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♪スルガを獲って世界一~!

スルガ銀行チャンピオンシップ2010TOKYO FC東京VSリガ・デ・キトは2-2、PK戦4-3で東京の勝利。08年から始まった当大会で、Jリーグクラブのタイトル獲得は初。東京は賞金3000万円をゲットした!

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↑首都・東京ならではの風景


PK戦だったので厳密にいえば「勝利」ではないかもしれないけど、タイトル獲得だけはまぎれもない現実。PK戦に敗れ、がっくりと肩を落とすキトの選手たちの姿から、改めてこのタイトルの重要性を認識させられたような感じ。それまでは「PSMよりは重要だけど、余興みたいなものだよね~」みたいに思っていた部分があったから。

真夏の連戦は東京にとってもキツいのだが、地球の裏側・しかも真冬の国からやってきたキトの選手にとってはもっと大変だっただろう。それでも彼らはタイトル獲得への情熱をこめて、真摯かつ熱いプレーをしてくれた。まずはそのことに感謝。Jリーグのチームの場合、本気の海外クラブと戦える機会というものはほとんどないのだから。

また、東京にとっては、リーグ再開以来つづいている重苦しい雰囲気を打破するきっかけとなる試合に……なってくれればいいと思うし、そうなりうる可能性を感じたゲームでもあった。

1点目は、出場機会に飢えている草民→平山が決めたものだし、試合に出た若手選手たちが頑張ってくれていたのは本当によかった。6人交替可能な試合は、東京にとっては総力戦となった。出場した若手が戦力になってくれれば、今後のリーグ戦を戦う上で実に心強い。

Jリーグ再開以来、確かに湘南戦には勝利したけれど、わがチームに漂う雰囲気は決して明るいものではなかった。4試合して1敗というのは悪くない結果のはずなのに、チームメイト同士の諍いが放送されちゃったり、監督が泣きごとみたいなコメントをしたりで、蒸し暑さでイライラ・ギスギスしちゃっているような気がして。

でも、「スルガ杯」を獲ったことが、チームをいいほうへ方向転換させてくれるんじゃないかと思うのだ。過密日程によるマイナス以上のものを、この試合はもたらしてくれるのではないだろうか。


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↑ステキなおみやげをありがとう!



試合終了後、「タイトルを獲るという監督の公約は達成されたんだね。うまいことやったなー」などと話していたのだが、監督コメントによれば、スルガ杯は別腹(笑)なんだそうだ。公約はともかくとして、チームの立て直し、しっかりお願いします!

この日のゲームキャプテンは今ちゃん。PKを蹴った5人のうち、スタメンだったのは彼だけだった。そして、表彰式の場面でも「あづまれ~!」が。これのためのキャプテンだったのか!と思ってしまうくらいハマっていたキャプテンではありました。現地では細かいところはわからなかったので、録画で改めて確認。本当にいい表情でした。おめでとう。

当事者クラブファンくらいしか注目しないようなこの大会を見事にスポンサードしてくださったスルガ銀行様、ヤマザキナビスコ様、表彰式まで放送してくれたMX-TV様(表彰式をカットされるほうが悲しい)には本当に感謝。スルガ杯は2015年まで続くそうなので、東京にもあと何回かチャンスがあるかも!?

東京が最終的にめざすのはリーグ王者だろうが、こうしてカップ戦に勝利しながら「勝ちグセ」をつけていくことが大きな経験になるはず。少しずつでも「勝つのがあたりまえ」なチームへと成長していってほしい。

バックスタンドに陣取ったゴール裏の応援も楽しかった。ハーフタイムのウェーブとか、国際大会を意識した応援とか。TVで見ていた南米の人たちに届いたかな……!?

