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そしてフットボールは続く

2010南アフリカW杯 ラウンド16 日本VSパラグアイは0-0。
PK戦の末、準々決勝に駒を進めたのはパラグアイとなった。

残念。本当に残念。
上に進めなかったのは、「負けないための戦い」に終始して、
勝つための戦いができなかったからなのかもしれない。
ほかにもいろいろな理由があるのだろう。

ここではあえて「よく頑張った、ありがとう!」とは言わないでおく。
もちろん、個々の選手やスタッフに対してはそう言いたい気持ちだが、
日本サッカー界のためには、ここで立ち止まっていてはいけないからだ。

この悔しさが毛穴から滲み出るような今だからこそ、
次なる戦いへの準備をはじめなくてはならないからだ。

なぜ今大会の日本が、それまでの低調な成績にもかかわらず
ベスト16まで進むことができたのか。
なぜPK戦にまでもつれこみながらも、ベスト8に進めなかったのか。
それは実力なのか、それともそれ以外に要因があるのか。
さらに上をめざすにはどうしたらいいのか。

考えなくてはならないことは山ほどある。

個々の選手たちにはゆっくり休んでもらい、
新しいシーズン、新天地や故郷のクラブで頑張ってもらいたいと思う。
でも、いまこの瞬間に、新たなる仕事に着手しなければならない人々がいる。

もし日本がこのラウンドに勝ち残ったとしても、
いつかは「今を反省して次につなげる」作業をする時期がくる。
それは、たとえこの大会に優勝しようとも同じことだ。

1分1秒たりとも休まず、フットボールは続いていく。
だからこそ、わたしたちは次なる目標に向かって進まなくてはならない。
4年前の轍を踏まないように、この敗北を次なる勝利の糧にできるように。
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コメント

何か一言いうとしたら
玉田 打て! でしょうかね。

それぞれ予選の疲労が抜けなかったのか、日本はボールが足につかず、あれだけボールをプレゼントしてもらったパラグアイも決めきれず(もちろん決められては困りますが)、少々重苦しい気分でした。
山猫の店主さま。
山猫の店主さま、コメントありがとうございます。

おっしゃるとおり、日本の4試合の中では、いちばん重苦しい試合だったような気がします。ちょっと冷静に見ていられない部分があったのは確かですが……。

4年後に向けて、この体験を糧にスタートしてもらいたいですね。

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