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この悔しさをバネに

J1リーグ第20節 川崎VS東京は2-1で東京のロスタイム逆転負け。今年の多摩川クラシコは、連敗に終わってしまった(いずれも逆転負け)。

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↑これが現実


久しぶりに見た、息詰まる試合だった。本当におもしろかったし、ドキドキしたし、いい試合だったと思う……結果が出なかったことだけがものすごく残念。せめて、勝ち点1でも持ち帰ることができればよかったのだが。

前半の多摩川クラシコの敗戦後に始まった東京のリーグ無敗記録は、またも川崎戦で閉じられることになった。本当に悔しい!

でも、冷静に考えれば、これが我々の現在の立ち位置なのだ。6月から今まで、ほとんど負けずに来たけれども、相手はそれほど強いチームではなかったし、爆勝した名古屋はちょうどチームがどん底にある時期だった(戦力補強し、立て直した名古屋相手には負けてしまったわけだし)。優勝争いを戦っていく資格はまだない、という烙印を押されてしまったような印象。もう一度、出直さなければ。

川崎がレナチーニョを温存して後半に勝負をかけてきたのに対し、東京はスタメンがベストメンバー。代わって入る選手によって、決定的に流れを変えることはほとんど無理……というのが、今の東京の現実である。

疲労が濃い選手を変えなくてはという意識はあっても、変えることによって得点の匂いがしてくるかといえば、そうではない。結局、そのあたりが勝敗を分けてしまったのかな(ブラジル人FWの差といってしまえばそれまでだけど)。

後半の東京はほとんどいいところがなく、川崎の早い攻撃に翻弄されっぱなしだった。ロスタイムまで得点されなかったのが不思議なくらい。後半は東京にも少ないとはいえチャンスはあったのだから、そこできっちり決めることができていれば……。

上位に食い込むにはまだまだ実力が足りないといことが露呈した試合でもあった。でも、リーグ戦はあと10試合以上もある。ここで立て直して、練習を積んでいかないと。鹿島にはぜったい勝ちたいしね。

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↑本日のゴール裏


夜9時すぎの自転車夜間走行は、人もクルマも減るので走りやすくはなるけれど、慣れていないせいもあってやっぱり疲労がたまる(緊張感のせいかも)。往復65キロばかり走って、帰宅したのは11時半。それから夕飯食べてへろへろ~……ということで、アップする前に寝てしまいますた(文字は書いたのだけど、写真を取り込む気力がなかった)。

ひと晩明けて思うけれど、やっぱりいい試合だったと思う。でも、勝てなかったのはわれわれの実力が足りなかったから。そういう意味ではフェアだったとも。



で、産経新聞のスポーツ欄にはこんな記述があってちょっと苦笑してしまった(MSN産経ニュース)。

 「通算5勝5分け5敗で迎えた今回の「多摩川クラシコ」。2007年に命名され、日本で最も盛り上がるダービーマッチともいわれる大一番

……いつのまにそうなったのだ!?という気もするけれど、昨日はスタジアムの雰囲気もすばらしく良かった(最後の最後で川崎に歓喜を与えてしまったのがすごく悔しい)。そして試合内容も、公平な目で見たとしたら満足がいく「サッカーを堪能できる」ものだったと思う。

3年目にして、「クラシコ」はここまで成長したわけだ。その過程をこの目で確認できるのはうれしいことだ。名づけてからは負け越しているけれど、来年は必ず! あるいは今年また対戦する機会があれば(ナビ?)次回こそは勝ちたい!
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コメント

本当に惜しい試合でした。
「たら・れば」を言っても仕方ないのですが、後半の「石川の右からのクロス→平山ヘディング」と「平山スルーパス→カボレGKと1対1」が決まっていれば、違う結果になったと思います。

痛い敗戦ですが、約2週間の中断があるので、コンディションをしっかり回復させて、また頑張ってもらいたいです。

リーグ戦は、まだまだこれからです。
無事ご帰還できてよかったなぁ・・・・
みいこさん、夜間の自転車は怖いものだよねぇ・・・
川崎からは長い距離なわけで無事に帰宅できたのがなにより
実は夜にサイトをみたらアップしていなかったので大丈夫だったのか心配になったんだなぁ・・・・
本当にお疲れ様でした。

