うーむ、「ナビスコ決勝で勝った相手には勝てなくなるの法則」でもあるのだろうか。ホーム味スタでまたも勝てず、多摩川クラシコは4連敗(たぶん。確認する気にもならん)。
諸事情あってスタジアム観戦ならずで、MX-TVで生視聴。MXの前田さんの解説は、東京に対して涙ぐましいほどにポジティブシンキングで、痛々しさまで感じてしまった。そんなまでしてムリヤリ東京のいいところを見つけなくてもいいってば……と言いたくなったほど。
「川崎は足が止まってますからね」と繰り返し言った矢先に、ジュニーニョの2点目。言い方を変えれば、川崎の足が止まろうと東京が攻勢だろうと、一発で決められる選手が川崎にはいて、東京にはいないということ。東京は確かに攻撃はしていたが、あれだけミスが多く精度が低ければ、決まるものも決まらないだろう。
2失点目のきっかけは森重選手のミスかもしれないが、唯一の得点も彼のものだし、彼を戦犯扱いするのは間違い。この日の東京は全体的に出来が悪く、ミスが多かった。せっかくここまで上向きに来ていただけに、どうしてこうなってしまったのか残念でならない。
今シーズンは試合終盤に失点して負けることが多かったが、シーズン終盤でバタバタと失速するようではまっさかさまに降格していってしまう。ここは何とかふんばってほしい。
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それにしても、残留争いというのはキツいものだ。これまで対岸の火事として楽しんできたことが、こんなにもしんどいものだったとは。以前は、「入替戦の廃止は反対~!」なんて思っていたが、入替戦なんてモノまでやらされたとしたら本当に心臓に悪い。なくなってくれてよかったと思ってしまう。
心が弱いファンといわれればそれまでだけど、正直にいえば、私は今の状況をまったく楽しめないし、スリルも何も感じない。ただただツラくて、この苦境が早くいいほうに終わってほしいと願うだけだ。
本当は、観戦も何もやめてしまって、後で結果だけ見て「ああよかった」か「ダメだったか」を確認するだけならどんなにかラクかと思う。しかし今年はとことん付き合うことに決めたので、もう少し我慢するのだ。
もし第三者だったら、ホームで2回しか勝てない(しかも味スタでは1度だけ)チームは落ちてもしょーがないよね!と評価すると思うけど、当事者だからそうはいかない。ありったけの希望をかき集めて神頼みをして、今さら愚痴や文句を言っても仕方がないので、ただ「頑張ってくれ」「踏ん張ってくれ」「気持ちを見せてくれ」と祈るしかないのだ。
16位の神戸とは、いよいよ勝ち点1差。まだ自力で残留できる状況なのを幸いと思わなくてはならない。あまり悲壮感にとらわれてもいいことはないと思うので、まぁ信じて応援するしかないんでしょうな~。特定のチームをしっかり応援することって、まさに人生の縮図だね。今までのほほんと過ごしてきた罰があたったのかもしれないなあ。
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一方で、J1の優勝は名古屋グランパスに決定。ここ数年、最終節までもつれた優勝争いは、3節を残してあっさり決まってしまった。で、同じように最終節までもつれる残留争いは、今年ももつれそう。
過去に、優勝のキャスティングボートを握ったこともあるわがチームは、今年は残留争いの主役~! 残り3試合分のJリーグ記事の主役は、東京と神戸になることが決定した(笑)。
こんなことで主役になりたくなかったけれど、集まる注目をヤル気とエネルギーに変えて、最後の最後まで頑張ってほしい。「やっぱり残留争い慣れしてるチームのほうがしたたかだね」なんて言われないように!
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