
↑たくさんの青赤鶴たち
この千羽鶴、先週の土曜日に無事、広報の浅利さんに手渡されたそうです。そのときの様子は、主催されたみーこさんのブログをご覧くださいませ。
Twitterでの提案がされてからひと月あまり。参加者は100人以上にもなったそうです。私もとりあえず青と赤の鶴を7羽ずつ折ってはいたのですが、小平で声をかけていただいたことがきっかけで、「鶴を繋ぐ会」にも参加することになったのでした。
こうして「鶴繋ぎ隊」のメンバーとなったのは8人。初対面の人も多く(初対面でなくても、ここひと月のあいだに知り合ったばかりなのですが)、観戦場所も観戦歴もバラバラというメンバーでしたが、同じ東京ファンということですぐに緊張は解け、リラックスした会話が交わされる中での鶴繋ぎ会となりました。
折り鶴は7.5センチ四方の折り紙で作られていて、千羽鶴にするには50羽ずつタコ糸で繋いだものを束ねていきます。1600羽以上もあると聞いていたのでどうなることかと思っていましたが、実にすっきりした仕上がりになりました。
中には不恰好な鶴もありましたが、それぞれに思いが込められているようで、それらに糸を通して繋げていくという行為には意味があるように思えました。ひとりでやっていたら疲労のあまり別の思いを込めてしまいそうですが(笑)、8人もいるので大丈夫。千羽鶴は予定の時間よりも早く完成しました。
作業がスムースに進行したのは、みーこさんの事前作業があってこそ。鶴を50羽ずつ仕分けし、一定の長さに切ったタコ糸にストッパーのボタンをつけ、すぐに繋ぎ作業を始められるようにしてくださったおかげで、短時間で完成したのです。この日は冷たい雨が一日中降り続いていましたが、一羽の鶴も濡れることなく、立派な千羽鶴に生まれ変わりました。
何十年も生きてきて、初めて千羽鶴を折ったのは一昨年ですし(天皇杯のときね)、鶴を繋いだのなんて生まれて初めて。自己満足といわれればそれまでですし、米本選手の脚を治すのは医学的治療とリハビリと本人の努力なのですから、千羽鶴にはたいした意味がないのかもしれません。それに、大勢の人の思いを届けるのは、時にプレッシャーになってしまう可能性だってあります。
それでも、鶴を折り、鶴を繋ぐことで、やっぱり何かを届けられるような気はしています。青と赤の鶴たちが、米本選手の負担を少しでも軽減してくれればと願っています。
今回主催してくださったみーこさん、重ね重ねありがとうございました。実に貴重な経験ができたと思っております。でも、次に鶴を折るときは「優勝祈願」限定にしたいですね。病気とケガの平癒を願う鶴はしばらく勘弁です!
◆
この「鶴繋ぎ」に参加してのもうひとつの感想は、「アルコールなしの東京大好き雑談」もいいな~ということ。私自身、飲み会は好きなのですが、終わりのころになると誰と何を話したかさえ記憶があやふやになっていく始末(笑)。でも、最初から最後までシラフだけど、それでも(だからこそ?)情熱と愛情をもって東京のことを話せる雰囲気はとてもいいものだと感じました。
会場となった公共の地区会館もとても良かったです。喫茶店などで4時間も居座るのは肩身が狭いものですが、こういう場所なら決められた時間内であればいくらでも話していられますし、アルコールのせいで記憶がなくなることもありません。私がもう枯れた年代(笑)のせいかもしれないですが、こういうペーニャがあってもいいのかもしれません。このまま年を重ねて、東京大好き爺婆の茶飲み友達をたくさんつくりたいものです(笑)。
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