第一節・東京VS横浜は、平山のロスタイム弾で1-0の勝利。

↑開幕戦での勝利は大きい!
東京の開幕戦勝利が4年ぶりだったと後で知って、そんなに勝っていなかったのか~とちょっと驚いた。開幕戦で勝てないという「ガッカリ感」よりは、やっと開幕した!という「ワクワク感」のほうが大きかったせいなのかな。苦しい戦いではあったけれど、勝利できたことは非常に大きい。1-0と0-0では、全然違う!
スタメンとして発表されたメンバーの顔ぶれを見て、改めて「城福監督は3年かけてチームを作ってきたんだな~」としみじみしてしまった。城福さんがやりたいサッカーを具現化できる選手だけが、ここに集うことができたのだ。3年前からのメンバーで残っているのは、実はほんの少し。その中に平山選手が残っていることが、彼の成長を表しているようにも思う。

↑トリコロールなお客様たち
試合前は、実はちょっと横浜をナメていたところがあって(本当にすみません!)、こんなにも苦戦するとは正直いって思っていなかった。前半は互いにシュートもほとんどなく、「シュート撃て!」という場面すらほとんどないという状況。後半は……どちらかというと押し込まれていた時間帯は多かったけれど、権ちゃんの守護神ぶりには不安はまったく感じなかった。
東京にとっての流れが良くなったのは、いうまでもなく梶山とナオの投入によるもの。それにしても、開幕戦で彼ら2人がピッチを走る姿を見られるというのは、なんと幸せなことだろう。彼らが負ったケガのことを考えれば、ベンチにすら入れなくても不思議ではなかったのに。サッカーの神様に感謝したい!
新加入のモリゲこと森重選手と松下選手は、監督が見込んだ選手だけあって、東京に今まで足りなかった部分にぴったりおさまるピースになってくれたように思う。前日の小平でもセットプレーの練習をしていたけど、今後はセットプレーが東京の大きな武器になる!と考えるだけでワクワクしてくる(今回は少なかった)。
そして平山。翌日のトーチュウ様はもちろんのこと、さまざまなメディアでの扱いを見ると、いかに彼が期待されているのかをひしひしと感じてしまう。日本代表にいちばん欠けているのは、実は「スター」。サッカー通の人はそういう存在に眉をひそめるものだけど、スターなしで今の日本代表が(国民的に)盛り上がらないのは事実。平山は、活躍いかんでその座をいとめることができるはず。俊輔に代わる新しいスターとしてぜひ代表を盛り上げてほしい。そのためにも、今後はJリーグで毎試合得点を!

↑たとえ雨でも開幕戦はやっぱりうれしい!
昨年の開幕戦当時に、ナビスコ決勝時のスタメンを予想するのはほぼ不可能だったように、今年の東京もこれからどんどん成長&変化していくはずだ。これからどの選手がスタメンを獲得するのか、誰が活躍するのかを予想することはできないが、それだけに未来が楽しみ。毎試合ごとに進化していく東京を、大事にしっかり見守っていきたいと思う。
*おまけ*
試合にはまったく関係ないけど、この日の東京の選手は半袖ユニ着用者が多かった。単純に寒がりの私は、「半袖なんてスゴいなー」と妙に感心して試合を見ていたのでした(笑)。
- 関連記事
-
- 残雪の小平 (2010/03/11)
- 東京フラッグの自転車屋さんに助けられた話 (2010/03/09)
- 勝利からのスタート (2010/03/07)
- 夢も希望も… (2010/02/15)
- 寒い試合に思うこと (2010/02/12)

にほんブログ村