
↑カメラを濡らしたくないので写真はこれだけ
ナビスコの初戦だから若いメンバーを使うのでは!?と予想していたのだが、送られてきたスタメンメールには「代表組を除いてベストメンバー」がそろっていた。「今年は必ずタイトルを獲る」と豪語した城福監督の、ナビ杯への意気込みが感じられるような気がしたのだが……。
終わってみれば、3-1で敗北。対する柏のほうは、ほとんどがサブメンバーだったそうだ。サブメンバーで快勝して、彼らに自信をつけさせることができた柏と、ベストメンバーで結果を出せなかった東京。東京の受けたダメージは、「敗戦」という事実以上に大きい。
柏の2点目は美しいFKが決まったものだし、3点目に関してはそもそもなぜPKだったのかよくわからず(アウェイ指定席からはほとんど見えなかった)、権田のセービングはあとひといき!という惜しいものだった。また、東京側にも、クロスバーを叩くなどの惜しいシュートはいくつかあった。
が、終わってみれば、3-1というスコアは妥当なものだといわざるを得ない。もし佐原がいなかったら、もっと失点していたかも。3失点ではあるが、権田に関してはだんだん良くなってきたという印象がある。「守備がダメだから」というエクスキューズはもう通用しなくなっている。
UEFAチャンピオンズリーグの中継では、前半と後半の終了後にいろいろなデータが出るのだが、その中に「パス成功率」というのがある。リヨンやポルトクラスで60%台後半、チェルシーやユベントスあたりになると70%台後半という数字が出るのだが、絶好調のバルセロナになるとたまに80%を超えたりもする。もし東京だったら……と考えると、50%いくのかどうかもあやしいような!?
人がたくさんいるところで細かくパスをつなごうとして相手に渡してしまったり、ちょっとした判断の遅さで相手にボールを取られてしまったりといった場面がものすごく多い。そのたびに相手は一気に攻撃に転じてシュートまでいってしまうので、見ているほうとしては気が気でないのである。
失点するとますますパスに頼り、攻撃が遅くなる。昨日も、前半はなかなか良かったけれど、後半は浦和戦のリプレイを見ているかのよう。東京のゴールが間近で見られるぞ!と期待していた後半だったのだが、ほとんどチャンスがなかったような気がする。
セットプレーのチャンスが多かったのに、ことごとくムダにしていたのも残念。相手チームのCKだと脅威を感じるのに、東京のCKだと「だめだ~こりゃ~」と思ってしまうのはなぜ!? 実際に蹴ってみると、「ミスキック!?」みたいな球が多いことにもガッカリである。もっと精度を、練習を!
全体的に覇気がないのも気がかりだ(除:佐原)。本人たちは反論するかもしれないが、私の目には淡々とプレーしているようにしか見えなかった。失点すると下を向いてしまうのも変わらない。
昨年の長所を伸ばして、欠点を克服してほしい!と思っていたのに、昨年の欠点はそのままで長所が全部消えてしまったように見える。監督もメンバーも変わらないのに、何があったのだろう。そういえば、今年は選手交替もことごとくはずれていることも心配だ。
しかし、4日後には容赦なく次の試合がやってくる。この状況を打開するためにできることがあるのなら、何にでもトライしてもらいたい。試行錯誤に費やしてもいい時間は、もうそろそろ限界のはずだ。
◆
それにしても、寒かった!
柏駅にはわりと早めに着いたのだが、この寒さの中に長時間外にいるのは不可能だと判断して、駅ビルで時間をつぶし、キックオフ直前にスタジアムへ着くよう調整してしまった。完全防寒装備だったので寒さに震えることはなかったけれど、それでもかなりキツかった。
席は、今年から新設された「アウェイ指定」。6千人も入らなかった試合だけれど、アウェイゴール裏とアウェイ指定だけはしっかり人がたくさんいた。そういえば、バックスタンドなんかガラガラだったもんなあ。
周囲が青赤な仲間だけだと思うと、余計な緊張感を強いられることもないから、観戦するほうは気が楽だ。指定席でアウェイチームを応援したいという層は一定数いるわけだから、「アウェイ指定」のような席種設定はいい試みだと思う。東京でも、アウェイ寄りのSAやSBでやってみてはどうだろうか。
帰りは、疲れて眠りこんでしまい電車を乗り過ごしたりと、もう散々(笑)。この試合のためにフジ729を契約しないでよかったよ……それだけが、昨日の「よかったこと」かな。日曜日は頼みますよ!
↓せめて応援してやってくださいまし


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