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ロスタイム3分

Jリーグヤマザキナビスコカップ グループリーグ第3戦 東京VS新潟は1-0で東京。

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↑勝利の立役者を称えるゴール裏


ロスタイムは3分、新潟側のチャンスを何とかしのいでのゴールキック……そろそろ笛かな?と思っているのにまだ鳴らない。ラストチャンスだから頑張れ!と見ているうちにボールはタッチラインの外。今度こそ笛だ、勝ち点1ご苦労さん!……まだ鳴らない! 

そして、大竹選手による劇的なゴール!

ロスタイム、4分だったね!

新潟側から見たら、3分を過ぎているのにどうして!?と納得がいかない部分もあるかもしれない判断。レフェリー映画を見たばかりのせいか、レフェリーの立場を考えながらの観戦になってしまった(レフェリーという存在を考えてもらうためには最高の映画だったと改めて思ったり)。


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↑試合後の挨拶


最近ではなかなかサブメンバーにすら入れない大竹選手が、今までの鬱憤を晴らすかのように思い切って放ったシュートが、後半ロスタイムの決勝点に。こんな展開、ドラマチックすぎて、今どきフィクションでも恥ずかしくて書けないくらい。でも、これが現実に起こってしまうことが、サッカーなのである。

日本代表&予備登録にメンバーを大幅に取られた上に、キム・ヨングン選手は出場停止で平松選手は怪我で長期離脱、メンバーが足りないDF陣も、しっかりと無失点で収めてくれた。

DFラインを統率する森島選手の功績はもちろんだけど、デビューとなった高橋選手もよく頑張った。彼にとっては、すごくいい経験となったはず。身体的にも恵まれているのだから、このナビスコ杯をきっかけにもっともっと伸びてもらいたい。

そして、いつものように羽生さんはとても素晴らしかった。なんというか、毎試合、頭が下がるようなプレーだ。東京は若いプレーヤーが多いので、彼のようなサボらない献身ぶりをぜひ見習っていってほしい。

ナビスコカップには、若手の登竜門という側面もあって、それが楽しみでもある大会だ。今回の勝利は、まさしくナビスコ杯のコンセプトに沿った快勝といえるのではないだろうか。出場機会を求める若手たちがチャンスをつかみ、ベテランがそれを支えて……。この勝利、今後の東京にとっても大きな一勝になってくるだろう。

とまぁ、そこまではいいとしても、レギュラー組がひとりも欠けていないFW陣については……ちょっとガッカリだったかな~。FW以外が得点するのがいつもの東京だといわれればそれまでなんだけど。平山選手は、すっかり昔の「見ていておもしろい」タイプに戻っちゃったしなー(彼のキャプテンマークに関する、携帯オフィシャルの森重選手のコメントは面白かった!)。


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↑手もちの温度計は30度


この日はとても蒸し暑く、選手たちはかなり消耗したと思う。試合中にも給水休憩みたいな時間帯もあったくらいだから。これからは暑い季節が始まるんだということを改めて実感してしまった。

Moving Footballという理想のもと、選手ばかりがバタバタ走りまわって消耗するケースが多い今の東京のサッカーでは、これからの季節は明らかに不利になってくる。というか、毎年、真夏になると勝てなくなるのが常なのだ。開幕以来、敗戦数はそれほどでもないがなかなか勝てなかった東京が、このまま夏を迎えるのはかなりしんどい。

年々厳しくなる猛暑に真正面から立ち向かっていくのはどうにもムリがありそう。「真夏仕様」のサッカーなんてあるのだろうか……。30度をさした温度計を見ながら、今後にちょっと不安を覚えてしまったのも確かなのだった。



駒沢へはもちろん自転車で! 私らにとっては等々力よりも遠いホームなのだけど、昨年以来、いい記憶だけが残っているから大好きなスタジアム(笑)。ほかにもいろいろ盛りだくさんで楽しかった~!というのはまた次回!(もしかしたら別ブログで)
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コメント

ままちゃりでごー
こんにちわー!
ワタクシも待機列の順番とりに、ままちゃりで駒沢へいきましたー。
道に迷うわ、柿の木陸橋あたりの坂でへばるわ、もう大騒ぎだったけど、緑は多いし、朝だったから風が気持ちよかったです。
しかし、駒沢付近の坂道攻撃は3段ギアのままちゃりでは、
きびしいですねー。
ひさびさに、おしりのお肉がとれるかと思いました。
諦めない鶏だけが餌を得る!!
かつてオシム前代表監督が言った言葉を思いだしました。

後半、はぼ主導権を握りながらも、粘り強く守る新潟ゴールを割れず、今季恒例のもどかしい展開で残り時間もわずか。それでも東京の選手は諦めず戦ってくれました。

勝利と引き分けでは、やはり全く違いますねぇ~。(笑い)
まるで真夏日だったねぇ
暑さと空腹と疲労と痛みでふらふらな僕はロスタイムも気がつかなかった。大竹がクロスを上げるだろうと思った瞬間ボールがゴールネットを揺らした。僕は一瞬ぽかんとしてたらしく周りにもみくちゃにされてから喜んだのねぇ。隣のく-たんはメッシだぁ-と叫び、二郎ちゃんは跳びはねて僕を突き飛ばした。ロスタイムのドラマはハッピーエンドなんだなぁ。みいこさん、また国立決勝に行こうね~。
あおおにさま。
あおおにさん、コメントありがとうございます。

そういえば、都内は坂が多いんですよねー。多摩の方から行くとあまり坂には出会わないのですが、慣れない道と都会の雰囲気には疲れました(笑)……田舎者なので。雨が降ったおかげで、今日は休むことができてよかったです(笑)。
コタツねこさま。
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

試合終盤、勝ち点0よりは勝ち点1のほうがずっとマシだ~!と考えてしまっていた自分を反省しました。最後まであきらめてはいけないですね。ロスタイム3分をオーバーしてからもプレー続行となったのは、東京の選手たちがあきらめない態度を身をもって示していたせいかもしれません。
東京坊主さま。
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

私らの席の周囲は空席ばかりだったのですが、それでもあの瞬間は盛り上がりましたねー。周囲の人とハイタッチくらいしたかったのですが、もともと誰もいなかったのでそれもかなわず(笑)。

6月上旬までのナビスコ集中開催、残りは全部勝って首位通過したいですね。やっぱりナビスコ、好きですし。

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