携帯からの更新がうまくいかない!と試行錯誤しているうちに急転直下の激震である。今はただ、残留だけを目標に新監督にすべてをゆだね、力一杯応援していくしかない。
就任当初に社長が「切り札」と呼んだ城福さんを切るまでには、クラブ側も相当な決断をしいられたにちがいない。またファンにとっては、道半ばだった城福サッカーの完成形を見たいという思いもある。でも、今は残留という至上命題を達成しなくてはならないとき。残念ではあるが、仕方がない。
個人的には、最近の城福さんの表情や外見が気になっていた。日々やつれ、うつろになり、采配も後手にまわり、どんどん追い詰められていく様子を見ていて、城福さんとシーズンを終えたいけれど、それを望むのは酷なのかもしれないと思うようになった。ご本人も無念だとは思うが、しばらくは休養して鋭気を養っていただきたい。
それにしても、監督というのは大変な仕事だと改めて思う。以前の原さんも、急に白髪が増えた時期があった。もちろんそれを承知で仕事を引き受けたのだろうが、ご家族をはじめ、大変な心労だったと思う。
今シーズンのチームの成績にはもちろん満足はしていないが、それが監督だけの責任だとは毛頭思わない。緊縮財政やクラブの事情など、内部をわかっているからこそ無理を言えずにひとりで責任を負う羽目に陥った面もあるだろう。そういう意味では、監督解任ですますことなく、フロントもしっかり責任をとるべきだとも思う。
城福さんがいたからこそ、東京にきてくれた選手もいる。今やチームに欠かせない羽生さんもそうだし、すべては彼の大怪我から始まったのかもしれない米本選手もそうだ。彼らの気持ちを考えるとさらにやりきれないが、ここは切り替えるしかないのだろう。
監督の首をすげ替えるのは、カンフル剤としては効果的かもしれない。効果は持続しないので、残り10試合ほどとなった今こそが最適な時期なのだろう。
最重要な選手を怪我で失っても補強ももらえず、チームを束ねられるようなベテランもおらず、年齢的にはユースチームのような布陣で、ここまで頑張ってきてくれた城福さんには感謝の言葉しかない。いずれもっと舞台を整えることができたら、ぜひもう一度東京で指揮をとっていただきたいとも思う。
02年以降のファンなので、大熊時代のことはまったく知らない。だが、大熊監督も代表での経験を重ね、指導者としての実力も増していることだろう。怪我人が多く、自信を失ったチームをわずかの時間で立て直すのは至難の業だろうが、どうか頑張っていただきたい。まずは、選手とサポーターに笑顔を取り戻させてもらいたい。本来であれば、こんな順位に沈むはずのない選手たちなのだから……。
携帯なので、言いたいことをすべて書けていないような気がするが、今日はとりあえずここまで。城福さん、今まで本当にありがとうございました。
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