スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになり、更新にも力が入ります
にほんブログ村 サッカーブログ FC東京へ
にほんブログ村

W杯開幕前に見ておきたい映画「レフェリー」

レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏」を見てきました。




この作品についてひとことで言うならば、「W杯開幕前に見とけ!」ということに尽きます。

わずか77分ではありますが実に見どころ満載で、過不足なくまとまったすばらしい作品でした(もっと長くてもいいくらい)。これを見てからW杯南アフリカ大会をTV観戦すると、ひと味もふた味も違った見方ができるでしょうし、ごひいきチームが早期敗退しても(笑)最後まで楽しめることでしょう。

この映画の存在を知ったのは、松崎康弘氏の「サッカーを100倍楽しむための審判入門」(←必読書!)で言及されていたから。以来、ずっと見てみたいと思っていた作品がこうして公開されたことは、本当に喜ばしいことです。

映画は、ユーロ2008のグループリーグに始まり、決勝で終わります。登場するレフェリーは、チャンピオンズリーグなどでおなじみの人ばかり。特にフィーチャーされているのが、イングランドのハワード・ウェブ。次に登場時間が長いのが、決勝の笛を吹いたロベルト・ロセッティ。

この作品には、ナレーションもモノローグも存在しません。そのときにあったことを記録し、ストレートに見せていくだけ。画面に登場するレフェリーの名がいちいち字幕で説明されることもありません。カメラは、試合中のレフェリーの動きを追い、ロッカールームやホテル、会議室の様子をレポートし、彼らの家族がTV越しに応援する姿をとらえていきます。

まず驚いたのが、レフェリーたちがつけているヘッドセットでの会話をそのまま聞けること! 彼らはどんな会話をしているんだろう!?とずっと疑問に思っていたので、長年の疑問への答えが見つかり、感動すらしてしまいました。試合を見ていると主審だけが目立ってしまいますが、副審や第4の審判を含めた「チーム」がレフェリーなんだな~と実感。

主審と副審は同国人からなるセットで試合に臨みますが、ヘッドセットでは何語で会話をしているのか、選手たちに話しかけるときは何語なのか……そんなこともしっかりわかります。ぜひぜひ映画で確認してみてください。

それにしても、レフェリーというのは何と過酷な職業でしょう。ひとつのジャッジがスタジアムの数万人の怒りと喜びを制御し、TV画面の向こうの数億人の感情にも火をつける……。それによって、まったく関係のない家族までもがとばっちりを受けることさえあるのです。

レフェリーの判定は、別の人間たちによって厳しく判定され、レフェリー自身の評価となって自分たちに戻ってきます。一瞬たりとも気が抜けない緊張感と、責任と孤独がレフェリーたちには常につきまとっているのです。

ユーロ2008はTVで見ていましたが、ハワード・ウェブのジャッジはあまり良くなかったという記憶があります。決勝トーナメントの笛が吹けなかったのも仕方がないかな~という無責任な感想の陰には、これだけの事実があったのですね……。実をいうと、あまり好きな審判ではなかったのですが、ちょっと見る目が変わってしまいました。

もちろん、レフェリーたちも日々切磋琢磨して進歩していきます。ユーロ2008では不本意な形で会場を去ったハワード・ウェブは、南アフリカではどんな審判ぶりを見せてくれるのでしょう。それ以前、土曜日に行なわれる「インテルVSバイエルン・ミュンヘン」のチャンピオンズリーグ決勝の笛も吹くそうですから、ぜひいいパフォーマンスを見せてほしいと思います。

それにしても、ロベルト・ロセッティさんはイケメンでした(笑)。

改めて、このような映画製作に全面協力するUEFAはスゴいな~という感想も抱きました。せっかくレフェリーについての映画を作るのであれば、その真実の姿を知ってもらおうととことん協力したのでしょうね。はたしてFIFAだったら、こういう作品をつくれるかな~!?とも思ってしまいました(FIFA協力映画といえば「GOAL!」シリーズですもんね~)。


◆おまけの感想◆

彼らのようなすばらしい審判たちと並んで、W杯には日本人の審判も出場します。ユーロに比べると審判の質が落ちるといわれているW杯ですが、そんな前評判を打ち破るような名ジャッジを見せてほしいですね。

ユーロやW杯では審判はヘッドセットを装着しますが、日本をはじめ各国リーグではあまり見かけません。予算の問題なのか、別の理由があるのかはわかりませんが、あの会話を聞いてしまったら「ヘッドセットがあるほうがいいジャッジができるでしょう!」と言いたくなります。これがあれば、昨年の「しね」事件の真相も判明したのに……というのはともかく、ヘッドセットナシでどうやって事態を収拾しているのか、逆に知りたくなったりして。

そうそう、東京サポさんには「ユルネバもあるので見て!」とひとこと言いたい!
関連記事
にほんブログ村 ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになり、更新にも力が入ります
にほんブログ村 サッカーブログ FC東京へ
にほんブログ村

コメント

面白そうですね!
実に面白そうですね!
機会があれば見てみます。普通のショップにありますかね…??
猿江町のBAさま。
猿江町のBAさん、コメントありがとうございます!

この映画は明日から公開なので、DVDなどになるのはもうしばらく先かもしれません。上映スケジュールなどは下記をどうぞ~。おススメです!

http://www.uplink.co.jp/factory/log/003566.php
みいこさんはアクティブだよねぇ・・・
昨日フットを見てたらこの映画の予告が流れた。正直いうと以前タイトルだけ見た時にプロレスのレフリーのお話なんだと勘違いしてたのね。ガハハ--。いつも感心するんだが、みいこさんの情報の正確さと速さとそして親切さは素晴らしいねぇ。アップリンクはここ何年も行ってない。昔はマニアックなヘンテコリンな劇場だったが今は新しくなったようだし行ってみようかなぁ・・・。
見なきゃ~!!
うわー、実に面白そうな映画っすね~。ホントW杯の始まる前に見に行かないと~。
東京坊主さま。
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

プロレスのレフェリーのドキュメンタリー、おもしろそうですねえ。「Beyond the Mat」のレフェリー版なんて見てみたいです!

今回、公開日前に見ることができたのは、「レビューを書く」という条件の試写会に応募して当たったからです~。渋谷なんてめったに行かないので、こういう機会でもないと。
泣きネコさま。
泣きネコさん、コメントありがとうございます。

CL決勝を見ていて「ハワード・ウェブさん、よかったねえ」としみじみしてしまいました。やっぱりW杯前に見ておきたい映画だと思います。
電波法で
こんばんわ。
ヘッドセットの件ですが、日本では電波法という法律に触れるため使用できません。
これは私が以前に昨日の主審の西村氏の講演を聞いたときにも、西村氏本人も「残念ですが」と言っていた記憶があります。突然、インカムが聞こえなくなったりすることもあるようです。でも世界では普通なので、やっぱり使ってほしいですね。
ジャッジさま。
ジャッジさん、はじめまして&コメントありがとうございます。

なるほど、電波法のせいなのですか。これは知りませんでした。ありがとうございます。

以前に制定された法律は、なかなか現状に追いつかない部分が多いものなのですが、なんとかしてもらいたいですね。日本のサッカーが強くなるためにも!

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。