「多摩テック」へ来たからには、ランドマークでもある観覧車に乗らなくては!

↑曇ってきてしまったのが残念
浅川沿いを走っていると、丘の上に見える観覧車のシルエットは非常に目立ちます。乗ってみたらさぞかしいい眺めなんだろうな~と思っていたのですが、ようやく念願かなって観覧車に乗ることになりました……といっても、並ぶこともなくあっさり搭乗。
それにしても、観覧車に乗るなんて何年ぶりでしょう。まだ東京ファンになる前に神戸で乗ったことがあるような気がしますが、だとすると8年以上前!? 当時は自転車にも乗っていなかったので、ダンナと合わせると今よりは15キロ近くも体重が重かったんだな~(笑)。

↑観覧車からの眺め
観覧車が静かに少しずつ高度を上げていくとともに、今まで見えていなかった風景が広がっていきます。そうでなくても「多摩テック」は多摩丘陵の丘の上にあるのですが、やっぱり眺望は抜群です。北風の強い冬晴れの日であれば、もっと遠くまで見通せて、富士山も見えたのかもしれませんが、この日は若干雲が多かったので、見晴らし的にはちょっと残念でした。
スピード感があるわけでもなく、至って静かなアトラクションですが、ゆっくりとした時間が楽しめる観覧車は、オトナ(年寄り(笑))の観客にはちょうどいい乗り物のような気がします。機会があれば、他の遊園地の観覧車にも乗ってみたい~!

↑別のアトラクションに乗りながら撮ってみた
せっかくのパスポートチケットなので、他の乗り物にも乗ってみました。選ぶ基準は、「並んでなくてすいているところ」(笑)。そうなんです、「多摩テック」は私が予想していた以上に、家族連れでにぎわっていたのです。アトラクションによっては30分くらいは待たないと乗れそうもないものもありました。
てっきり寂れた遊園地だと思っていたので、この賑わいには逆に驚かされてしまいました(ごめんなさいっ!)。こんなにお客さんがいるのなら、閉園することなんてないじゃないかと思いたくなるほどに(閉園のニュースを知ってやってきた、私らみたいなヒネクレた客がいたのかもしれませんが)。
でも、「多摩テック」も開園から48年。日々のメンテナンスは続けていても、そろそろハードとしてのアトラクションには寿命がきているのかもしれません。かといって、コストを考えると、新しいものの導入は難しいのかも。この「多摩テック」だけでなく、高度成長期に誕生した遊園地は、どこも存続するか否かの分岐点に立っているのかもしれません。

↑クアガーデン入口
アトラクションもほどほどに、次に訪れたのは隣接する日帰り温泉施設「クアガーデン」です。
実は、こちらには5年以上も前に来たことがありました。まだまだ自転車初心者で、「そんな遠いところに行かれるかしら!?」と不安に思いながら……。つきあってくださったのは、いつもの自転車師匠と自転車先輩のJさん。5年前は「多摩テック」へ行くのも大変だったのに、昨年は「和田峠」でしたから、進歩といえば進歩なのかな~。
以前行ったときも平日なのにわりと混んでいたという記憶があったので、「多摩テック」は閉園しても「クアガーデン」は残るのではないかと思っていました……が、こちらも同時閉園ということで、とても残念です。施設はとてもきれいですし、ちょっと黄色みがかって白濁したお湯に浸かるとすべすべになりますし、けっこうお気に入りの日帰り温泉だったのです(そのわりには一度しか行ってないけど)。
温泉に入った後に20キロ近く走って帰るのは楽しくないような気がして敬遠していましたが、今回は最後ということで温泉に入ることにしたのでした。「クアガーデン」未体験のダンナにも試してもらいたかったし。
こちらの温泉、露天風呂からの眺望は本当にいいんですよ~! これだけいい眺めの温泉は、多摩地区では少ないのでないでしょうか。閉園は本当に残念です。どこかが受け継いで営業をしてくれるといいのですが……。
「多摩テック」レポはあと1回続きます(さすが、閉園記念!)。
- 関連記事
-
- さよなら多摩テック (2009/03/12)
- しつこいぞ秋春制 (2009/03/11)
- 観覧車@多摩テック (2009/03/10)
- 喫茶店「菩提樹」(府中) (2009/03/09)
- 黒星スタート (2009/03/07)

にほんブログ村