
↑信じられない思いで見つめたスコア
あまりに唐突な幕切れで、敗戦という現実を受け入れられないまま帰ってきてしまったような感じ。悔しさはあとになってじわじわ湧いてくるような……。
ミッドウィークにスルガ銀行杯を戦い、連戦の疲れが心配されたが、この日の東京はとても良かった。前半は内容も圧倒していたけれど……「ここで決まらないと、疲れてくる後半がキツいよね」と、「後半運動量が落ちる→一発くらってしまう」という最悪パターンは常に頭の中にあった。それとは違う展開ではあったけれど、やっぱり負けは負けである。
今後の課題をいくつかあげるならば、ひとつは復帰してきた徳永選手の使い方。後半投入された直後は、梶山選手が左をやらされていたような!? 徳永選手の本来の良さを出せるような位置で使ってもらいたい!と、毎度のことながら思ってしまうのである。
そして、山ほどあったCK(12本!)がまったくチャンスになっていないことも何とかしてほしい。CKは得点機会になるはずが、逆にボールを奪われて危機になってしまったりもする。昨日はCKの得意な選手がメンバーに入っていなかったせいもあるけど、本当にもったいないんだよな~。
あとは……「やってるサッカーは間違ってない」とか「内容は良かった」はもう聞き飽きた、ということで。確かにそうかもしれないけど、そんなに良かったら勝ってますってば。昨年は「上位には勝てない」チームだったけど、今年は「中位にも勝てない」のだから。
結局のところ、この敗戦もチームの実力差がもたらしたもので、12位という順位は実力相当ということなんだよね。悔しいけれど、これが現実ということだ。
むりやりポジティブになってみれば、リーグ戦は半分終わっただけ。怒涛の反撃はこれからですよ、皆さん!(と、だいぶわざとらしいな)。

↑メインで花火を見るのは8年ぶり
さて、2年ぶりに復活した「ファイヤーワークスナイト」。メイン席から花火を見たのは2回目だ(最初は02年。よくわからないのでメイン指定席を購入したのだった)。
長年このイベントを見ていれば、どのあたりから花火が上がるのかは経験的にわかるものだが、初めてのお客さんはそうはいかない。ハーフタイムにいきなり「このあたりから上がります」とアナウンスされても、見える位置に移動しようとしているうちに打ち上げが終わってしまうだろう(コンコースは大混雑だろうし)。
花火を見たいがために来たお客さんもいたかもしれないので、試合前のアナウンスや、コンコースの案内板などにも「花火を見たい人はこちら!」みたいなインフォメーションがあったらよかったと思う(前もって公式サイトに書いておけば、メイン指定席がよく売れるかもしれない!)。
復活した花火イベントは楽しみではあったのだが、「そういえばファイヤーワークスナイトの日ってあまり勝ててないよな」というイヤな予感が拭えなかったのであった。
というわけで、02年に私が見るようになってからの記録を調べてみた。09年はなかったので、合計8回の内訳はといえば……。「2勝5敗1分」。勝ったのは、03年と05年の横浜戦だけで、両方とも4得点している。あとは、磐田と清水と広島と柏と名古屋に負けて、横浜とは08年に引き分け。
もっとも、東京は伝統的に真夏に弱いチームなので、花火の日に負けるというのもある意味仕方のないところなんだけどね。でも、花火を上げるにはそれなりにお金もかかるわけだし、日頃から貧乏を公言しているわがクラブにとっては一世一代のイベントである。
花火を上げるからには、新規のお客さんをスタジアムに呼び込み、クラブサポートメンバーを増やせなければ意味がない。ところが、せっかく来てくれたご新規さんに負けゲームを見せているようでは、いつまでたってもSOCIOの数も観客動員数も増えてはくれないだろう。
この日の観客数は、27990人。02年からの歴代ファイヤーワークスナイト観客数では、下から3番目だった。東京の観客数はアウェイ側のお客さんの数にかかっているという面もあるが、06年の広島戦では3万人を超えている。もっと東京ファンそのものを増やしていかなくてならない。
それならば「ファイヤーワークスナイト」は秋開催にしちゃえば!?なんて思ったりもする。秋は例年「反撃の秋」(別名:帳尻合わせの秋)で、見ていておもしろい試合になる可能性が(少なくとも夏よりは)高い。
たとえば「秋祭り」みたいな感じで、まだ暖かい秋の夜に花火を打ち上げるというのは悪くないんじゃないだろうか。花火大会だらけの夏よりも時期的に独創性があるし、お客さんも来てくれるんじゃないかな~。

↑スルガ銀行杯の喜びも半減……
マスコットネタは別途で!
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