ここまでの印象を記しておくとするならば、今大会はやっぱり「新規開催地の大会」だということ。強豪と呼ばれた国がコロコロと負け、弱小国たちはそれなりに奮闘し、レフェリーのミスも多い。なんだか02年大会の再現のようだ。違うところは、開催地域のチームがグループリーグでほとんど敗退しそうなこと。
大会前に「レフェリー」という映画を見ていたこともあって、レフェリーたちのジャッジには注目していたのだが、こちらも期待はずれがなのがとても残念だ。日韓大会のときのようなあからさまな誤審は減ったものの、審判の見落としなどによるミス、それも決定的なものが増えているような……。特に、本来ならば「世界最高峰」の欧州審判たちのミスがめだつ。
ミスがあるとすぐに「糞レフェリー」扱いしたくもなるが、あの広いピッチと22人の選手を3人の審判で精査しコントロールするのは大変なことだ。審判の能力にかかわらず、物理的に「見えなかった」場面もあるし、速すぎて人間の目では判断できない動作もあるだろう。
一方でTV観戦者は、ハイビジョンのハイスピードカメラで撮影した問題の場面を繰り返しリプレイで見ることになるので、審判への不満が蓄積されていってしまう。しかも、ミスが多くなれば試合の雰囲気も悪くなり、後味の悪い思いもする。
ビデオ導入は試合の流れを断ち切るという意見もあるが、判定に抗議する選手たちのせいでゲームが進まないことだってある。それに、ちょっとした接触があっただけで顔を抑えて崩れ落ちたり、先生に言いつける子どものように手を挙げてカードをアピールしたりするようすは実に見苦しい。ビデオ導入されれば、そんな場面は減っていくことだろう。
今は通信システムもあるし、第4の審判あたりがビデオでいち早く判断して、声でピッチ上の主審に伝えることもできるはずだ。そうすることで審判の負担を軽減できるし、彼らが怒り狂ったサポーターに脅迫されたりすることも減るかもしれない。
……そんなことを考えてしまうくらい、ブラジルVSコートジボワールは後味が悪かった。今朝の西村主審はよくやっていたと思うけど。今回のパフォーマンスならば決勝トーナメントの笛を吹けるかもしれない。日本代表も審判たちも、そろって勝ち上がりたいものだ。
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今日からは1日4試合体制で、同時刻に2試合が開催されるため、全試合視聴はなかなか難しそうだ。興味のあるほうのカードを見て、そうでないほうは余裕があればビデオ観戦……できるかな。
スカパーでは「デイリーニュース」と「デイリーハイライト」という2つのハイライト番組を放送しているが、おススメは後者のほう。最初のころは、手軽に30分で見られるからと「デイリーニュース」だけをチェックしていたので、今は激しく後悔している(笑)。
「デイリーニュース」は、うじきつよし氏司会のただのハイライト番組だが、1時間枠の「デイリーハイライト」は、往年の「ワールドカップジャーナル」的な番組。司会は倉敷保雄さんで、なぜかパッカくんもほぼレギュラー。
2名のゲストとともに、試合ハイライトやインタビュー、さらにはいろいろ小ネタまでとりまぜて教えてくれるので、生放送の試合ではわからなかった部分を補完することもできるし、試合の印象が変わることだってある(タイトル映像でアフリカ人の子どもが叫んでいることばの意味も、この番組で初めて知った!)。
番組表には「デイリーハイライト」としか記されていないが、正式タイトル(?)は「デイリーハイライト ジャンルカなう」。そこまで表記してくれれば、最初からこっちのほうだけ見ていたのになー。ホント、最初の数日は損してしまった。当日以外の再放送はたぶんないと思われるので、スカパー観戦者の皆さんはぜひぜひこちらもチェックしてほしいのだ。
……あー、オランダ戦の感想をまだ書いてないや……。
のんきにブログを書いていたら、大黒将志選手がわがチームに加入だと~!? どひゃ~!
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