
↑久々に晴れた夏の夕暮れ
6月以降の東京の快進撃の牽引力となった4人が不出場ということで、「勝ち点1がもらえればいいかな」とファンにはあるまじき(しかし現実的な)願望をもって出かけた味スタ。希望通りというか予想通りというか、勝ち点1をもって試合は終了した。
マリノス側がどんなメンバーだったのかは知らないが、東京もイマイチならば相手もイマイチで、そのおかげで拮抗した凡戦になったのは実によかったと思う(皮肉じゃないよ)。マリノスが絶好調だったら、たぶん勝ち点1も持ち帰れなかっただろうから。
この日はとても暑く、もらったウチワが大活躍するほどだったので、ピッチで動く選手たちはもっと大変だっただろう。前半はきれいなラインで守っていた守備陣も、後半になるとバラけてきてしまって、選手たちもバラバラな感じ。
「0-0」の雰囲気が濃厚であっても「事故」は起こりうる。両者ともリスクを避けて、必死で「安全運転」で90分を乗り切ったという印象だった。ホント、これで良かったと思うよ。そりゃできれば勝ち点3は欲しかったけれど、時にはこういう戦いも必要だってこと。リーグ前半は、引分けさえもできずに大量失点を重ねてたわけだしね。
それにしても、茂庭が何でもないボールをクリアするごとに「モニよくやった!」と、まるで「クララが立った!」かのごとく喜んでしまうのは、考えてみれば失礼な話だ。彼はわがクラブ唯一の、ドイツW杯でピッチに立った男なんだから。でも、茂庭を見ることで、退屈な(え?)試合がちょっとだけエンタメ方向に触れたりもするので、これはこれで楽しかったのだ。
金沢選手のほうは、「失点したくない試合」をしっかりとしめてくれたような印象。こういうときはベテランの力が必要だよね。一時期、疲れているように見えた米本もすっかり元に戻ったようで、本当によかった。徳永もいつもながらによかったし(あまり書いてこなかったけど、今シーズンの彼は本当にいい!)。
このあと、中2日で山形へ行き、日曜日には鹿島との試合が待っている。リーグをおもしろくするためにも、チームのためにも鹿島をとめたいし、そのためには山形でしっかり勝ち点を取ってこなくてはならない。出場停止だった梶山はともかくとして、他の3人がどのくらい戻れるのかはわからないが、「どんなメンバーでも結果を出す」ことをめざして頑張ってほしい。
だいたい「反撃の夏」を掲げておいて、夏休みシーズンに入ってからはほとんど「反撃」してないしなー(笑)。頼むよ~。
……ということで、大好きな(笑)マスコットネタは明日。
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