日本がアルゼンチン戦に勝利したのは史上初となる快挙だった。
心が湧き立つようなすばらしい勝利。しかも、相手はまさにAクラスのアルゼンチン代表で、メッシも90分間フル出場。危ない場面は何度もあったが、川島のセービングもあってがっちり守り、値千金の1点を守ることができた。ザッケローニ新監督にとっては最高の船出といえるだろう。
わが東京からは、今野&権田両選手が選出。今ちゃんはセンターバックでスタメン出場した。左サイドには長友選手がいるし、何だか懐かしかったなー。これで、名実ともに「今野=センターバック」になるのかな……。ちょっと感無量だった。
それにしても、日本代表の「海外組」の多さよ。これも、W杯での結果があったからこそだろう。選手たちがあたりまえのように海外でプレーをするようにならないと、W杯で互角に戦うのは難しいんじゃない!?なんて思っていたのはほんの少しばかり前のことなのに。先日のW杯をきっかけに日本サッカー界の時計は大きく進んだようだ。
そして、Jリーグの選手たちも「海外組」とまったく遜色ない活躍をしてくれていたことがうれしかった。昔は「やっぱ海外組はうまいなー」というところがなきにしもあらずだったけど。「代表」という名のもとに、所属クラブからあたりまえにやってきて、あたりまえに戦う……こんな普通のことが普通にできるようになったんだな~。
ザッケローニ監督はすばらしかったと思う。なんというか、本気で日本代表の監督をしに来てくれたんだなという印象をもった。スポナビの監督会見を読んだが、対応もパーフェクト。何よりもJリーグを評価してくれているのがうれしい。東京の試合もすでに何試合も見てくれているし(いい監督さんが来てくれたことに感謝。さすがヒロミだ!←つい調子がよくなってしまったw)。
埼玉スタジアムは満員御礼の大盛況。ダフ屋もチケット難民も大量発生していたようだ。これに気を良くして、JFAがチケット値上げやら何やらを画策しないように祈りたい。勝利の興奮はあっという間に冷める。せっかく盛り上がった代表人気をJにつなげ、「サッカー」というコンテンツをもっと盛り上げていってほしいのだ。
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しかし、ほんの数ヶ月前、「こんな状況で南アフリカへ行って大丈夫なんだろうか」と心配していたことが嘘のようだ。ひとつのきっかけでこんなにもポジティブに動いていくことってあるんだねえ(もちろんそれに至るまでに大変な努力があったのだけど)。
東京もこれからだ!と、改めて思ってしまった。今までいろいろうまくいかなくて、負の連鎖がつづいていたけれど、皆が必死で努力をしている。ここで方向転換して、プラスの方向へ進めるようにしよう。大丈夫、きっとできるよ!(と、意味もなくポジティブになれちゃうくらい、今日の結果はうれしいです。ノーテンキですみません。まだ試合が終わって数時間しかたってないのでw)
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