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御の字

J1リーグ第21節 東京VS横浜FMは0-0のドロー。

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↑久々に晴れた夏の夕暮れ


6月以降の東京の快進撃の牽引力となった4人が不出場ということで、「勝ち点1がもらえればいいかな」とファンにはあるまじき(しかし現実的な)願望をもって出かけた味スタ。希望通りというか予想通りというか、勝ち点1をもって試合は終了した。

マリノス側がどんなメンバーだったのかは知らないが、東京もイマイチならば相手もイマイチで、そのおかげで拮抗した凡戦になったのは実によかったと思う(皮肉じゃないよ)。マリノスが絶好調だったら、たぶん勝ち点1も持ち帰れなかっただろうから。

この日はとても暑く、もらったウチワが大活躍するほどだったので、ピッチで動く選手たちはもっと大変だっただろう。前半はきれいなラインで守っていた守備陣も、後半になるとバラけてきてしまって、選手たちもバラバラな感じ。

「0-0」の雰囲気が濃厚であっても「事故」は起こりうる。両者ともリスクを避けて、必死で「安全運転」で90分を乗り切ったという印象だった。ホント、これで良かったと思うよ。そりゃできれば勝ち点3は欲しかったけれど、時にはこういう戦いも必要だってこと。リーグ前半は、引分けさえもできずに大量失点を重ねてたわけだしね。

この日、久々のスタメンとなったのは、茂庭と金沢。サブメンバーに佐原と平松の名前があるあたりに、監督の不安感を感じてしまったりなんかして。「モニが途中交代になったらマズいよね」なんて話をしてたくらいだった。

それにしても、茂庭が何でもないボールをクリアするごとに「モニよくやった!」と、まるで「クララが立った!」かのごとく喜んでしまうのは、考えてみれば失礼な話だ。彼はわがクラブ唯一の、ドイツW杯でピッチに立った男なんだから。でも、茂庭を見ることで、退屈な(え?)試合がちょっとだけエンタメ方向に触れたりもするので、これはこれで楽しかったのだ。

金沢選手のほうは、「失点したくない試合」をしっかりとしめてくれたような印象。こういうときはベテランの力が必要だよね。一時期、疲れているように見えた米本もすっかり元に戻ったようで、本当によかった。徳永もいつもながらによかったし(あまり書いてこなかったけど、今シーズンの彼は本当にいい!)。

このあと、中2日で山形へ行き、日曜日には鹿島との試合が待っている。リーグをおもしろくするためにも、チームのためにも鹿島をとめたいし、そのためには山形でしっかり勝ち点を取ってこなくてはならない。出場停止だった梶山はともかくとして、他の3人がどのくらい戻れるのかはわからないが、「どんなメンバーでも結果を出す」ことをめざして頑張ってほしい。

だいたい「反撃の夏」を掲げておいて、夏休みシーズンに入ってからはほとんど「反撃」してないしなー(笑)。頼むよ~。


……ということで、大好きな(笑)マスコットネタは明日。
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コメント

東京も横浜も守備陣は頑張ってましたが、攻撃陣はイマイチでした。

両軍で唯一決定的シーンは後半横浜の田中が右サイドで宇宙開発した場面ではないでしょうか?(東京は助かりましたが。)


無得点でしたが、無失点は評価して良いと思います。

残り試合数を考えれば、二位までは行けます。これからです。
徳永選手
彼は去年から比べれば、良くなりましたよね。
試合中、一度ならず出ていた気を抜いたようなプレーが影を潜め、底知れぬポテンシャルを垣間見せていますね。
「やれば出来るじゃん」と思わず口にしてしまう、最近です。
勝ち点1は一歩前進だなぁ・・・
みいこさん、ソシオ待機列は灼熱の鉄板コンクリート状態であった。まったく試合前に体力気力が消耗してしまうなぁ。(むろん3・4時間も前からスタジアムに行く必要はないのかもしれないが・・・)
スタジアムの中は多少涼しくボーとなりながらいつものG裏で練習を眺めていた。
ここのところ高校生軍団が周りにいつも座っているんだが、夏休みの影響か男子と女子との距離が近くなったように感じる。どうも次節山形戦も高校生軍団は応援に行くようで泊まる宿のお話やなにやら話題になっていた。
むろん赤の他人の行動に関知するつもりはないが、夏休みの一夜の冒険があったりなかったりする展開はちょっと心配になる。
子を持つ親は面倒なものだなぁ・・・・
高校生軍団男子女子は山形ではスタジアムで合流するだけで宿とかは別らしい。
ちょっとホッとしながらも男子の気概が足りないと思ってしまう。女子高生の二人組はかわいいというのもあるが、なんといってもいつも応援をがんばっている。
こういう素晴らしい女の子が恋人になるときっと高校生活は楽しくなるのにとお節介な気もしてくるんだなぁ。

ちなみに僕の隣にいるG君も山形に行くというし、貧乏暇なしサラリーマンの僕は羨ましくてしょうがない。
自分で言うのもなんだが、こういう人生でも勝ち点1だと思うようにしている。
勝つか負けるか選択肢が2つしかない人生は辛いしなぁ。
まぁまぁの小市民的な生き方だって悪くはないような気もするが高校生軍団を見ていると「まぁまぁ・・・」なんて考えていないだろう・・・・

試合はなんとなくモヤモヤな展開のスコアレスドロー
熱中症一歩手前の僕の脳は飛び跳ねた影響で余計グシャグヤな様相を呈してきた。
だからかもしれないが、この引き分けを喜ぶべきなの悲しむべきなのかよくわからなかった。
でも冷静に考えればこの勝ち点1が後々大きな意味をもつかもしれないと思い始めた。

みいこさん、勝ち点1の人生も悪くはないものだと思うなぁ

コタツねこさま
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

どちらかといえば、横浜のほうが決定的な場面は多かったような気がしますね。たくさんはずしてくれて、本当に助かりました。2位、確かにまだまだイケますね。頑張りましょう!
くらわばさま
くらわばさん、コメントありがとうございます。

徳永選手、あまり目立ちませんが、いつのまにか頼もしい存在になりつつありますね。若い選手が多いチームなので、お手本になるようなプレーをたくさんしてもらいたいと思います。今までいっぱい文句ばっかり言ってきてごめんなさい!という気分ですが、こうして成長した姿を見せてくれるのはうれしいですね。
東京坊主さま
東京坊主さん、いつも楽しいゴール裏の話を聞かせてくださってありがとうございます。高校生君たちの夏も盛り上がっているようで何よりです。私らなんかはもう「ご隠居さん」みたいにまったりしていますからねえ(笑)。

「人生は勝ち点1」っていい言葉ですね。私も「3」はとれなくてもいいから、「1」はとりたいなあ。

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