
↑清水サポさん多数来場のおかげで1万2千人超え
相変わらず低調なれど、少しずつ復調はしてきたという印象の試合。石川選手&徳永選手まで怪我という情報が流れ、あまりのケガ人の多さに頭を抱えたくもなったのだが、出場停止明けの森重選手や、久々のフル出場の鈴木達也選手が頑張ってくれた。
コーナーキックからの得点なんて、久しぶりに見た。もしかしたら今シーズン初かもしれない。CKの回数だけは多くてもさっぱりチャンスにならないのがわがチームの悲しき特徴でもあったので、これからセットプレーがチャンスになるのだとしたら、実にいい兆候。
ただし、相変わらず「打つべきところでシュートを打たない」「後ろでのんびりパス交換をしているうちにミス→決定的な危機」という問題点は改善されないまま。何を怖がっているのかわからないが、とにかく「自信喪失」「スランプ」状態なのはまだ続いているようだ。
しかし、監督のコメントを読むと、ここ数試合でのどんより感がなくなって、第2戦への展望を語る前向きなものになっている。これは大変にいいことだ。各選手のコメントからも、一時期の暗いムードがなくなっているような気がする。
冷静に個々の選手を見れば、どうしてこんなに勝てないのか、順位が低いのかわからないというメンバーなので、この「夏枯れ」状態というか、欝状態というか……が回復すれば、もう少しいい成績を上げることはできると思うのだ。
次のステージへ進むためには、次戦でまず得点しなくてはならない。どんな形でもいい、きれいに作ることや崩すことを考えず、がむしゃらにゴールをめざしてほしい。東京はカップ戦には強いというイメージがあるので(とほほ)、カップ戦でいい結果を出し、それをリーグ戦での自信につなげていってもらいたいと思う。
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次期日本代表監督初のJ観戦は、昨夜の味スタだった。今朝の新聞のスポーツ欄を見ると、「御前試合で岡崎躍動」とかそんなのばっか……。FC東京のホームゲームで、結果は引分なのに、なんだか割に合わんなー。ま、いいけど。
気象庁も観測史上初と認める「異常気象」。それに「4年に1度」のW杯スケジュールが重なって、この夏のJは選手たちを消耗させる試合が続いている。ザッケローニさんも、日本のあまりの蒸し暑さに驚いているのではないだろうか。
しかし、試合スケジュールは年初に決まってしまっているし、猛暑だからといって日程をずらすことができないのは仕方がない。そもそも5月くらいには気象庁は「冷夏」とかいう長期予報を出していたくらいで、予報だってあてにならないのだ。
今後はさまざまな気候変動もありそうだから、夏に限らず、円滑な試合運営がしづらくなってくるのかもな~と思うと、ちょっと考え込んでしまうのである(今のところ、今年の冬は「寒い」という予報ですが……)。
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昨日発売の「エル・ゴラッソ」に、片野道郎さん訳によるザッケローニ監督会見が掲載されている。監督会見では通訳さんに難があって要領を得ない内容で不安だったが、こちらを読むと、ザックジャパン(笑)への期待がもてそうな気がしてくる(通訳版と翻訳版で内容が違っている部分もある!)。
改めて、通訳さんの存在は大きい!と思ってしまった。オシムさんの言葉があれだけもてはやされたのも、半分くらいは千田さんのおかげだろうし、今でもトルシエの顔とセットでダバディを思い出してしまうくらいだ(ジーコ時代はなぜかあまり印象がない)。何より、通訳がちゃんと伝えないと、ご本人の人間性まで疑われてしまいかねないのだから責任は重大だ。
ザッケローニ監督が結果を出せるかどうかも、半分くらいは通訳さんの双肩にかかっているかも。ぜひ、きちんと言葉を伝えることができる、優秀な通訳さんを付けてもらいたいと思う。
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