結局のところ、大黒様は素晴らしい!ということに尽きる。神社をつくるしかないかw
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コメント

真夏の夜の夢だなぁ・・・うほっ
みいこさん、素晴らしい一夜だったねぇ・・・
チームが苦しいときにこのカップ戦はどうなんだろうと、ちょっと恨めしくも感じていた。なんとも選手たちが疲労困憊して怪我でもしたらどうしようとも思っていた。
結果は若手選手の奮起とベテランの復活と融合で恥ずかしくない戦いだった。南米の強豪とも真っ向勝負で逃げないでいった姿勢が最後のロスタイムのゴールにつながっていったんだろうなぁ・・・・

試合前に果たしてバックスタンドでいつもの応援ができるのだろうかと危惧していた。(立ち上がるのは禁止だからね)警備員さんは何人も居るし困ったなぁ・・という気がしていた。
水面下では交渉していただろうがアナウンスがない中でジリジリと待っていた。
暑いのでコンコースに避難していたら何人もの友人知人が声を掛けてくれた。
みなさん普段はバックスタンドでの応援なわけでゴール裏中心部がバックスタンドに出張してくるとのことで激励してくれた。なんとなく愉しみにしている雰囲気だったかなぁ・・・・
なんとトイレットペーパーも用意しているとのことでやるき満々だった。
事前にツイッターで情報が流れていたからかもしれないが、バックスタンドでは歓迎してくれているような感じがあった。
もちろんいつものゴール裏のみなさんも続々と集まってきた。
ホームなのにアウェーのような場違いなところにいる気分だったが、不思議な空間ではあったなぁ・・・・
まぁ警備員さんが胡散臭そうに見ていたのはナイショだ。

去年のナビスコ決勝からスタジアム全体の一体感がでてきたように思える。
ゴール裏中心部だけが浮いているような雰囲気も以前はあったが、最近薄れてきているような気がしている。
同じサポーター同士なわけで応援スタンスは違えど分かり合えるのはいいことではないかなぁ・・・・
僕の周りでは小中学生も年配の人も居た。
果たして大丈夫だろうかと思ったが、みなさん立って一生懸命に応援していた。
新曲も含め次から次とコールしていった応援団はさぞかし大変だったろう。
でもみんな楽しそうにコールしていた。
ロスタイムの大黒決勝弾はみんなの思いが乗り移ったゴールだと思う。
最後PK戦になったとき一瞬「しまったーーーー」と思った。
ゴール裏に応援団がいないわけでどうしようと見たら、ゴール裏ではタオルマフラーを振り回し相手にプレッシャーをかけていた。まったくもってホームアドバンテージとはこのことだ。
うちが蹴るときは応援し相手が蹴るときはプレッシャー、相手が2本も外したのはそういうことがあったからだと思うなぁ・・・

この優勝はチーム・サポーターひとつになって勝ち取ったといっても過言ではない。
まさに「心をひとつに」ということだなぁ・・・・

みいこさん、ここから東京の夏の反撃が始まるよねぇ。
The決定力
平山のゴールも、それを生んだソータンの無回転シュートも良かったけれど、やはり大黒の同点弾はすごかった。まさに決定力です。

あのシーンで右足強振ではなく、左足アウトで流すとは・・・。(絶句)MXの録画で見ると、キトのキーパーが心底あぜんとした顔をしてましたが、当然ですね。

試合後のコメントを聞いていてわかったのですが、大黒の凄いところは、相手キーパーの弱点を冷静に見極めていたところです。

やはり、技術だけではなく鋭い観察力もないと、あの決定力は生まれないんだなぁと感心しました。

内容も結果も良い試合で、大満足です。(笑)
東京坊主さま。
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

Twitterで応援についての事前告知ができるのはとてもいいことだと思いますね。前もって、「今日はバクスタなのかー」と心構えができますし、ゴール裏の皆さんの邪魔にならないような席も選べますし。

応援はとても楽しかったです。東京坊主さんも、ふだんとは違うバクスタからの風景が目新しかったのでは?

勝利しての笑顔はいいものですね。笑顔がこの先のチームを導いてくれるものと信じています!
コタツねこさま。
コタツねこさん、コメントありがとうございます。

大黒ゴールの詳細は、私も録画で確認しました。本当に難しいゴール、彼でなければ決められなかったでしょうね。でも、平山も1ゴール1アシストしてくれましたし、今後の復活に期待です! そろそろ頑張ってくれないと……!

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