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がっかりクラシコ

J1リーグ第5節 川崎VS東京は、2-1で川崎。

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↑そういえば子ラシコでは勝ったんだけどねえ


両チームの(どちらかといえば川崎)主導で進められてきた「つくられたダービー:多摩川クラシコ」も、両クラブの努力とそれに見合う試合内容で次第に認知され、盛り上がってきた。でも、この試合に関していえば、「ガッカリ」。東京は終盤に何とか1点は返したけれど、ひとことでいえば「弱いから負けた」だけのゲームだったから。

東京は梶山、川崎は中村憲剛と、要の選手がいないのは同じ。攻撃力でいえば川崎のほうが上。日程に関しては、ミッドウィークにはるばるオーストラリアへ遠征して負けて帰ってきた川崎のほうが不利。条件的には互角の戦いが見られるか!?と期待していたのだが。

東京は前半はまだ惜しい場面もあったが、後半になると押されっぱなし。必死で守ることで体力を奪われ、東京の選手のほうがバテバテになっていた。結果的には2失点ですんだが、もっととられていても不思議ではなかった。

毎試合感じる梶山&米本不在という喪失感は、この日も大きかった。昨年もこのポジションでは試行錯誤が続いていて、米本というピースが収まった瞬間にチームも上昇気流に乗ったのだが、今年はいったいどうなるのだろう。得点力不足なだけに、ボランチ今野の攻撃力が魅力なのは確かだけど……。

この時期、失点が昨年より少ないのは進歩の証。それでも、昨年同様に上位チームと浦和に負けているようでは、やっぱり優勝争いにからむことは無理ということになってしまう。ケガ人が多くてどうしようもない現状をふまえたうえであえて書くけれど、やっぱり上をめざすのならば負けてはイカンのだ。来週のホームでの鹿島戦、頑張らないと!(仙台を見習おうとはさすがに書きたくないw)

帰宅してから、スカパーの録画でハイライトと監督インタビューだけリプレイ。昨年までの城福さんは、負けゲームだとインタビュアーと目も合わせず、ボソボソと聞き取れないほどの何ごとかをつぶやいてさっさと帰ってしまっていたが、今年は違う。しっかりと反省点や今後の課題について語ってくれていたのが大変に好印象だった。

ひきつづき「Jリーグアフターゲームショー」も、見たくないけどチェック。稲本選手が「あまり言いたくないけれど」と前置きして、Jの審判について遠回しに苦言を呈していたのが印象的だった。彼や小野伸二選手などの海外帰国組が、経験をJにフィードバックしてくれることに期待したい。「僕たちのJリーグ」はまだまだ発展の余地がたくさんあるのだから。

それにしても、テセはいい選手だなー。プレーでの破壊力もさることながら、コメントもしっかりしていて言葉遣いも正確、ついでに笑いもとろうとするあたり、実に冷静で頭がいい。そのテセの母校は小平市内にある。ついでに中村憲剛だって小平市出身。まったく関係ないけれど、なぜかもったいない気分がしてくるのである(笑)。
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コメント

まだまだ発展途上
ゴール裏2階で観戦していたのですが、中盤での主導権が取れなかったのが響いてしまった印象があります。中盤でボールを持っても、しっかりマークに着かれ、無理に前に出すパスを狙われてカウンターを受けているうちにリズムを失いました。


前半の羽生・平山のシュートが決まっていれば、東京も早い時間帯で盛り返すことが出来たと思いますが、一点返したのがロスタイムでは遅すぎました。

しかしながら、最後まで諦めなかったのは成長の証と思います。残り29試合、まだまだこれからです。
トホホな気分も昨日までだぁなぁ
昨日は桜がきれいだったなぁ・・・・
少し肌寒く雨もちょっとあったが、概ねいい試合日和ではあった。結果は残念だったが、それでも下を向くことはないと思う。人生は結果だけで決まるわけではないと僕は信じる。
試合後、G君と一緒にリブリに寄り、一杯だけジントニックを飲んで帰路についた。まぁ「桜散る」という試合だったなぁ。

日曜の夜の西武新宿線は空いている。僕の向かいの席には若い恋人同士が座っていた。このままどちらかの家に行くのか違う駅で別れるのかよくわからないが、手をつないでいる二人は幸福そうだった。
当然のことながら世間一般ではサッカーの試合がどうなろうが関係ないわけで変な格好のおやじがボーーと座っているのが不思議がられるわけだ。
身体じゅうが汗と埃だらけでマフラーなんか青赤だし変人が向かい側に座っていると思うのが普通だろう。
まったくトホホな一日だったが、それでも僕は悔いることはない。なぜなら僕らは一生懸命に声を出し応援したわけで胸を張る権利はあると僕は思っている。
少なくともあのロスタイムの1点は僕らの後押しの1点だと思う。

電車を降りて自転車置き場に向かう途中に後ろから肩をたたかれ声をかけられた。
「どうもお疲れ様です・・・・」
一瞬びっくりして立ちすくんでいたらその彼はスタスタと反対方向に歩いて行った。
よく見たら青赤のマフラーをしていたのできっと同じ駅で降りたサポーターの人なんだろう。
初めて見る知らない人だったが、僕が肩を落としてトボトボ歩いていたので声を掛けてくれたらしい。
なんとも胸を張って歩いていなかった自分を恥じると同時に励まされたようで嬉しかった。

みいこさん、人生は七転び八起きだよねぇ・・・・
コタツねこさま。
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

よりにもよって、梶山&米本を欠いて新シーズンを迎えるとは……。想定外だったでしょうね。それでもサッカーは続き、結果が要求されるのは厳しい世界だと思います。われわれにできるのは、見守り、応援することだけなんですねえ。でも、昨年よりは明らかに進歩しているので、大丈夫だと思っています!
東京坊主さま。
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

同じ駅で青赤の人が降りると、なんとなくうれしいような気分になります。声をかけたくなることもあるけれど、そんなことをしたら変な人だと思われちゃいそうなので……。

私らは往復自転車でした。小雨の中、2時間ほど漕いで帰ってきましたよ~とほほほ。でも、雨のおかげで人通りも少なく、しっとりした夜桜を堪能できたのがよかったです。

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