原博実代表監督代行による試合は2戦2勝。
土曜日のパラグアイ戦から選手を入れ替え、よりフレッシュなメンバーになっての「ヒロミジャパン」第2戦。長居スタジアム開催のせいか、関西出身の選手も多く、有望若手が好きな原さんらしいチーム。
前半20分までに2得点して(いずれも美しい展開で生まれた森本のゴール)、さらなる得点を期待……したかったが、その後は結局得点できず。それまでが楽しかっただけに落差が大きく、ちょっと不完全燃焼だったかも。グアテマラがあなどれないチームであることは充分にわかった。下手したら引分だったかもしれない。
新監督のザッケローニさんに引き継ぐまでのつなぎにすぎない2つの親善試合だったが、東京ファンは永遠に忘れないだろう(東京の選手はひとりも出なかったけど)。何年ものあいだ苦楽を共にした愛すべきヒロミが、日本代表を率いて見事に勝利したこの2試合。なんだか大事にラッピングして、心の奥底にしまっておきたいようないい思い出ができたような気がする。
この試合では、長らく代表を務めた楢崎選手が代表からの引退を表明した。「十年ひと昔」というが、プロサッカーでは「4年ひと昔」。次なる大会出場をめざす戦いは始まっており、メンバーは入れ替わりつつある。ささやかなこの大会は、ひとつの時代の終わりと始まりを示してくれた試合でもあったのだ。
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今夜は台風直撃の心配もある中、ナビスコ清水戦。得点しなければ勝ち抜くことはできず、失点も許されない状況だが、逆境こそがチームを強くしてくれるもの。東京の活躍で、別の意味で嵐を巻き起こしてもらいたい。信じてますよ!
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