
↑こんな風にどこかに隠れていたのか!?
2度目のホームゲームで、試合の行方とともに気になっていたのが「東京ドロンパの通常業務」だった。開幕戦のようなパフォーマンスをしない日には、彼はどんなことをしてお客さんを迎え、アピールするのだろう!? マスコットが東京というチームに何をもたらそうとしているのか、しっかり見ておきたかった。
ところが、シッポの先も見ることができなかったのである。
もちろん、午前中にフードコートで「お出迎え」をすることは知っていた。だが、指定席SOCIOの自分は午前中に味スタへ行くことはない。帰宅した後、ネット経由でコンコースにいたという事実を知ったが、それもまったく知らなかった。
何より残念なのは、観客席から一度も姿が見られなかったことだ。コンコースやフードコートでは、一部のファンの目にしか触れることはできない。たくさんの人に見てもらって認知されてこそ、東京ドロンパというマスコットが愛されるようになるのであり、ひいてはグッズの売り上げ向上にもつながるはずだ。
さらに「あらちゃんの東京日記」さんでは、気になる発言を読んでしまった。村林社長いわく、今後も東京ドロンパはピッチに登場することはないというのだ! いったいどういうことなのだろうか。
ピッチはサッカーを楽しむためのところだからだそうだが、それならば鬼太郎やねずみ男やガチャピンやムックはどうなのだろう。外様のゲストはピッチに入れるのに、自前のマスコットが入れないとは、東京ドロンパがあまりに不憫である。
今後も「明日の試合では○時○分から30分間、どこそこでお出迎えします」と公式サイトで知らされるだけの存在ならば、それまでのノッポンやピカチュウや味パンダと何ら変わらないということになる。せっかくいろいろ準備して、ファンたちの反応も上々なのに、何とももったいないことをするものだ。
結局のところ、マスコット導入にいちばん難色を示していたのは社長だったのかもしれない。その昔も「お面でもいい」とか、マスコット好きには理解しがたい発言をしていたし、バルセロナをお手本にする以上はマスコット製作は苦渋の決断だったのだろう。
それでも、東京ドロンパは誕生してしまったのである。それならば、この存在を最大限に盛り上げ、「味スタを満員にする」ための手段のひとつとして大いに利用すればいいではないか。
神聖なピッチにマスコットが足を踏み入れるのがイヤならば、ピッチの周囲を周回するだけでいいのだ。ハーフタイムの「世界一美しいスタジアムへ」の横断幕と一緒に歩くのもいいし、試合後は選手たちと一緒にファンに挨拶をしてほしい。そして、いつかはドロンパの「シャー!」だって見てみたいのだ。
アウェイサポにとっても、東京ドロンパがピッチにいるかどうかで印象が違ってくるだろう。コンコースにいるだけでは、アウェイサポが彼を見ることはほぼ不可能だ。アウェイ観戦の目的のひとつが「相手チームのマスコットを見る」という私みたいな観客はゼロではないと思うのだが……。
このままではせっかくの東京ドロンパが、浦和のレディア(やっと名前を覚えた!)みたいな「幻のマスコット」になってしまわないとも限らない。何もこんなところで浦和のマネをしなくても~と思ってしまうのだが……。
わがクラブがある意味、社長のワンマンクラブである以上、今後も「ピッチに登場させない」方針は変わらないのだろうが、ファンの声が集まればドロンパを観客席から見られるようになるかもしれない。東京ドロンパの地位向上を願う方がいらっしゃったら、ぜひ「FC東京ご意見箱」にご意見を寄せていただきたい。ぜひご協力をお願いします!

↑バッドくん。味スタでの特撮もののロケみたいですな
「勝ったのはいいけど、ドロンパがいないんじゃね~」とスタジアムから帰る途中、ペデストリアンデッキの上で山形サポ様の「BAD」に遭遇。サッカーボールとドクロが合体した、なかなかキョーレツなキャラクターである。
「この方はどういう方なのでしょう?」と聞くと、「フツーのサラリーマンです」……いや、キャラについて聞こうかと思ったのだけど(笑)。いただいたチラシにURLがあったのでご紹介しておくけど、東京在住の山形サポ様たちで、吹雪の山形にも行っていたそうだ。
今年はナビ杯での対戦もあるので、国立競技場でも会えるかな?(アウェイ山形戦は平日なので見に行かれそうもない)。ちょっと楽しみだ。
彼のおかげで、東京ドロンパに会えなかった寂しさが、ちょっとだけ癒されたのである(笑)。
↓ドロンパを救うためにもぜひよろしくお願いします


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