昨日は珍しく応援団が試合前から新曲披露していた。
アウェイの場合どこに中心部がくるのかわからないのでいつも右往左往してしまう。
等々力ではいつもバック寄りに陣地を構えるんだが、昨日はメイン寄りに応援団の荷物があったのでそこへ席を探しにいった。
そうしたらいつものメンバーがほとんどいない。
なにせ入り口付近で新曲の練習をしているから明確にわからない。
しかも席取りされていて座るところがない。
ぐがぁー困ったなぁ・・・・とG君と一緒にショボーンと佇んでいたら「いつもホームで飛び跳ねている人ですよねー」と声をかけていただき席を空けてもらった。
よく見るとホームでいつも近くに座っている男性でこの日はお友達を多数ゴール裏中心部に招待していたらしい。まことにありがたいご親切で助かったなぁ・・・・。
そのお友達の皆さんは普段ホームではメインやバックスタンドでご覧になっているようだった。
どうもネットで親しくなったお仲間だそうでブログとかではよくお話しているらしいが会うのは「ハジメマシテ」という感じでもあったらしい。
みなさん初めてゴール裏中心部にきたらしく不安な面持ちだったが、その彼は「大丈夫、東京は危険なことはないからね」と解説していた。(がこのクラシコでは何が起こるかわからないような気が僕はしていた。)
なんともかわいらしい女子大生が3人と若い男性とラブラブなカップルに僕らは囲まれてキックオフを待っていた。
応援団は試合開始直前に行進しながら乱入してくる。
席はあってないような状態になり満員電車のような状態になる。
その中で歌い飛び跳ねるわけで、当然アチコチぶつかり、場合によってはひっくり返ったり倒れたりしてしまうこともある。
特にかわいい女子大生は大人しい感じで「野獣の中に子羊」が迷い込んできたような感じでもあった。
試合が始まったと同時に招待した彼は何を興奮したのかその場を離れ、最前列の手すりまでいき応援しだした。
げげげーーーーー招待された子羊たちはもみくちゃにされながら呆然と佇んでいたが、なにせ周りは飛び跳ね隊なわけで構っているわけにもいかない。
石川のゴールが決まった時には荒れ狂う様相を呈して子羊たちはグチャグチャに倒れたり転んだりしていた。
その後ハーフタイムにトイレにいったが、席に戻ったら当然のごとく子羊たちは消えていた。(そりゃそうだよなぁ・・・・)
きっとどこかのHPやブログで子羊たちは「とんだ災難な一日だった」と書いているだろう・・・・

まぁ試合は苦しい展開で負けてしまったのだが、しかしこのクラシコはまだまだ終わりではないと僕は思っている。
ナビスコでお互い勝ち進めば国立でもう一度チャンスがある。
人生は諦めなければ希望が見えるわけで、この敗戦を糧に努力すれば必ずや素晴らしいチームになると僕は信じる。
いろいろな方が応援してくれるわけでスタイルが違っても心は一つではないかと僕は感じる。

子羊さんたち、またゴール裏に来てくれるといいなぁ・・・・・
気持ちのよく伝わる「今の東京」観です。これから一皮も二皮も剥けて、本当に強いチームになってもらいたいですね。
今回の負けを、選手、監督それにサポーターも「決して忘れない」気持ちで糧にしていきましょう。
コタツねこさま
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

中断期間ですが、長友選手が入院&手術だったり、ブルーノ選手が帰国だったりと、いろいろ忙しいですね。準備できることはしっかりやって、今後に備えてほしいと思います。
東京坊主さま
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

心配してくださってありがとうございます。2週間前のサテライトの時よりもずっと涼しかったので、自転車走行環境としてはずいぶんとラクでした。でも、結果が結果だったので余計疲れてしまったような気がします。

ゴール裏は初心者にはキツいところかもしれませんね。私は一度も踏み入れたことはなく、これからもたぶんムリなので(体力的にも)、東京坊主さんのレポートをとても楽しみにしています。本当に毎回ドラマがあるんですねえ。
くらわばさま
くらわばさん、コメントありがとうございます。

今日は、昨日の疲労と雨に負けて、サテもユースも観戦できませんでした(根性なし)。本当に反省しています……が、休んだおかげで少し元気になりました。選手たちもこの2週間でリフレッシュしてもらいたいものです。本当の戦いはこれからですもんね。

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