わがチームは無失点で、今シーズン初勝利を飾った。

↑歓喜のセレモニーが続く
東京に桜の開花宣言が出て、我らがヒロシの誕生日でもあった日、東京はようやく今季初の勝利をホームスタジアムで飾ることができた。もっと得点はほしかったけれど、無失点で1-0というスコアで終わったことをまずは喜びたい。
この日のチームは、前2試合とはまるで違うように見えた。労を惜しまずによく走るし、セットプレーに対する守り方も違う。選手間での話し合いが実ったのか、コミュニケーションもよくとれているように見えた。
年に何回か、「こんなに頑張っている選手たちを勝利で報いてあげたい」と思う試合があるのだが、昨日はそんな試合だった。東京というチームをもっと成長させるために、現在の方向性と努力が間違っていないと自信をつけてもらうためにも、勝ってもらいたかった。この勝利は、本当にうれしい。
経験の少ないGKをみんなでフォローしようという姿勢もとてもよかったと思う。権ちゃんもナイスセーブを見せてくれたし、今回の無失点勝利は大きな自信になったはず。試合後の「お立ち台インタビュー」でのコメントも、素直で初々しく、とても好感がもてるものだった。権ちゃんの成長とともに、チームも勝ち点を重ねていきたいものだ。
この日はみんなが頑張っていてとても良かったのだが、いちばん印象に残ったのは平山。どういう心境の変化があったのかは知らないが、よく走るしヘディングも競るし、昨年とはまるで別人である。この「別人平山」が、1試合だけでなくシーズン終了まで続いてくれることを願うしかない。
要所要所で光るプレーを見せていた石川、梶山らしさがようやく見られたこと、今や東京には不可欠の存在になってしまった佐原……と、思い出しながら名前を列挙してみると、過去2試合にはいなかった選手名が多いことに気づかされる。スタメンの入れ替えと主力の復帰が、東京のスイッチを入れてくれたのかもしれない。
そして、米本。正直、羽生さんに代えて彼が入ったときには「大丈夫かな?」と不安になったものだ。過去2試合では、羽生さんが引っ込んでからの失点が増えていたし、試合終了約10分前という時間帯に、なぜこんなリスキーな交替をするのかよくわからなかったから。
でも、米本はそんな不安を一蹴してくれた。試合後には早くも「シャー!」をしてしまったりと(まだ早いぞ!(笑))、すっかりファンの心もつかんだみたい。東京では久々の「ちゃんと試合に出た高卒ルーキー」だけに(除:ユース出身者)、このまますくすく成長していってほしい。

↑本日の山形サポ様
山形は、前2試合の結果が偶然ではないことを証明する、いいチームだった。どんなサッカーをやるのかということが浸透しているという点では、東京よりも上だったと思う。わがチームは理想が高すぎるのか、悩みながら試合をしているようなところがあるが、まぁこれからだ。去年も「現実と折り合って」からのほうがいい結果を出していたような気がするしね。
リーグ戦は1週お休みとなり、ナビスコの2試合が続く。グループリーグは当然勝ち抜けなければならないけれど、若い選手たちを試して新たな戦力へ育てる場としてほしいとも思う。
佐原はなくてはならない存在だけど、1年を通してずっと活躍できるとは限らないのだから、平松や吉本の成長は不可欠。あと、実は今野がいないときの東京というのもけっこう楽しみだったりして(別に今ちゃんがよくないと思っているわけでは……!?)
というわけで、次は平日夜の柏へ。まだまだ夜は寒そうだなあ
(週間予報だと雨マークが!)。
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