていたのにはちょっと笑ってしまった。
試合中は応援したくてもできないわけでさぞ苦労しただろうと思う。
そういう窮屈な思いのみなさんにも勝利をプレゼントできたことは喜ばしいなぁ・・・
帰りの電車の中では青赤のユニフォームを身にまとったみなさんの素敵な笑顔が素敵だった。
山手線まできたら多くの普通の乗客に交じって青赤ユニフォームのニコニコ集団が大勢いたわけ周りの一般客はを不思議なものを見るような感じだった。
この勝利の余韻が冷めない様にときっと多くの皆さんは着替えをしないで帰途に就いたんだろうと思う。
それだけいい勝ち方だったと思う。

選手コールではとにかく前半から「平山コール」が多かった。彼の努力をなんとかして結果に結びついてもらいたいという願いがそのコールにこめられていた。
試合前の恒例のシュート練習での平山シュートは真正面か外れかであまり期待できないような気がしていた。
あの3点目のゴール隅のシュートは練習でも狙っていたがことごとく外していた。
だから僕の目の前でシュートが決まった時はビックリ仰天してしまいワッショイが一瞬遅れてしまった。

みいこさん、コツコツと練習していた成果がでたんだねぇ・・・・。
時々小平へ練習を見に行ったが平山選手は黙々とストイックに練習していた。
それは僕だけじゃなく多くのファンも知っていることだろう。

みいこさんのいうように東京もまだまだこれからだ。
気を引きつめていかないとねぇ・・・・
三ヶ月前、柏の鋭いプレスに押し込まれ、ほとんどボールを繋げずに敗れた東京とは違うチームが、昨晩の日立台にいました。

梶山・米本のボランチが縦横無尽に動いてパスを回し、平山・カボレがしっかり起点になる。石川が長い距離を走り、裏を狙う。やるべき人がやることをしっかりやり、柏にペースを渡しませんでした。

課題の終了間際も、意思統一されたボール回しで逃げ切り。

いつも昨晩のような訳にはいかないでしょうが、チームに自信を生む勝利になったと思います。

リーグ戦はまだ半分も終わってません。これからです!!
東京坊主さま
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

いつも、私の知らないゴール裏の世界を教えてくださってありがとうございます。日立台で観戦できてよかったですね! これもふだんの行ないが良かったからかも!?
コタツねこさま
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

メンタルという要素は本当に重要ですね。東京は特にメンタルが……弱いというわけではないのですが、いいときは絶好調にもなるけれど、崩れ始めるともろいという印象も受けています。今のいい状態を身体が覚えてくれれば、今後にも生かせると思うのですが。

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