1stレグが5-1の圧勝で、2ndレグでは3-0で負けても勝ち抜けるという有利な状況下で、東京はメンバーを大幅に入れ替えて試合に臨むことになった。
余裕があるとかないとかにかかわらず、この試合では失点をゼロに押さえ、得点を獲って勝って終わってもらいたかった。
理由のひとつは、サブメンバー組でも「できる!」ということを世間(?)に知らしめるため。そしてもうひとつは、いうまでもなく、昨年の1stGK・塩田の存在。彼のためにも、何としてでも無失点で終わってもらいたかった。TV放送では映らなかったけれど、塩田がゴール裏前で深々と頭を下げる映像が見えるような気がするよ。
しかししかし、試合は終わってみれば2-1で名古屋の勝利。東京の「負けない記録」もこれで途切れてしまった。
でも、「決まりそうで決まらない」というほんの少しの違いが、勝敗を左右してしまうのは現実のこと。終盤に投入された平山選手が(同じく途中出場の石川選手のアシストで)得点してしまった場面を見て、「やはりスタメンを張る理由はちゃんとあるのだな」と再認識させられてしまったのであった。
結局、サブメンバーでの得点はできなかったし、GK云々の失点ではないにせよ、塩田選手も無失点に抑えることはできなかった。それでも、得点はもぎとったし、内容は悪くなかったし、今後へつながる希望も見えたしで、悪くない試合だったと思う。
準決勝の相手は清水エスパルスとなった。清水とは毎年何度も戦っているような気がするが、今季は早くも6試合を戦うことになる(天皇杯でもまた当たったりして)。対戦しすぎはお互いにとっていいのか悪いのかはわからないが、とにかく平常心で戦い抜いてほしい。
で、土曜日は「多摩川クラシコ」。天気があやしくて、屋根のない場所が多い等々力での観戦には覚悟が必要になるかもしれない。自転車観戦の予定も大幅に狂いそうだし(笑)。東京と違ってものすごく得点能力のあるFW陣が心配だが、少なくともいい試合にはなりそう……な気がする。いつものように、期待しすぎず、「カードの半分をもらう」つもりで行くほうが、精神衛生上はいいかな。
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