8月、やっと1勝できた!

↑久しぶりに勝ちました
今回ばかりは、大分に対して「いい人」になってはイカン、何が何でも勝ち点3をがむしゃらに獲りにいってほしい!と思っていた。でも、必死さを感じたのはどちらかといえば大分のほう。東京は、ゴール裏から「シュート撃て」コールが出てしまうプレーぶりしか見せられなかった(そういえば8月のホームゲームでは必ず「シュート撃て」が出てますな~)。
でも、終わってみれば東京が勝ったのだから、これでいいのだ!
連勝していたころのメンバーがようやく揃ってはくれたけれど、まだまだ本調子とはいかないのが現状。かつて名古屋の監督様に「新幹線のよう」といわれたチームの現状は、「事故で止まってばかりの中央線」といったところ。それでも、少しずつ復活のきざしは見えているような気がする。後半、大竹選手が入ってから、目に見えて全体が良くなったように感じたのもいい兆候。
内容はともかく、勝ったという事実で自信をつけて、大事なナビスコ準決勝で頑張ってきてもらいたい。対戦相手の清水は、本日等々力で試合がある。遠征距離はほぼ同じだし、東京は中3日なのだから、われわれのほうが恵まれている(はず)なのだ。よけいな失点をせずにアウェイでの試合を終わらせ、ホームでぜひ決勝への切符をつかんでほしいな。
それにしても、後半ロスタイムの2点目には心底ビックリした! うれしいというよりは、まず「驚き」のほうが先にたつゴール。ベンチは「打つな~」という意思表示をしていたそうだけど、1点リードの後半ロスタイムであれば、そう考えるのも仕方がない……でも、結果が伴ったせいもあるけれど、ここはやっぱり打ってくれた米本に感謝。
この2点目がなかったら、たぶん、どこかしら不完全燃焼な気持ちを抱えて帰途についていただろうから。今季早くも2点目、本当にビックリさせられる18歳ですなあ。

↑何にせよドロンパがピッチに立てたことは喜ばしい
この日、17時ごろから私の住む小平某地域は、バケツをひっくり返したようなどしゃ降りに。あまりにスゴい雨なので自転車観戦はもちろん、家から出る時間まで遅くなり、席についたのは試合開始直前。というわけで、今回は「ドロンパ評論家」としてのコメントはできなくなってしまいますた(笑)。
結局、このときの雨雲はごく限られた地域に発生したもので、調布方面はちっとも降らなかったんだけどね……。そのかわり蒸し暑さは相当なものだったので、ピッチで動く選手たちは大変だったことだろう。昼間、自転車で走り回っていた私もへろへろになってしまったし……。今年も「暑さに弱かった」東京だけど、なんだかそれを責める気にはなれないな。
ギリギリにスタジアムに着いたわりにはコンコースには人もまばらで、ビールを並ぶこともなく買えるし、ドロンパ鬼太郎コラボTシャツは売れ残ってるし(不憫で思わず買ってしまった(笑))、「平日のナイトゲームですか?」みたいな閑散とした状況。改めて「勝利こそ最大のプロモーション」だと実感してしまった、夏休み最後の週末でもあったのだった。
こんなチーム状況で東京まで遠征した大分サポさんたちは本当にスゴいと思う。私だったら……いや、私はそもそもサポーターですらないのだけど、観光目的であっても二の足を踏んでしまいそう。条件は違うにせよ、なんだか大分さんの苦境は他人ごととは思えない部分もあるので、なんつーか、いろいろ考えてしまうのですよ。
ナビ杯優勝の翌年に低迷したのはわれわれも経験したことだし、ホームの芝が酷かったことも同じだし、国体がホームスタジアムで開催されることも共通しているし、胸スポンサー探しだって他人ごとではないし、怪しい胸ロゴは昨年味スタで見たことがあるし……。ひとつ間違えば、東京だって(というか、多くのチームが)同じような苦境に立たされるかもしれないのだから。
だからといって、東京ファンが大分にエールをおくるのは僭越なことでもあるので、何も言葉が見つからないままに終わるしかないのだけど。しいていうならば、もうちょっと背番号が見えやすいアウェイユニフォームにしてくださいよ、というくらいかな。背番号がわからないと誰が誰やらちっともわからん。
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