勝てないからワクワクできないというのはあたりまえとして、それ以外の部分でもトキメキが少なかった。降格を機会に、スタジアムイベントなどもしっかり見直してもらいたいと思う。
来季で10年SOCIOになるのだが、スタジアムイベントは毎年同じもののルーチンワーク、しかも年々スケールダウンというか情熱が感じられなくなっていると感じてしまうのは気のせいなのだろうか。「ブラジルデー」なんてその最たるもので、しょぼいサンバを聴いていると、閑散としたシャッター商店街のイベントみたいで、来場してくださるブラジル大使館の皆さんに申し訳ないと思ってしまうレベルだったりするのだ。
幸か不幸か、来年はより予算がなくなるだろうから、スタジアムイベントにも制限が出てくるだろう。だからこそ、お金ではなく頭を使って、いろいろなことにチャレンジしてもらいたい。今までやってきたイベントなんて、どれもなくなっても構わないから、イチからやり直そう!(いろいろしがらみがあるかもしれないけど。個人的にはドロンパが登場してくれればOK!)
たとえば、フードコートを充実させて(出店料ってとれないのかな?)、チケット半券で出入り自由にするだけで、味スタはずいぶん盛り上がるのではないだろうか。味スタ周辺が縁日のようになれば、観戦予定のない近隣の人も立ち寄るかもしれないし、気が向いたら当日券で入場してくれるかもしれない。
また、来年は遠方アウェイや日曜開催が多くなるから、アウェイ遠征が難しいという人も出てくるだろう。その分、味スタで対戦相手の地方の観光や食を紹介するのも楽しそうだ(今年のホーム最終戦での山形紹介はなかなか良かった!)。
残念ながら来年は「多摩川クラシコ」は開催できないが、「東京ダービー」がある。ヴェルディとのコラボなんて考えられない!とクラブ側は思っているかもしれないが、首都・東京のサッカーを盛り上げるために協力しない手はない。クラブ側がきちんと計画することで、暴走する客の抑止力になることもできるだろう。
あるいは、もし来年も「鬼太郎デー」をやるのなら、「ガイナーレ鳥取」との試合の日にしよう!とかね(鬼太郎ダービーですな)。
とにかく、決まりきったイベントよりも、「今週は味スタに行くと何があるんだろう?」とワクワクさせてくれるような仕掛けがほしい。それは決して「お金がないからできない」というものではないはず(「J2白書」を読んで参考にしよう)。
「あー、今年も「●●デー」か~。もうわかってるから見なくてもいいや~」みたいなマンネリはもう充分。東京のスタッフさんにはいろいろなアイデアを出してもらいたいし、社長さんも聞く耳をもって、スタジアムをもっと盛り上げてほしいな。お願いします(ホントいっつも要望ばかりでごめんなさい)。
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