お互い得点は入らなかったが、実にいい試合だった。
南アフリカに旅立つ前、ホームで行なわれた日韓戦では見るも無残なボロ負けだったことを思うと、よくぞここまで立ち直ることができたと思う(同じように、東京にも立ち直ってほしい!)。
後半のアレはどう見てもハンドだろうとか、パク・チソンがいたらもっと苦労したかもしれないとか、今ちゃんがとにかくよく頑張っててすばらしい!とか、断片的な感想はいろいろあるけれど、誰でも思いつくようなことばかりだから別にいっか。
ザッケローニ監督にとっては、初の日韓戦。日本にとって、韓国が特別なライバル国であることがよくわかってくれたのではないだろうか。南米なら「ブラジルVSアルゼンチン」、アジアなら日韓戦ということで(大げさか!?)、いずれはもっと世界が注目するカードになってくれるといいと思うのだ。
2010年の日本代表の試合はこれにて終了。なんというか、代表にとっては今年は実に「濃い」1年だったなあ。私自身の反応も、きれいに手のひら返しである(笑)。まさか、こんなに希望に満ちた心境で2010年を締めくくるとは思わなかった。今年の代表戦がこれで見納めとはもったいないくらいだ。
それにしても、日本代表のセンターバック(スタメン出場)と、韓国代表のセンターバックがいるJリーグのクラブチームが残留争いに片足を突っ込んでいるというのは何ともせつない話だ。そういえば、サブメンバーにはGKもいたわけだし。彼らには、ぜひ代表での経験をクラブにフィードバックしてもらって、今後は戦っていくしかない。
というわけで、週末は仙台観光……じゃなくて、試合を見に行く予定。いや、「見に行く」じゃなくて「応援」しなきゃダメだな。アウェイ指定ですが、気持ちだけはしっかり応援しないとね。ホント、このままじゃ終われないよ!
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