
↑味スタゴール裏に日の丸が
いろいろな意味で、ガマン大会だったような試合。ホント、ツラかった。内容も相当寒かったけれど、味スタまでわざわざお金を払ってやってきた2万5千人の観客は本当に寒かっただろうと思う……って、私もそのひとりなんだけど(^^;

↑味スタ開催の理由は、味の素が大会スポンサーだったから!?
逆に、中国のほうは、思っていたよりもずっとちゃんとしたサッカーをしていて驚かされた。中国といえば、試合途中からキレてしまって、カンフーサッカーを始めるチームという印象があったもので(すみません!)。W杯予選で敗退してから数カ月、彼らはちゃんと進歩しているようだ。それに比べて、W杯出場を決めたわれらが日本はどうなのだろうか!?
いろいろ愚痴っぽくなってしまうのは、ひとえに寒くて大変だったから。秋冬制を推進する人は、この寒さを少しは体感してくれたのだろうか。ペラペラのフリースのブランケットを配れば皆あたたかく満足できると思っているのだろうか。観客だけではなく、スタジアムで働くスタッフ、売店やケータリングカーの皆さんが寒さで震えていた様子をちゃんと見てくれたのだろうか?

↑あまりな内容なので、試合中からつぶやいてしまった…
骨の髄までしみこむような寒さが緩和されることがあるとしたら、それは熱い試合と熱いプレーにほかならない。でも、この日、ピッチ上で見られたのは、ゴールに向かう姿勢が見られない緩慢なサッカー。いちばん盛り上がったのは、楢崎がPKを阻止したシーンだけ。「負けゲームを引き分けにしただけ」という彼のコメントは、実に正しい。
もちろん、オフが終わったばかりで、選手たちのコンディションが整っていないということは理解しているけれど、それにしても……。いや、もしかしたら見に行った自分が間違っていたという、それだけのことなのかもしれない。味スタでの初のA代表戦だから、ついチケットを買ってしまった自分が悪かったのだ。
「東アジア選手権」は親善試合ではないので、観客にこびるようなメンバーや試合展開にする必要がない……のかもしれないけれど、それでもやっぱり、決して安くはない金額を払って観客が来る以上、興行であることは間違いない。だとしたら、代表戦の動員が低下している現状を考えるならば、もう少し観客におもねる舞台を演出してもよかったのではないだろうか。

↑彼の復帰を待ちたいところ
試合の舞台は、FC東京のホーム・味の素スタジアムだし、東京の選手は4人も選出されている。海外の代表戦ならば、地元を多少意識したメンバーを出場させるのは珍しくないが、もちろん岡田監督はそんなミーハーなことはしない。ゴール裏が「シュート打て!」コールやブーイングをしようとも、選手交代すらなかなかしようとしない……。これでは、観客は減るばかりだろう。
東アジア選手権での日本の試合はあと2試合あり、行ってみてもいいかな~と考えていたのだけれど、今日の試合を見てやめることにした。それだけのチケット代を払うのなら、「クラブサポートメンバー」の口数を増やすほうが東京のためになるというもの。それに、今回はフジテレビの中継なので、TVを見ていてもそれほどストレスがたまらない。だとしたら、暖かい環境でタダで試合を見るほうがずっとマシというものだ。
「わがホーム、味スタでの初の代表戦を見たぞ!」と自慢したかったのだけど、結局、自慢できそうなのは「気温0度に近い環境で、2時間じっと座って耐えたぞ!」ということだけ。女子サッカーから観戦の皆さんはもっとツラかったと思うけど、女子のほうが内容的には良かったから、それだけでも報われたのかもしれないですね。あー、早いとこ風呂入って寝よっと。
*ひと晩たって追記*
入場者に配っていたブランケット、昨夜の極寒の中では気休め程度だったけど、意外と役にたつかも。何といっても、色が青赤(^^;。 これから季節が変わって、少し「肌寒いかな」というときにはぴったりだと思う。コンパクトなので、自転車観戦でも携帯しやすいしね。いいものをありがとうございました。
負けてないのに試合終了後の容赦ないブーイングとか、前半終了時でのブーイングに「シュート撃て!」コールに平山コールというのは、代表戦ではあまり見られない光景ではないかと思う……つーか、まるで東京のグダグダ試合のときみたいですな。TV中継でもしっかり聞こえてきたブーイング、少しはスタッフの皆さんの心にも届いているといいんだけどね。
- 関連記事
-
- 寒い試合に思うこと (2010/02/12)
- マスコットオールスターが見たい! (2010/02/09)
- 味スタも試合も寒かった (2010/02/07)
- チーム始動日のドロンパ写真集 (2010/01/25)
- 大國魂神社へ選手と人ごみを見に行った件 (2010/01/24)

にほんブログ村