
↑グランパス君をいたぶる3人
まずは「ワッショイtokyo夏ラリー2010」の3マスコットから。東京ヤクルトスワローズの大御所メタボツバメのつば九郎さん、東京シティ競馬のうまたせ!君、そして我らが東京ドロンパであります。
そんな中で撮ってもらった写真、シャチをいじり倒している3人がかわいいですな~。ドロンパのアウェイマスコットいぢめはもはや定番芸になりつつありますが、これもアウェイマスコットを持ってきてくださるファンあっての芸。実は、ドロンパとファンのコラボ芸なのですね。

↑マスコット控え室はこの奥か!?
つづいては18時半からメイン側、パッカ君の待ち伏せです。メイン側コンコースにマスコットが登場するときは、たいていこちらの扉から出てくることが経験的にわかっておりますので(笑)、ここでも待ち伏せです。

↑「ジャイキリ」というよりは「ジャンルカなう」のマスコット
まずはパッカくん登場。でも前にもさんざん見てるし、芸もないから、そんなに心は動きません。ドロンパはまだかよ!と扉のほうばかりを見てしまいます。すると、浴衣姿の村林社長が登場! マスコットかと思って写真を撮りそうになりましたが、つづいて浴衣姿のドロンパもやってきました。
マスコットたちがやってきた瞬間、またも砂糖に群がる蟻のようにファンが集結、スゴい騒ぎになってしまいます。東京のスタッフさんが「こちらは通路なので~」と必死に叫んでいますが、群集相手には通用しません。
マスコットを取り囲む人々と、スタジアムに到着してコンコースを移動しようという人々がもつれ合い、コンコース上はすごい騒ぎ。この状況を「人気があってよろしいことだ」と社長さんが眺めていらっしゃったのだとしたら、ちょっと問題ではないかと思います。
東京ドロンパが多くのファンに愛されるのは本当にすばらしいことなのですが、あいかわらずその扱い方が間違っているというか何というか。特に、スタジアムを訪れる普通のお客さんと、マスコット好きが鉢合わせするような時間帯&場所でマスコット・グリーティングをさせるのは、安全上、問題があるのではないかと思います。
あれだけ人が集まってしまっては、ファンの子供たちと触れ合うこともできませんし、そもそも人が多すぎて通行の邪魔になるだけです。スタッフさんがヒステリックに叫んでいるのも、スタジアムの風景としてはあまりいい印象を与えません。
触れ合えるようなグリーティングはもっと早い時間帯のみに限定して、来場客が集中する時間帯は、別途ステージなどを設けて、人の流れをさまたげないようにしたほうがいいのではないでしょうか。このままでは、怪我をする子どもさんが出ないとも限りません。
いちばん簡単かつ効果的なのは、試合前にマスコットがピッチ周囲を一周しながら、観客席のお客さんに愛想をふりまくことなんですけどね……。そのほうが、マスコットの負担も減りますし(特に暑い季節は)、老若男女(この単語は村林社長にとってのキーワードであるはず)すべてがドロンパを見ることができます。ふれあいはできませんが、別の機会を設ければすむことです。

↑耳に手拭いを結んだドロンパがかわいい!
さて、選手入場の際には、フェアプレイフラッグとともにドロンパ&つば九郎&うまたせ!が入場してくれました(パッカくんが別扱いなのは権利上の問題!?)。昨年も書きましたが、入場の際にアナウンスでマスコット紹介をしてほしかったと思います。大型画面では「ワッショイtokyo夏ラリー」のCMを流していましたが、それだけでは不十分。マスコットたちの紹介もちゃんとするべきでしょう。
そうそう、ピッチに入るときと出るときに、つば九郎がきちんと礼をしていたのが印象的でしたね。さすが、大御所!(「つば九郎が来ると負けない!」ジンクスが途切れてしまった……)
今回、ドロンパがピッチに登場できたのは、つば九郎やうまたせ!といったゲストがいたからこそ。最近は、時々ハーフタイムにピッチを3分の1周くらいできるようになりましたが、やはり物足りなさは否めません。南アフリカW杯でも、ハーフタイムにはザク美が登場していたというのに……! これでは東京は世界標準ではありえない!と言いたくなってしまいます。
相変わらずマスコットネタだと辛口全開になってしまいますが、これもドロンパのためを思えばこそ。特に、コンコース上でのイベントに関しては、本気で考え直す時期に来ていると思います。
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