
↑とても説得力がありました
発表会の内容については映像配信もありますし、オフィシャルでのレポートや、twitterのログなども参照していただくのが確実だと思うのですが、自分への備忘録としても書き留めておこうかと思います。
監督からのメッセージは、今朝、小平で選手たちに伝えたものをそのまま私たちに伝えてくれるものでした。その内容は、ホワイトボードに書かれているとおりです。
「3つのタイトルのうち、必ずひとつは獲る」
「Jリーグ真の優勝争い」
Jリーグでは、首都のチームが優勝争いをしたことがない。でも、そうなることで、ファン、味スタ、小平、メディアがどう変わっていくのか。ナオが得点王を争っていたころ「5点目より先は未知の世界」と言っていたが、最終節に向けて優勝争いをしていくということ自体が、われわれにとっての「未知の世界」。それを経験することでどんな境地になるのか、また、そうすることでサッカー産業に刺激を与えたい。
「P(ポスト)ワールドカップ」
W杯前は、サッカー専門誌以外のメディアも注目してくれる大きなチャンス。でも、W杯が終わってしまったらそれきりになってしまわないとも限らない。でも、現在注目されていることを大事にし、W杯が終わってからも引き続き注目してもらえるように、チャンスをたぐりよせなくてはならない。首都のクラブが強くなることだけが、サッカーという産業を大きくし、皆の夢をかなえることができるのだ。
◆
青字で書かれている部分は、いろいろ補足するデータです。
「2分8敗」は、昨年東京より上位にいたチーム&対浦和(6位)との対戦成績。
「第23節」は、昨年のアウェイ鹿島戦。どう見直しても勝てる試合ではなかった。
これでは、優勝争いに加われないのは当然のこと。ここをスタートとすることで、優勝争いに加われるようなチームを作っていく。
「4位」は、昨年のJリーグでの総失点数のランク。
「開幕~10節」までは、最多失点チームだった。
「11節~最終節」は、失点の少なさでは2位だった。
失点に関していえば、リスタートからの失点がダントツで多いのがわれわれだった。それを改善すれば、最小失点チームにもなりうる。このデータは、われわれに「超えなければならないハードルがあること」と「09年のチーム&個人ではそれが超えられないこと」を教えてくれている。選手補強も、このチームに足りないもの、あるいは新しいものを補強してくれる選手かどうかを考えて行なっている。
生命保険会社が発表した、小学生の「将来なりたい職業」の1位がサッカー選手だったのは、「93~96年」と、「02、03年」。
現在東京に在籍している選手たちは、「サッカー選手がいちばんの憧れの職業」だったころに小学生時代を過ごしており、その意味では「夢をかなえた」といえる。不況のため、どのクラブも経営は厳しいが、それを嘆いていても始まらない。幸いにして、今年はW杯イヤーでサッカーに注目が集まる年。これを逃す手はなく、注目してもらっていることを大事にして、W杯が終わった後も、引きつづき注目してもらえるように努力をしていかなくてはならない。
◆
データ&理詰めのスピーチには、とても説得力がありました。毎週、試合を見ていて「なんとなくここがよくないなー」と思っていた部分って、しっかりデータに出ていたのですね。今まで足りなかった部分を補強するという方針&それに従って獲得した選手なのですから、きっと今年は結果が出るのではとも思ってしまいます。
城福東京も今年が3年目。城福イズム(?)がより浸透するであろう今年は、きっと素晴らしい試合を見せてくれるに違いありません。われわれにできることは、ただただ必死で応援することと、ヒロシが途中でJFAに拉致されないよう、しっかりお守りすることくらいでしょうか……。
そういえば、大國魂神社での必勝祈願も見てきたのですが、そちらはまたも別記事にてレポートしたいと思います……さすがに、明日になってしまいそうですが。
本日、twitterのフォローをしてくださった皆さま、ありがとうございました。あまり内容のないtweetしかできませんが、よろしくお願いいたします。
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