カボレ&平山がリーグ初得点。ナオは引き続き絶好調のリーグ7点目を決めた。

↑高所恐怖症にはツラそうなカメラの位置
今シーズン初の完璧な試合。これだけ楽しかったのは本当に久しぶりだ。東京は3得点を決めたが、どれもゴラッソ~!なゴールだったし、久々に無失点だったのもよかった。
はるばる柏から帰宅した後、さっそく録画をチェック。TV画面で見るからこそわかることは、どの選手の表情もイキイキと楽しそうなこと。「充実している」というのはこういうことをいうのかな?と思ってしまうほどだった。こんな表情を見せる選手たちであれば、そうそう負けることはないだろう。
1点目は、J日本人得点王の石川のもの。携帯サイトのコメントがまたすばらしかった。ゴールシーンについては、「いろいろ考えられる時間も余裕もあった。前監督の原さんの言葉も浮かんできて(笑)」というのだもの。NHKの特集でも言っていたけど、ゴールへの道筋が本当に見えるんだろうね。

↑座席に置かれていた「紙吹雪の素」。使わなくてすみません
そしてこの試合では、東京の本来のFW陣に待望のリーグ初得点が生まれた! カボレのゴールはナビスコを入れれば3試合連続。そして、高校時代の時のようなスゴさを取り戻しつつある平山。両者のゴールは、互いのアシストで生まれているのもすばらしい。
平山のゴールは、特にうれしい。今シーズンの当初から「今年の平山は違う」とこっそり言い続けてきただけに(笑)。ここ数試合の充実ぶりはすばらしく、ゴールが決まるのは時間の問題だと思っていた。
以前よりも首が太くなって体型も変わったし、前は何かとファウルばかり取られていたけれど、持ち前の身体の強さを(ファウルをとられることなく)生かせるようにもなった。代表からも遠ざかり、揶揄するような記事を書く取材から解放されたのもよかったのだろう。
そんな平山に対して、「Jリーグアフターゲームショー」の野々村さんは「彼がいればオーストラリア戦は違ったはず」と代表選出へのエールを送っていた。今の平山なら、「日本がW杯仕様のサッカーができる」というのは最大級の誉め言葉。再放送、ぜひ見てみてください(今ちゃんのインタビューもおもしろい!)
交代は、羽生→そーたん、カボレ→赤嶺、平山→達也。交替選手による追加点はなかったけれど、フレッシュなメンバーを投入することで、一時期停滞していたチームが再び動き出すことができた。羽生さんの交代でキャプテンマークを受け継いだのはナオ。こうでなくちゃいかんでしょう。
この日はどの選手もすばらしかったけれど、米本は今回もとてもよかった。栗澤との28番対決にもしっかり勝っていたし。最高のスタジアムで見せてもらった最高の試合。本当にありがとうございました。
◆
で、東京は暫定9位となった。でもまだまだこれからだ。
順位はひとつの試合の結果でたやすく上下するけれど、重要視しなければならないのは得失点差。東京はとにかく失点が多すぎるのだ。前節の段階で、得失点差はマイナス7。上位を狙うのであれば、これをプラスに転じるのが最低限の条件となる。
今節、無失点で終わり、3得点したことで、得失点差はマイナス4となった。この調子でコツコツ借金を返して、上に行かなくては。
次の対戦相手の清水は、勝ち点21で得失点差は2。東京の勝ち点は19。ぜひ連勝して、勝ち点で上回り、得失点差を一気に縮めたい(そのためにも無失点で!)。スタートラインに立つのは、これからだと思う。
つい浮かれてしまいそうになるけれど、チームの調子にはもちろん波があり、ひとりの選手がシーズン通して好調を維持できないのもわかっている。東京が毎年苦手としている猛暑もまもなくやってくる。わかっているけれど、今は浮かれたいなあ。せめて、今日までは浮かれさせてください。ね、今ちゃん。
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