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決勝トーナメントはじまる

W杯南アフリカ大会、グループリーグが終わって決勝トーナメントが始まった。

グループリーグ最終日は、「ブラジルVSポルトガル」「スペインVSチリ」というビッグカードが2試合もあったのに、試合内容は低調だった。

ブラジルやスペインの場合は、彼ららしい試合を観客も求めるわけで、あの試合を見て文句を言う人が出るのは当然だろう。確実に勝ち点をとって決勝トーナメントへ進むためといいわけをされても、「スペインがあんな試合をするのは許されない」と怒り狂うサッカーファンがいるのは仕方がない。

もし「負けても美しいサッカー」か「つまらなくても勝つサッカー」かという二者択一を迫られたら……!?

それが日本代表やFC東京についてだったら、私は間違いなく「つまらなくても勝つほうがいい」と答えるだろう。日本代表も東京もまだまだ発展途上で弱いのだ。そんな段階で「美しくプレーをしよう」なんて考えるのは100年早い。

そもそも、「美しいサッカー」ができるような実力自体がない。経験と実績を積み上げていくうちに、日本独自のスタイルが確立されるだろうし、その中で日本らしい「美しいサッカー」の形もできていくことだろう。今はやっと経験を積み始めたところにすぎないのだ。

もちろん、オランダやバルセロナやスペインについてであれば、迷うことなく「勝ち負けはともかくとして、美しくておもしろいサッカーを見せやがれコノヤロー」と言っちゃうだろうけどね。それらのチームに関しては、われわれは第三者の観客にすぎず、観客はスペクタクルを求めるものだから。

しかしまぁ、何はなくともまず批判しなきゃならない評論家さんというのは難儀な商売ですな。私なんかはただのシロートなので、「今まで文句ばっか言ってて申し訳ありませんでした! これからは心を入れ替えて応援します!」で済んじゃうのにさ。



決勝トーナメントで、(日本以外で)応援しているチームといえば、メキシコやチリ。メキシコはサポーターたちの映像も好きで、毎大会応援してしまうのだ。

……とはいいながらも、決勝は「アルゼンチンVSブラジル」を希望。南米予選での不調はどこへやら、絶好調のアルゼンチンはやっぱりスゴい。サネッティやカンビアッソがいないことがネックになるのではないかと思っていたけど、選手全員がマラドーナのために頑張ろう!と一致団結している姿はすばらしい。

ワールドカップの女神はマラドーナを愛しているようで、それが大会にどんな影響を与えるのか見てみたいんだよね。というか、マラドーナ監督を見ているだけで楽しいので、TV画面の上のほうにでも「マラドーナカメラ」の映像を常に流しておいてくれないかなーと思うくらいだし。



前も書いたけど、初のアフリカ開催となる今大会は、初のアジア開催となった02年の日韓大会に似ているような気がする。欧州強豪がいち早くズッコケたり(またフランスか!)……。

となると、アフリカ勢で唯一残ったガーナはベスト4へ行く可能性がある。優勝はもしかしたら南米のチームなので、アルゼンチンを希望(笑)。そして、02年大会では日本がベスト16、韓国がベスト4だったので、今大会はその逆に! ……と、希望を含めて予想をしてみました(笑)。さて、どうなるかな?
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