慣れというのは恐ろしいものでいつのまにやらブブゼラもうるさく感じなくなり、ハエジャパンはみごとにグループリーグを2位で勝ち抜き、そして大会終盤の盛り上がりはすべてドイツのタコ・パウルくんがかっさらっていったのでありました。ビバ!タコ!
チャンピオンズリーグもユーロもすばらしい大会ですが、ワールドカップにはスポーツイベントの範疇をこえた盛り上がりと華やかさがあり、それが凡百の大会と一線を画す理由になっていると思います。いろいろ心配された南アフリカ大会もテロや大きな事故もなく終了、アフリカならではの明るさとパワーを感じられた実に良い大会となりました。
選手たちばかりでなく、日本代表レフェリーの西村さんと相楽さんがW杯決勝の場に立っていたということも、忘れられないできごとのひとつ。W杯表彰式の場に、日本人レフェリーがいるなんて! この大会は、日本人にとっても実に誇らしい気持ちを与えてくれました(ハワード・ウェブ主審が難しい試合を裁いたのにも感激! 映画「レフェリー」、未見の人はぜひぜひ!)。
もうひとつ印象的だったのは、これが「冬に行なわれたW杯」だったこと。観客は寒かったかもしれませんが、選手たちにとっては暑さで疲弊することなく、思い切りプレーできたのではないでしょうか。
今、日本はW杯の招致運動をしているようですが、ここ数週間の蒸し暑さと豪雨という気候を考えると、正直いって日本はW杯開催には向いていないような気がしてしまいます。そういえば、2002年にはまだ「ゲリラ豪雨」なんて言葉はなかったんですよね。
どんな気候、土地であっても楽しめるのがサッカーというものですが、世界的な興行という意味では、南半球開催のほうがいいのでは?なんて思っちゃったりして。

↑土曜日はちょっこし小平へ行ってきました
「W杯で盛り上がったついでに、Jリーグはどう? 外で飲むビールはウマいよ~」「花火もあるから、サッカー見てみない? 浴衣着てくとオマケもあるよ!」などなど、「ついでにどう?」と誘いやすいんですよね。初めて行く側も「ビールが美味かったからいっか~」という感じになってくれそうですし(真冬ではこうはいきません!)。
私が初めて東京の試合を観戦したのは02年の5月のナビスコ杯。W杯観戦前に、スタジアムの雰囲気を見てみたくて行ってみたわけですが、W杯が終わった後は当然のようにまたもスタジアムに足を運んでしまっていました(そして現在に至る)。
かつての私のようないちげんさんが、今週末にはきっと大勢味スタに来てくれるはず。彼らがクラブサポートメンバーやSOCIOになってくれるよう、チームもファンも精一杯の「おもてなし」をしないとね。

↑偶然!?2台並んだ青赤自転車。
この日は3台の青赤自転車が集まっていた模様~♪
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