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映画「エリックを探して」

「エリックを探して」という映画を見てきました。

監督はケン・ローチ、そして製作総指揮はなんと、エリック・カントナ! カントナは本人役で俳優としても出演しています。



舞台はイングランドのマンチェスター。主人公のエリック・ビショップは50代の郵便局員。最初の妻とは離婚し、2度目の妻は2人の連れ子を残して家出。荒れた家で、難しい年頃の2人の息子(うち1人は人種も違う)との関係に悩む日々が続き、ついには、パニック障害から交通事故!

そんな出口のない日常で、エリックはヤクを吸いながら部屋のエリック・カントナのポスターに語りかけます……と、背後から返事が。振り返るとそこには、永遠のヒーロー、カントナその人が!



劇場のパンフレット売り場に、「ケン・ローチ初のハッピーエンド映画」と書かれていて、思わず「なるほど~」と思ってしまいました。どこかほろ苦いというか、一筋縄ではいかないというか、そういう作品が多いケン・ローチ作品ですが、この映画に関していえば、見た後にすっきりと元気になれる後味の作品に仕上がっています。

たぶん、そうなった最大の理由が「エリック・カントナ」という存在。見方を変えれば、これはエリック・カントナというスターのアイドル映画でもあるわけですが、彼自身が製作総指揮を務めた作品がこういう映画になることは必然だったのでしょう。

それにしても、この映画のエリック・カントナは本当にカッコいい! 選手時代に比べればもちろんちょっと太めなおじさんになっていますし、服装もジャージ姿が多いのですが、彼の言葉や仕草のひとつひとつが本当に存在感があって、素敵なのです(声もいい!)。また、映画の中で登場するプレミア時代のプレーもお楽しみのひとつ。

そのカントナの助言を受けながら、人間として再生していくダメな方のエリックの姿にも勇気づけられます。彼を取り巻く状況は楽観できるものではありませんが、そこで終わってしまわなかったのは、カントナのおかげではなく、彼の友人たちのおかげ。

職場を中心とした古くからの観戦仲間たちは、何があってもエリックを見捨てることなく、サポートし続けます。映画に登場するカントナはエリックの妄想の産物だったのかもしれませんが、彼の友人たちは限りなくリアルな存在なのです。



この作品、サッカーファンであればより楽しめることでしょう。いや、サッカーファンじゃなければ「なんでケン・ローチがこんな甘い映画を撮るんだろう?」と思ってしまうかも。

映画のロケは主にマンチェスターで行なわれたそうですし、パブでの会話なども実に興味深いものでした。マンチェスター・ユナイテッドファンも一枚岩じゃないんだな~と思ったり、あんなにユナイテッドを愛していながらもエリックが10年以上もスタジアムに行っていなかったり……。

試合の中継を見ているだけではわからない、地元のファンの現状や人々の暮らしが描かれているのも、この映画の魅力のひとつでしょう。

私自身は、マンチェスター・ユナイテッドはどちらかといえば「好きではない」部類に入るのですが、それでも「サポーターはどこも変わらないな~」と感じて、少しユナイテッドファンになっちゃいましたよ! あ、映画を見ていたときだけですけどね(笑)。

とにかく、見た後に元気になれる映画。おススメです。劇場を出た後、北風が冷たくても、襟をキュッと立てて向かい風を浴びながら歩き出したくなるような作品。襟がついていない服を着ていたとしてもね。


「エリックを探して」公式サイト


ちなみに、東京では、渋谷のbunkamuraル・シネマと、有楽町イトシアのヒューマントラストシネマで上映されているだけ。もっと上映館数が増えてほしいですね。ル・シネマでは火曜日、ヒューマントラストシネマでは水曜日に1000円で鑑賞できるので、平日がおススメです。
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