
↑緑は嫌いなんだがカッパは別だ
マスコット好きとしては見ないわけにはいかないため(笑)、後半の登場時間の少し前にスタジアムへ突入、周辺の人々の雑談などから登場場所にアタリをつけ、時間までそこで待機。人ごみが苦手なワタクシは、特命潜入カメラマンとしてダンナを任命し、「じゃ、荷物もって後ろで待ってるからよろしく~」と高みの見物を決め込んだのであります。
しばらくして、ほぼ時間通りにパッカくん&ドロンパが登場~! ……と、ものすごい勢いで人々が集まってきて、たちまち黒山の人だかりに。河童と狸が少しでも移動するたびに、たぶん100人近い人々がざわわわ~っと移動していくさまはまさに壮観でありました。
「マスコット!? な~んだ」と去っていく人もいれば、
「ジャイキリ好きだから行ってくる!」と突撃しようとして「まったく見えなかった……」と肩を落として戻ってくる子供たちも。
個人的にウケたのは、「ケロンパっていうマスコットらしいわよ!」と言ってたお母さん。微妙に違います(笑)!

↑ドロンパはやっぱり小さい
そんなわけで、私はカッパはほとんど見ることはできませんでしたが、おかげさまで写真だけはゲットできました。満足満足。ダンナ、いつもありがとうね~。
しかしですねえ、こうしたマスコットの使い方はまったく間違っていると思うですよ。自分で写真をたくさん撮っておいて言うのは、説得力も何もないかもしれませんけど、ああいう場では本能のままに行動するだけですから、はい。

↑登場した瞬間(東京スタッフさんはモザイクなしです)
今回、パッカくん&ドロンパの写真を至近距離で撮ることができたのは、登場時間に合わせて登場場所で出待ちしていたマスコット萌えな大きなお友達が多く、彼らと記念写真が撮れた子供さんたちというのは本当に少なかったのではないかと思うのです。そもそも、大人がマスコットたちを囲んでしまったので、なかなか子供たちはそこに入っていかれないわけですし……。
それに、パッカくん&ドロンパが出てきたところはメイン側コンコースだけ。前もって登場時間&登場場所をチェックしておかなくては、そもそもパッカくんが味スタへ来たことさえ知らないままだった人もいるのではないでしょうか。本来、マスコットは「マスコット萌え」なマニア(←私だよ(笑))だけのものではないはず。
「ジャイアントキリング」はサッカー好きにはおなじみの漫画ですし、アニメを見ている人も多いことでしょう。もっともっとアナウンスをして、子供さんが見やすい工夫をした上で、ファンとふれあってもらうようなイベントにしたほうがよかったのではないでしょうか。
あるいは、試合前にピッチの周囲を周回してもらうだけでも良かったかもしれません。子供たちにとっては、ピッチから手を振ってもらえるだけでも充分なアピールとなるはずです。
「ジャイアントキリング」の主人公チーム「ETU」はFC東京ではありませんが、同じ東京のチームということでは同じです。それに、過去の多摩川クラシコでは、原作者さんの手によるカードが配られたこともあります。
せっかくパッカくんを呼んだのですから、コミックスを販売するなり、味スタ購入特典を付けたり(しおりとか)と、もっと商売っけを出してもよかったのではないでしょうか。パッカくんを呼ぶことをきっかけに、もっといろいろな可能性や企画が考えられるでしょうに、本当にもったいないことです。
いったい何のためにゲストマスコットを呼んでいるのでしょう。マスコットはそこでうろうろしていればいいというものではなく、クラブのスタッフのひとりとしてたくさんの仕事をしてくれる存在です。そろそろ、わがクラブにもそのことを気づいてもらいたいのですが……。

↑これはどーいうシチュエーション!?
(見てないのでわからず)
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